双樹さんのレビュー一覧

自動車教習所の先生 x 生徒。
どこにでもありふれたそれだけの関係なのに、この2人は、2人が2人とも突き抜けているせいで、異世界ワールドが広がっているかのよう。

細かいことを気にせず、ガッと読むのがおすすめです。

そんな中でも本作は、レビュータイトルで触れた謎の戦いの果てに、想いが叶って両想い全開のハッピーエンドだったので、読後のホッコリ気分をいつも以上に感じました。

魔女さんの胸が柔らかそうなのが、なんで紙面でこんなにも表現できるのかすごいを通り越してちょっと不思議です!

のっけからすみません。どうしても言いたくて。

魔女さんは謎が多いですが、今回許嫁という男性が突然現れます。どうやらこの男性から逃げてきたようですが、男性の力の方が強いみたいで、動きを封じられ、駆けつけた双子にも危害を加えられてピンチ、というところで魔女さんの魔力が暴走して?辺り一帯が森に。自失した魔女さんをなんとか正気に戻そうと奔走する双子…というお話です。

ちょっとずつ事情が明らかになる部分もあれば、謎が増える部位もあってドキドキしながら読みました。

親友ポジの後輩男子が、先輩女子に抱きます宣言して、トロトロにして、ガッツリ致すお話。

トロトロにするテクニックは、他の複数女子で習得。全然隠してなかったので、先輩女子からはプレイボーイ認定されていて、抱きます宣言(SMS)も送り間違えだと思ってノリでオーケーと返信される始末。

宣言してやってきた後輩も無防備に部屋に上げてしまい、そのまま朝までコース。このくだり面白かったです。

元々他の女子とのやり取りに嫉妬もせず、恋愛感情はなかった先輩女子。とはいえ、重過ぎる後輩男子の愛を一晩中受けた結果、親友兼恋人に落ち着き決着。

先輩女子がサバサバ、というかおおらかなので、後輩男子の念願かなってよかったよかったって感じで終わりました。

攻めがとっても穏やか。穏やかーに虐めてくれます。
最初だけモブと受けの絡みがありますが、その後は固定CPです。

攻め、大人の包容力みたいな熟したものを持ってるわけでもなく、若くて一見ちょっとチャラそうなのに、中に書いてありましたが、ホスピタリティが高い!!
安心して自由に振る舞える受けが、思う存分快楽を堪能していて気持ちよさそうでした。

冒頭、同僚にゲイバレして職場の飲み会で遠巻きにされて落ち込んでいた受けですが、攻めとの出会いでメンタルを持ち直したのかそのあとも普通に勤務しているようでした。攻めすごい。

商業版のお話の続きなので、商業版を読んだ方がより楽しめると思いますが、こちらを先に知って読みました。
それでも大きな問題はなかったかと。

国境を越えて移動中、情報を得ようと脱走した受けが、攻めに捕まって、ここで二つのストーリーに分かれます。

一つは攻めとの固定CP。もう一つはモブとの複数です。

作者さんの作品は割と躊躇なくモブが登場するので、そこが楽しめる方なら作者さんの作品全般おすすめです。

互いにこっそり催眠アプリをかけ合うマッサージ師の先輩後輩のお話。

互いの凹凸の嗜好性が綺麗に噛み合っていたので、発覚後はそのままでカップルになりましたが、凸凸とかだったらどうなってたんでしょう。リバかな?それもちょっと面白そう…すみません、脱線しました。

80ページ強とボリュームもあったので、相手の良さを知って好きになるというエピソードも入っていて、サクサク展開ながらもそれほど無理なくついてゆけました。

それにしても、アプリって現代の魔法ツールになりえますね。

海に遊びに来た魔女と双子。双子がクラゲに刺されて発情してしまうというショートストーリーです。

カラーならではの双子の描き分けが楽しめます。髪色が違うと印象もだいぶ違いました。

クラゲに本当に刺されたのかな?と疑り深い私は信じきれておりませんでしたが、翌朝双子2人で同じベッドで目を覚ますまでぐっすりだったみたいなので、野暮でした。
魔女さんだけ刺されなかったのかな?

最初に読んだ時の設定が心に刺さりました。
枕営業のため入れたおもちゃをいきなり部下に取らせるって!?

部下(攻め)はノリノリでそのあと致してるので問題なかったですが、セクハラとパワハラのダブルパンチは強烈です。

作者さんは結構トンデモ設定の作品が多くて、えー!?って思いつつも楽しく読ませてもらってます。フィクションならではの良さです。

引っ込み思案で自分に自信がないタイプの受け(体質として男体から女体に性転換がある設定)が、身体が変化して戸惑っているところを、幼馴染の2人に怒涛のように責められて確信犯的におとされるお話。

肉体の書き方がとても上手です。受けのちょっと丸みを帯びた身体が柔らかそうでいて弾力も十分な、ハリ感が伝わってくる描写が素晴らしいです。

終盤2人から同時にせめられて前も後ろも使われてます。

一つ目のお話は偵察中に敵のくノ一にに捕まって、尋問のため色々される話、二つ目と三つ目は同じ登場人物がメインで、戦隊モノのレッドとブルーが敵に捕まって弄ばれる話です。

個人的には一つ目のお話の続きが見たいところ。同作者さんの別作品で極道の妻が快楽に弱い夫をしつけ直すというお話がありましたが、あの時より直接的で、かつ敵対関係であるところが心踊りました。