悠季さんのレビュー一覧

もうすぐ続編が出るということでレビューさせていただきました。

尋問官のリオと反逆の疑いで捕らえられたヒロイン。
媚薬を用いて焦らしに焦す、前ではなく後ろを使うなど、尋問拷問らしい(後ろはリオの趣味ですが)要素があってとても好きでした。
話が進んでいく中でも、今までとは違いヒロインに興味を抱くリオや強気なヒロインがとても好きだなと感じました。

終始ほの暗い雰囲気で進み、何やら謎も残りましたが、余韻の残る終わり方がとても良かったです。
今までとは違い、ヒロインに何かしら興味を抱いているリオ。最終的には所有物としてヒロインを自分のもとに引き取ることになりますが、本編後の話も含めて彼らがこれからどうなるのかつい気になってしまいました。

今回の椎名さんは低めでセクシーなお声で、彼の感情が現れる時にも彼らしい驚きや笑いを表現されていてとても良かったです。

続編も楽しみにしております。

男性受け、CVがスキマチェリーさんということで購入しましたが、とにかく絆お兄ちゃんが面白い作品でした。

四年ぶりに帰ってきたお兄ちゃんと再会した妹ちゃん。
初っぱなからギャグ要素が満載でとても笑ってしまいました。殴られ声がとてもそれらしかった……
アニメ調なSEも良く、演技と合わさってとても笑いを引き立てていました。
コメディな雰囲気で進みながらも、時おり昔話や和やかな雰囲気になり、またそこからのコメディへの切り替えもとても良かったです。

自慰をしているところを妹に見られてしまった絆お兄ちゃんですがまぁ情けないし、泣くわ泣く。色んな泣きがありました。彼氏がいるんだと一人先走って泣く、妹にしごかれて泣く、乳首を攻めながらしごかれて泣く……主に感じながら泣いていたような気がします。

なんやかんや相思相愛であることがわかる2人ですが、挿入以外は妹ちゃんが攻めてお兄ちゃんが感じながら泣く構図でとても笑いました。妹にも快楽にも弱い絆お兄ちゃん、最高です。

チェリーさんの演技も、今までのキャラとはまた違ってすごく喋るしテンション高いし珍しいなと思いました。さすが、喘ぎはいつもの通り素晴らしかったです。泣き喘ぎも大変堪能させていただきました。

「勝気な女傭兵は元団長のデカ◯ラに貫かれる～悪堕ちラブラブ種付◯交～」の対になる7作目です。

ヒロインのいる商業都市にきた国王のリヒトさんは、領主を処罰して、最前線となるここにとどまることになります。

とある夜、あることを相談に行ったことで、リヒトさんの優しい態度と声と聖剣の力の記憶操作により、ヒロインはウォルターのことを忘れさせられ記憶を上書きさせられてしまいます。
精神力が強いヒロインはすぐに忘れることはなく、そこにウォルターへの愛を感じ、でも重ねられる記憶操作で、だんだんと洗脳にかけられていきます。
記憶操作や洗脳の際の反響するようなSEや編集がとても良かったです。

耳舐めや耳フーもあり、個人的にはフェラ(お掃除も含め)があると、大変嬉しくなるので良かったです。帰ってきたら口でするのは世界観として共通なんでしょうか……?

トラックが進むごとに、リヒトさんの目的や本心も判明していきます。世界のために、聖剣を手に人外の力を振るうリヒトさん。
悪人じゃないけど善人でもない人、孤独ゆえの愛がほしい人だなと思いました。完璧であるがゆえに孤高で、何か欠けていて空っぽでそれを埋めたがった人だなぁと感じました。
彼の正義は人間側として見れば正しいもので、使命を背負いそのために彼も聖剣を振るっていた。そんな中で惹かれる人に出会って「ほしい」と思ってしまったのは完璧な人間に起こったバグだなぁと思い、とても好きな人でした。

収録されているSSはトラック6直後の話なので、読むことをおすすめします。ヒロインとウォルターの愛、リヒトの愛、それぞれの思いが伝わってきて、本編により深みを持たせてくれています。

忘れられなかった愛する男と再会し、犯され凌辱され、それでも愛して、共に堕ちていく。

5年前に行方不明になった元団長のウォルターと再会したヒロインちゃん。嵌められた真実を教えると時計塔に来るように言われますが、彼は人ではなく魔人となっていて、捕らえられてしまいます。
以前よりも激しく愛もなく、人前でも羞恥と恥辱の限り犯されますが、とある夜の会話では、彼の本心らしい心情が吐露されます。

お互い愛しているのに、人と人ではなくなったものでは道は交わらない。それを強引に引き寄せて奪って閉じ込めた。
本当は忘れられなくて未練があるけれど、人ではなくなった今、どうにかできるわけもなくて、なら奪ってしまえばいいっていうのが切ないけど良かったです。
もう元に戻ることはできなくて、これから殺戮と略奪の限りを尽くすことになる2人は、もう地獄に堕ちても離れず一緒にいるのでしょうね。

ウォルターの柄の悪さと笑いがトウマさんのお声で素晴らしく表現されていて、とてもよかったです。時おり優しい声で話しかけるところのギャップも大変良いものでした。個人的には、トラック5の「いい子だ、いい子」の優しい声が好きです。

会話の中で前作のキャラかなという人物が出てきたりして、世界観の繋がりもより明確になりました。
SSも読むと、よりウォルターとヒロインの心境がわかるので、ぜひ音声と合わせて必読です。

お世話をしているお嬢のことが好きな塩屋さん。女の子として抱かれたい願望もあり、かなり性癖も拗らせている様子。
自慰をしているところにお嬢が現れ、なんやかんやと抱かれることになるけれど、なんとお嬢は経験豊富で童貞の塩屋さんはたじたじ。それでも挿入したりされたりとなんやかんやお嬢との行為を喜んでいる塩屋さん。
最終的には夢だと思いこんで抱かれていた塩谷さんなのですが、心の声なしありでは話の受け止め方が違うくらいに彼のテンション、内面が大暴走です!!
心の声なしから聴くことをおすすめします、なしでも充分に笑うのですが、ありはその倍以上すごいです。笑いまくりですし、塩屋さんこの時こう思ってたのかというのが、物語を一度聴いているのですんなり頭に入ってきます。
基本的に心の声の方がテンションが高く、そのギャップ、落差についついツッコミをいれまくっていました。
笑いまくって楽しい思いを味わえる作品で、さらには幸せそうな塩屋さんに「良かったね……」と思わずにはいられませんでした。

生徒会長の宮永誓くんと新しく学校に赴任してきたカウンセラーのヒロインのお話です。

賢くて大人を相手取ってもひけをとらない宮永くん。カウンセラーの先生であるヒロインのこともあれよあれよと手玉に取ってしまいます。
先生と生徒というシチュエーションで、生徒が先生を翻弄する展開ですが、この作品はそれだけでは終わりません。
先生が新聞部の手伝いをした翌日のある一言から、逆に先生に引っ掻き回されてイライラしてしまう宮永くん。
大人びているけど、結局は大人になりきれていない○どもという印象で、トラック4,5は聴いていて楽しかったです。大人らしい雰囲気から年相応の高校生になる瞬間にニコニコしてしまいました。その変化もしっかりと演技で表現されているので、必聴です。

100DL達成記念の「宮永くんと逆上せる夏」、特典音声での「宮永くんの告白」では、本編その後の彼と先生が見られます。本編よりも○どもらしく年相応になりはしたけどまだまだ先生を翻弄している彼や、会えないことに不満げで可愛らしかったりして、やっぱりまだまだ○どもな彼が見られるので、本編と合わせると、彼への印象の変化、可愛さがより増すので、ぜひ聴いてみてください。とても可愛らしいですよ。

敵国の王子であるユーリィと貢物としてやってきた姫であるヒロイン。

最初から容赦なく乱暴に扱われるものの、どこか優しげなところもあり、酔っ払った時には昔話や本心と見られるようなものも吐露して、ただの悪い王子ではなさそうなユーリィ。
ある時、以前ユーリィが酔っていた時に話した昔話じみたことを覚えていたヒロインは、ユーリィの部屋の本棚をあさります。見つけたのは一冊の童話。それは、ユーリィとヒロインを繋ぐ大切なもの。
それを見たユーリィは、それまでの鬼畜具合からうって変わって、声も態度も優しいしちょっと可愛らしいです。少しツンデレなところもあるかなと思いました。それまでは国の王子としてのしがらみに捕らわれていた彼の優しい一面を存分に味わってもらいたい。
トラック6のそれまでとは違って幸せな甘々おせっせも必聴ですよ!!
離別からの再会、幼い頃に出会っていた系男女が好きな私には大変刺さりました……

片桐さんの三役ということで楽しみにしておりました。
与える水の量でキャラ、触手の量や太さが変わるアダルトグッズ「触手の王子様」を購入したヒロイン。
最初はショタの「僕」に可愛らしく責められて。
次は執事の「私(わたくし)」にねちっこくSっ気たっぷりに責められて。
さらに、俺様で攻め攻めな「俺」に激しく責められて。
触手もしっかりと使ってそれぞれ責めていて、声色もプレイ内容も三者三様でとても聴きごたえがありました。
個人的にはいつものことながら耳舐め耳フーがとても良かったです……
極めつけは最後の4P!一人が演じているものではなかなかないのではないでしょうか。貴重です。
両耳を舐められて、三方向から求められて、なんとも贅沢なトラックでした。上も下も後ろも責められて、本編で終始気持ち良いことに貪欲なこの子はかなりの強者だなぁとヒロインに感心してしまいました。
最後、寝てしまったヒロインの横で繰り広げられる触手たちの会話にもほっこりしました。
その日毎に、気分によって、聴く子達を変えたりするのもおすすめな作品です。

添い寝やさんのハルくんと仕事に疲れたOLヒロインのお話です。実家の猫に似ているということから、ハルくんはヒロインを飼い猫の「みゃー」から取って「みゃーちゃん」と呼んでいます。
みゃーちゃんは既に何度もお店に通っていて最近は行く回数を減らしていたけど、ハルくんから電話がかかってきたところから物語は始まります。

最初の電話からテンションが高く明るいハルくん。みゃーちゃんをからかったり可愛らしい言動をして愛おしいキャラです。
かと思いきや、みゃーちゃんに真面目な話を打ち明けてからは等身大の青年らしさがあり、人間らしさを感じました。告白シーンもとても好きなものでした。
片桐さんの演技も大変良くて、テンション高めな明るいハルくんと素のハルくんの演じ分けを始め、感情の伝わってくるものでとても好きでした。個人的には泣きそうになってからの泣くところが聞きどころです。
個人的にはトラック4,5の演技は魅力的ですし、トラック7はつい嬉しくてガッツポーズをしてしまうくらいの展開でした。
追加の音声やSSも見ると本編の補完になって、よりハルくんとみゃーちゃんを好きになるので必見ですよ。猫の真似をするみゃーちゃんに興奮するハルくんと酔っぱらったハルくんが大変お気に入りです。
違うところが多いけどそれが心地よい関係性の、明るいハルくんとちょっとツンで照れ屋さんみゃーちゃんがとても好きになりました

ファンタジー悪墜ちシリーズ6作目
「無垢な影武者に暗殺者に絆される～洗脳◯教されて闇落ちセッ◯ス～」のIF話です。

国の危機に魔力を分け渡すこととなり、その過程で双子の姉である女王エンジュと体を重ねることになるヒロイン。
儀式のため、ヒロインの体の準備のためにも交わるまでに時間をかけていくのが大変好きポイントでした。
女の子のリップ音や耳舐め耳フー、喘ぎ声は久しぶりに聴きましたが、とても良いものですね……最高です。
生やして交わるということで、エンジュがふたなりになるのですが、ふたなりものが好きな自分としてはそのシーンはとても最高でした。女性向けだとどうしてもふたなり女子が攻めて喘いでいるのは聴けないので、その点でも大変良い作品です。
冷徹な氷の女王と言われているエンジュですが、ヒロインと関わっていくにつれて変化していくのがとても良かったので、ぜひ聴いてほしい。
本編だけでなく、SSまで読んでください。驚きがあなたを待っています。
さらに、2作目のオズワルドや前作の天使様を聴いてると、ニヤニヤしたり、なるほどなと思えるシーンがあるので、そちらも合わせて聴いてほしいなと思いました。