内容に惹かれて購入しました。
切実な雰囲気で「自分は淫魔です」と声をかけてきた美青年を興味本位で家に連れ帰ったら、取り返しのつかない大変なことになってしまったお話です。
冒頭から弱気な印象溢れる声で声がけされます。
しっかりアンケートや募金などではないと否定しますが、その後に続く言葉が「僕とセックスしてくれませんか…?」なので一気に胡散臭くなるところが可愛いです。
そんな終始弱気な淫魔くんを、ヒロインは興味本位で家に連れ帰ります。
帰宅したら即濡れ場な流れも話が早くていいなと思いました。空腹ですしね。
濡れ場は、最初はヒロインが積極的に触ったりしていたのですが、気持ちいいのに空腹でイけないので彼がヒロインを気持ちよくする側に。
この辺りはゆっくり丁寧に、ヒロインの様子も見つつしてくれます。
様子が変わるのは、彼の空腹がある程度満たされてからでした。
ヒロインの反応や彼のセリフを考えると、彼の性器は恐らくかなり大きいと思うのですが、それを挿入される上に「まだ全部入っていないので頑張ってください」「力抜いてください」と言われます。
また、「言ってなかったですが…」と唾液や精液の効力などを明かしていきます。
彼のセリフは特に「気持ちが良すぎてイキっちゃいました」が印象に残りました。いや、ここはイキってくれていい場面だと思うんだ…実際個人的にはイキってるって思わなかったし。
弱気だろうがなんだろうが、彼も淫魔の端くれだな…と実感しました。
淫魔の恩返しって、よく考えたら人間にとっては辛いものですよねそりゃ…。
ヒロインの好奇心や彼の腐っても淫魔という事実が重なったお話ではありますが、このままではヒロインの寿命が危ういので、彼には弱気な部分をなんとかしてもらってあともう何人か彼のお腹を満たしてくれる方を捕まえてもらわないといけないな…と思いました。
一時間ほどでさっくり聴けますので、気になった方はぜひ。