タイトルはギャグっぽいですが、ちょっと切ないお話ですね。
怪我をして助けられたのが縁で、マスターと秘密を共有することになったヒロイン。
彼は愛ゆえに、普通の女の子としての彼女の幸せを守ろうと、世界を救う使命を捨てさせます。
「危険な目に遭って欲しくない」という動機は誰もが共感できる優しいものだったのに、結果とった行動が監禁凌辱……どうしてこうなった。笑
ヒロインが別れを告げに来たと知り、「俺から逃げるの?」と声のトーンが変わるところが、ヤンデレみ溢れてて堪りません。
脱がせ方が分からず、仕方なく引き裂いた衣装の破れ目から覗く肌のエロさに味を占めて、2回目のHでもまたやっちゃうマスター。
触手に攻められるヒロインを想像して興奮したのといい、ステッキ挿入といい、いい趣味してますね。笑
「これが魔法少女の味……」と感動していたのに笑っちゃいました。
俺が一番の悪党かも、と自認しているマスターですが、彼は一般人……なんですよね?
・頭を掴んでイラマして、精液を「飲んで」とにこやかに要求
・ステッキを折るという脅迫と媚薬で、抵抗する気力を奪う
・虐めたくて堪らない発言
など、ドSとしか思えない傍若無人ぶりなので、実は人間のふりした魔王でした!みたいなどんでん返しがあるのかと思ってたら、そんなこともなく終わって驚きました。
普通の人があれだけのことをやった、というほうが怖い気もします。
ヒロインは「分からない」と言ってましたが、自覚がないだけでマスターへの好意はあったんじゃないかと。
自分を犯した男のところに再訪するばかりか、出されたココアを素直に飲んじゃうなんて無防備すぎるし、ちゃんとお別れしなきゃ、という義理固さだけでは説明がつかない行動な気がします。
本当は戦いの日々に疲れ果てていて、このままマスターが自分を攫ってくれればいいと、心のどこかで考えちゃってたんではないかと思ったんですが、深読みしすぎですかね……。