penpenpeachさんのレビュー一覧

01
すぐに聴きたい気持ちをおさえ、まずは眠ることから。

少しぼんやりしながら聴く最初の「ねえ」、そのあとに続く「ちゅうしちゃうぞ」。
なんてかわいい。
耳元に感じる声と息づかいと、響く音。
いつのまにか委ねてしまって、浸ってしまっている気持ちよさ。
舐めながら話す言葉が聴き取れない、なんてリアルな。
耐えられないもうだめと思っても、もっとと期待してしまう。
欲しい言葉と音がまた響く。
ポストにあったように、なんてえっろい…。

吐息混じりの「おはよう」を感じるために、目覚めたばかりの朝に聴くことを強く、強くおすすめします。

02
こちらは寝起きでなくても、越智さんを今すぐに、という時に。
水分たっぷりの音があっという間に、越智さんの世界へ連れて行ってくれます。

1
耳元に次から次へと囁かれるおふとんの中。
ダイレクトに響きすぎて、はじめのほんの一瞬で壊れてしまいそうな感触に襲われます。いっそすぐ壊れてしまいたい。
ぼんやりとそんなことを思っているうちに、現実との境目があやふやになって、真っ白な世界が広がって。
ここからはもう記憶も曖昧。
時間の感覚も分からず。
気がつけば越智さんの優しい声。
あちこちに残る疲労感がしばらくこの世界に留めてくれる、そんな余韻を味わっていました。

2
敬語はいけない、敬語は…。
身体のどこかにあるスイッチを押されてしまっていました。
声に導かれたい、すべてを委ねてしまいたいという強い思いが湧き上がり、越智さんのリズムに従っているうちに、現実との境目がなくなって無意識に心も身体も解放されてしまう。
欲していたものに覆われて満たされる思いに包まれる、濃密な時間でした。

ささやく声、擦れる寝具。
この瞬間から、周りの空気が生暖かく湿ったようになり、薄暗い中に気配を感じ、すっと引き込まれていきます。

「してるところ見て」
「顔見てたらしたくなっちゃってた」
ここぞというときに、効果音とともに耳に響く言葉。
我慢できない思いがよりリアルに強く感じられて、そこに身を委ねて解放されていく心地よさに浸り、気づけばクライマックス。

ふぅっとひと息つこうと思うと、最後にかわいい彼が顔を覗かせます。
ああ、こういうところ。
深く落ちていく自分を、止められない。

明日の朝は早起きしなければという夜にも越智さんと一緒に気持ちよくなれる至福の時間を過ごせます。
10分という時間ならでは、です。
越智さんならでは、です。

01
聴こえるお声の優しさ、甘さ。
冒頭からすっと越智さんと2人の世界に入っていきました。
日頃のあれこれがどこか遠い出来事のような。
越智さんにすべて委ねてしまい身を任せる気持ちよさに、時間の感覚もなくなり気がつくと、、、
変になっちゃうって何度も鳴く、最高にかわいくていやらしい越智さんが。
最高潮、からまたすっと優しくて甘いお声。
心地よい疲れを感じながら、安心して越智さんのとなりで眠りにつけました。

02
やだもう…泣いちゃう…。
越智さんの優しさが嬉しくて幸せで
このまま永遠に続けばいいのに、と。
越智さんが伝えてくれる思い。
いつもここにある、大切な場所。
なんてあたたかなひとときなんでしょう。
聴き終えてもまだずっと越智さんに包まれているような、そんな余韻に浸れるのもまた幸せ。

私こんなにS気質あったんだとびっくりするくらい、もっともっという思いが湧き出てしまいました。
気持ちよすぎて切羽詰まったときの敬語使いには、奥の方にしまっておいた何かがバーンと解放されてしまい。。。
敬語でないときとのギャップに完全にやられました。

攻めて攻めて越智さんを翻弄し、越智さんの言葉に翻弄され。
入り込みすぎて、あの独特な匂いが部屋中に漂っているような感覚にさえ。

そして。
終わったあと、ふと素が出た感じ。
ここでも、またしてもやられてしまいました。

嗚呼!

ほんとうに…これは…純粋に…すごかった。
通して聴き終えて、しばし放心状態。
余韻がじわじわと身体中に広がり、しみついて、その跡をまたたどり始めてしまう。
現実に戻るっていったい今までどうやって?

ここまで入り込んでしまうなんて。
指先や舌先の感覚、口の中のあたたかさを覚えているのはどうしてなんだろう。
ここまで翻弄されてしまうなんて。


越智さんとたくさんの夜を過ごしてきた方にも、まだの方にも、この作品をぜひとおすすめしたい気持ちでいっぱいです。
できれば、余韻までのお時間のあるときにゆっくりと。

荒れた海への航海を終え、船に乗ることに踏み出せない気持ちでいる、そんなときに出会った彼。
大丈夫だよ、と優しく手をとってくれ、凪いだ航路を進めるように気を配ってくれる。

この人なら、何があっても最後まで守ってくれるはず。すべてを委ねるこの上ない安心感。
彼に包まれることで、あたたかな春の日差しのような幸せを感じることができます。

穏やかな時間、もちろん幸せです。
でも。
聴き終わったあと、かつて味わった刺激的な時間を思い出し、かすかな残り火が何かを燃やし始めているようで。疼く感触が。
それを抱えたままではいられず、いけないと思いながらも先輩のもとへ。

前作の先輩と、いまの彼と。
いったりきたり。
こんな贅沢を味わえるのも、作品を聴く楽しみのひとつです。

いま、どんな気持ちなのか、どんなふうに感じているのかすべて分かっているようなタイミングでかけてくる、絶妙な言葉の数々。
あまあますぎない手慣れた感じや先輩の意のままに操られて導かれていくような雰囲気。

初めてでこんなに刺激的で気持ちよくされてしまうなんて。
しかも憧れの先輩に。
忘れられない初めての時間。

ところが。
あれ?あれ?と思う言葉の数々。
それは複雑な表情にもなります。
そういえば、と先輩の言葉を少しずつ思い出して、あっと気づいて悲しく。。。
そんなふうに思っていたら最後。
刻まれた感覚がふっとよみがえってきて。

という葛藤する気持ちもスパイスだなあと。
ひりり、ピリピリ、時には甘みも。
未知の味に出会えるかも。

現実では一度きりだけど、そのときそのときの初めてを体験できるから、何巡もして味わいたいです。

越智さんの笑う声。
ふわふわの羽に全身を撫でられているような気持ちになり、すぐに越智さんの世界に引き込まれてしまいます。

ぎゅっと包んでくれる優しさ、とびきりえっちで気持ちを自然に導いてくれる大人の甘さ。
こんなパートナーがいたらいいなあと思うのではなく、もうここに、こうしているのだからとつい思ってしまう越智さんの魔法にかけられて、いちゃいちゃしながら気持ちよくなる最高に幸せ時間を過ごすことができました。


この作品でこの度の地震への寄付に参加させていただけること、ありがたく思います。

すべてにかわいいが溢れています。
「かわいいは正義」を全身で感じることができます。

旭くんの甘えん坊な感じも、もう、たまらないです。
しかも、とってもえっちで…反則じゃないかと。。。
ありとあらゆるところを鷲掴みにされてしまいます。

そして、旭くんの「俺」。
破壊力がとんでもないことになっています。

続けて聴いて圧倒されるのもよし、
シチュエーションごとに聴いてしっかり刻みつけるのもよし、
どの聴き方でも最高のきゅんが待っていると思います。