TUKUNE님의 리뷰 일람

冒頭の、王子様の子供時代の「初めての授業(王子視点)」、美しい一場です☆☆☆☆☆
王子には、生まれつきの厄介な憑き物でしかなかった「魔力」を、ヒロインの先生が、楽しい手品のタネとして魔法を実演して見せる授業。「教え込む」ではなく「導いて納得してもらう」姿勢。

王子様の恋は、もうこの時から…ほんわか☆

第一話46,000DL、やり込んでいた乙女ゲーのモブ令嬢に転生後、成り行きと事情で王子様の家庭教師になったヒロイン(好意はあるが恋愛対象と思っていない)と、ゲームの攻略キャラなのにモブの家庭教師に恋着しちゃう王子様の、恋の迷走を描くラブコメ、待望の第二話です。

前回、王子に突然監禁拘束の上抱き潰された(被告にも一応言い分はあるが)翌朝。ヒロイン、ここで状況を筋道立てて整理して、今後の人生方針を定めます。
ちょっとユニークな進行ですが、今後のお話の前フリとしても、ヒロインの理系な論理に明るい性格の表現にもなっていて、効果的な語り口になっています。

さて、相方を無理矢理押し倒したりしたら、当然、その後すべきことがあります。今回のメインは直球でそこです。学校の誰もいない生徒会室で、向かい合うふたり。

反省する弟の眼で目を伏せる王子。意図が無い分、実にズルいですな(笑)
厳し目の態度で静かに叱るヒロインですが、今までの自分の鈍感さを反省する方にも心が動きます。お痛があっても憎めない、今まで育くまれた親密な絆があってこその場面。善いものです☆

仕切り直しと受諾の後は、王子様の若い止まらない熱情にたじたじのお姉さんとなります(笑)
心で許したら感度も上がってとまどうヒロイン、スカート捲らせてのクンニで慄える身体☆とてもえっちです☆
快感に喘ぎ蕩け咽ぶ表情は、今回更に進化した印象。

良く練られ整えられた、読んで気持ちの良い良作です☆☆☆☆☆
今回、恋愛脳っぽいキャラの、ゲームの正ヒロインもちょい出し☆
次回も期待です☆

ちょっとノスタルジックな、初々しい学生の男女の青春の性事情です。

先輩と後輩、二人だけの文芸部。部の活動は小説の創作。机を挟んで向かい合い、ノーパソで各自で執筆する静かな部室。
先輩は面倒見の良い、見た目も母性的な女の子、コンクールで賞を取る才能です。
後輩君は素直で真面目、先輩からの好感度も高い(!)様子。

そんな穏やかな関係性と日常を、的確に伝える画面と語り口。
ベタが少ない、素朴な描線と細かいトーンとアミで、霞がかかったような、ちょっと古びた部室の空気感。眼の滋養になります。

眼の保養といえば、部長が机に突っ伏して居眠りの場面の、重力で下向きに存在を主張する制服の内の巨乳は実に眼福☆

そんな日常が、先輩の秘密～エロ妄想を文章化してオカズにしてました～の発覚をきっかけに、急転の青い性欲の爆発へ☆
限界を超えた羞恥に身を縮めて「嫌いにならないで」と訴える先輩を、慌てて抑えようとして押し倒しちゃった(ラッキースケベ展開)後輩君、もう止まりません。

先輩はひとりあそびの経験値で感度は鋭敏、妄想の中みたいな異常なシチュエーションに呑まれた感じで抵抗なく受け入れていきます。股間に迫るペニスに眼を釣り上げて息を荒げる昂奮の表情が良☆ 早撃ち気味の童貞君もリアルです。
翌日の、どこか開き直った先輩からの誘惑に、騎乗位で腰振りながらの告白の場面では、恋愛感情と身体の中で滾る青春の性欲がないまぜになって衝き動かされてる感じを画と進行が映して実感が伝わります。童貞君も、今回は焦らしから強く摘む乳首責めとか、意外と事に通じてる様子。まぁ、文学少年だし(偏見)
実用性も充分。

良い感じにでこぼこで不器用な青春のエロマンガ。良い読み物でした。

ラストの、先輩が「自作の官能小説を後輩に読んでと誘う」場面、これだけで一編読んでみたい素晴らしいシチュですね。先輩の業の深い重い愛欲が垣間見えてぞくぞくします☆ 後輩君がんばれー棒。

今回のTHE猥談は、「親友」の枠から踏み出せない二人の、8年越しのもどかしい恋愛事情です。
作画は、ネコピ・ザ・キャット先生。前作『いつもは余裕な陽キャ彼氏の嫉妬えっちが止まらない!!』が50,000DL超え、白カケアミのグラデの空気感も快い、繊細美麗な絵柄の作家です。

いつも一緒につるんでいた高校時代から8年越しの友達付き合い、上京の後も連絡を絶やさず、会えば気の置けない二人は、付かず離れずの「親友」。「好きとか嫌いで切れちゃう恋愛」よりも、距離感を保ったこの関係の方が特別で心地良い…彼女はそんな事を考えています。
そんな彼女に突然降りかかった、ルームシェアの相方のドタキャン。
困っている彼女に、彼はルームシェアの穴を埋める形で同居を提案します。そこから動き出す二人の関係の物語。

同居のお約束、風呂上がりに鉢合わせもばっちり(笑)、意図は無くとも近過ぎる身体の距離にドキドキ、連れ立って歩く気楽な日常…
けれど、そんな刺激が、ヒロインの本当の感情を呼び起こしてしまうのでした。

特別な「今までの関係」を保ちたくて、ずっと好きだった気持ちも押し殺し、同居も早く解消しなければと焦る彼女。もうヒロインの思考は優先順位も結論もぐちゃぐちゃで、そこが妙にリアルです。
そんなメンドくさい彼女を解き放つのは、彼からのキスと「いっしょにいたい」。王道の場面ですね☆

目力強めの女の子が、素直になった途端に愛撫に弱々の敏感さで蕩け崩れてしまう表情と姿態の淫靡さ、きれいなお姉さん系の貫禄の女体の美しさ。慄えも脱力感もしっかり捉えたあぶな絵はとても良☆
双方「お前なんでそんなに慣れてる?」となって行為の途中で小競り合いは珍しいシチュですw、「親友」に拘ったせいで両者経験値は別口なんですが、今の気持ちに素直になれば、それも些細な事☆

そして名前呼びの朝。無事遅い春を迎えた二人の、結果ハッピーな恋物語。良い読み物でした☆☆

他の販売サイトとの合算で各話18,000～12,000DLの人気作、待望の総集編です。商業で発表された第一話と、同人既出の2～3話と前日譚、描き下ろし多数を収録のお得仕様。
(『おしかけ彼女のおままごと』と『今日はイジワルする日』は未収録。同人で販売中)

彼女と彼は、第一話と前日譚では女子●生とその教師、彼女の強烈な誘惑と教師の葛藤と絆され負けがメイン。2話以降は、卒業後、予定を合わせては逢瀬を重ねる恋人になった、ふたりのエスカレートする関係が描かれます。

自分の存在と体当たりな想いを受け止めてくれる先生に、全力で縋ってくる彼女。
捧げられる全幅の肯定に、現実で煤けた精神の支えを得ているような先生。
どこか、相手への依存的な所から始まるふたりの関係が、各話のエピソードを経て、行為を重ね、語りあうごとに、身体も心も馴れ染まって親密さと安定感を増してゆく、どんどん進展するイチャラブです☆

素晴らしい巨乳にむっちりとした肉感がとてもいやらしくい彼女の肢体。冗談めかした制服コスプレ(卒業後)とか実にヤバいです(笑) 余裕ぶった小悪魔の顔が行為の中で赤く染まり余裕を失い、揉まれ突かれてどろどろの半泣きに至るまでの多彩な表情☆
行為の最中に交わされる睦言のやりとりの熱さ甘さが、場面の熱気、ふたりの関係の親密さとその深化にしっかり呼応しあう、巧みな語り口は絶品です☆☆☆☆
男も、考えている事や、やりたい事を最後にはちゃんと素直に言葉にしてくるキャラで、なかなか新鮮ですし、ふたりの間の親密度や理解度の上昇が視えてとても効果的☆

相互依存的な、キツく甘えても許してくれる枠組の内で、したいように求め合い、素直な言葉を交わし合う、これ、最強のイチャラブじゃないですかね?
読んでとても気持ちの良いラブストーリーです☆☆

社会人三年目、仕事も忙しくなり、最近睡眠障害気味のヒロイン。
団地の隣人で同い年の幼馴染君に、顔の隈を見咎められて、VR睡眠(VRゴーグル着けて映像観たまんま寝る)を勧められます。
幼馴染君とは、昔はオタ趣味でも一致していて家も行き来していた気の置けない友人。社会人になってからはちょっと会う機会は減っていたようです。

彼が仕込むままに、寝る前のミルク飲んでゴーグル着けて就眠するヒロイン。 な ぜ か (★)あっさり眠りに落ちて、そこで見る夢の中では…

俺様で鬼畜な乙女ゲーの最推しにヒロインが抱かれる夢の中。
睡眠中の身体を幼馴染にまさぐられる現実。

この二つが同時並行で進み描かれ、夢の中の昂まりや、現実の肉体への愛撫の効果が、他方の展開にも影響を及ぼし合うという構成は、とても面白いですね☆☆☆
夢の中と現実の性器愛撫が同期して、ヒロインの感度と昂奮の炎がどんどん煽られて行く場面のいやらしさ、ちょっとびっくりしました☆
数年の時を経ても、ヒロインの、最推しの君への想いは今でも本気と思わせる、業の深い描写(笑)、鬼の指が、ヒロインのきれいな巨乳を掴み歪め食い込む画は実に眼福☆

冒頭から寝かしつける所までのテンポが、若干速回しで一本調子な感じなのが気にはなりますが、それくらいは、ヒロインの太過ぎず細過ぎず、輪郭の洗練と日常感のバランスが程良い、きれいな裸身の前では些細な事です☆

幼馴染君サイドから読むと、今回はまずは開幕ジャブを打った所で終了した観があります。この黒～い子がここからどうヒロインを振り向かせて収束するのかも期待したいお話。ガチで腐ってた頃のヒロインも見てみたいものです(笑)
秀逸なアイデアをしっかり具体化した作品☆

ゲーム系少年漫画テイストのさくっとした絵柄で描かれる、フルダイブVRとも、夢で繋がる異界ともつかぬ、魔物の歓楽街の一隅の、ヒトと魔物の交流と結末です。

日常に擦り切れて、生気も意志も薄くなってるOLさん。期待も無く「夢で行けるあなたの理想の世界」という触れ込みの、異界の風俗街に足を踏み入れます。
目的も無く所在なげな彼女に街で紹介されたのは、疲労回復セラピーの診療所。そこの医者は、見上げるような巨体の、老いた、穏やかで悪意の無い悪魔でした。

魔法によるセラピーの効果は覿面☆ 女の子は生気を取り戻し、日常と、異界の娯楽とセラピーを定期的に行き来する、明るい日々が始まります。お医者さんとも打ち解けて、そのプライベートに興味を覚えてみたり…

そんな、小さな幸せな時間に、唐突に訪れる終わり。寿命を自覚した悪魔が、診療所を閉じると言うのです。「死ぬ前に、セックスというものをやってみたいので買いに行く」と言う老いた悪魔(童貞)に、ヒロインは、自分が相手をすると申し出るのですが…

簡潔な線で過不足無く捉えられた、悪魔の巌のような筋肉と女体の曲線、限度を超えた体格差で押し潰され、感度も身体機能も魔法でいいように操作され(そうしないと交接できない)、溺れる量の吐精に塗れて絶叫する女。
凄まじい画面になります☆
身も蓋も無い異種姦のリアルを行為に落とし込む話は大好物☆
暗い部屋の場面の、中央をスポットライト的に照らして枠線に向けて黒グラデの手法も効果的☆

行為でも、それまでの交流でも、悪魔には恐らく意図や悪意はなかったという印象。ただ、魔物がしたいようにすることが、ヒトにとっては致命的というだけです。例えれば、ライオンがじゃれたら飼育員が大怪我、のあれですか。

各所に散らされた、異界グルメとか女の子の乾き気味の心情とか、どこかユーモラスな点景が醸す空気感も好印象。
独特の世界観と独自のテイストで興味深く読ませる一品。

がるまにで4話累計199,000DL、K子と病みおじシリーズも記憶に新しい練達の描き手の新作は、飛び道具みたいな濃ゆいキャラと意表を突くシーンを詰め込んだ、ハードエロなお屋敷コメディーです。

時は一応明治。父の借金のせいで、口入屋の裏稼業(スパイ的な)を手伝わされているヒロイン。今回の任務は、日本三大商会の一角「御影」のお屋敷にメイドとして潜り込み、重要時にのみ使用される貴重なハンコを奪取する事なのですが…

ヒロインは、キャラ紹介のカットの期待(スカートの裾ぉ!)を裏切らないドジっ子、メイド長(??…)の男はあのなりでその気は皆無の、ぶっきらぼうな職務に真面目過ぎる忠犬、敵役の口入屋の社長は全身紋々、軽いノリで虐めたがりのドS… 彼らが演じる、畳みかけるようなコントとえっち… いや、面白☆ 満腹の満足度です(笑)

仕事が遅いヒロインには、社長のえっちなお仕置きが待っています。
跪いて、柔らかい肉感の巨乳でパイズリ奉仕の強要、紋々の逞しい腕が、けしからん豊満な腿を割り股間をぐりぐりとまさぐる見事なあぶな絵…☆☆☆
社長との行為には、どこか、ヒロインをお気に入りのオモチャ扱いで虐めて反応を楽しんでるかのような、いぢめっ子感覚の空気が漂います。あくまで「失敗のお仕置き」ってスタンスを崩しませんし。

まぁ、そんな余裕ぶってたから…

それに対する、メイド長(w)との行為の、直情的な率直さとの対比も、また面白い味わい。ある意味、社長が開発したどうしようもなく感じやすい肉体が、他の男との行為に感じて社長を裏切るという皮肉な構図です。ヒロインの反応に前の男の影を感じて、自分との行為で上書きせんと嫉妬も露わに執拗な愛撫を加える男。高い熱量が見ても伝わる貫通力の高いエロシーンでした☆

肉体の魔に翻弄されるヒロインと、男たちの素直じゃない思惑が織り成す愉快でエッチなエロコメ☆ お勧め☆

女の子は今日は飼い犬とお外でお散歩。犬に引きずられ気味の道中の、目的地は人気の無い物陰です。

今回のメニューでは、犬姦界の伝統芸、犬の舌でべろべろクンニにも頁を割いております。立位から、お〇ん○を長～い舌で舐められて足もがくがく大股開きの蹲踞から地面に崩れちゃう所までばっちりです。もちろん本番も、そして犬とのべろちゅーまで☆
すっかり行為に馴れたふたり(?)の、恋人のような、目くるめく、えげつない射精量のらぶらぶえっち…とても良いものです。

ラフな印象もある絵柄ですが、しっかり捉えられた肉感の丸みと柔らかさ、えっちで妙にリアルに訴えかけるポージング、快感に慄えもがく肢体の表現、どろどろの体液描写、完全敗北の弛んだ顔、さすがのえろえろです☆☆

犬と仲良くどろどろのえっちをして暮らす、のんびりした日常の一コマ。
これはよいものです☆

8年前、両親を亡くした大学生のヒロイン(20)と、彼女を引き取った叔父。
叔父は父方、娘は母方の連れ子なので血縁はありません。
〇い頃、憧れのような初恋の対象だった叔父は、今も渋い節度あるイケオジ、変わらぬ恋慕の対象ですが、そんな想いも胸に秘め、身寄りの無い姪と同居の保護者で家族、で一応安定していたふたりの日々。

そんな日常に、ヒロインが、酔って夢うつつの内で呟いた「私を女の子として見てよ… 叔父さん…」の一言が、ふたりの間に消えない波紋を広げて行きます。

その日から毎夜、淫夢～叔父と同衾して全身を愛撫される夢～に悩まされるヒロイン。スレンダーな肢体が快感に濡れ慄え、中々どうして立派な、若い張りを湛えたお胸を揉みあげる叔父の大きな手、夢だから自分の願望のはずなのに何故か敏感な先っぽにも最後までにも行かない行為に焦れ火照る身体、罪悪感と共に、どうしようもない本当の気持ちに向き合わされてゆく進行はとても良い具合でエロティックです☆☆

最後の合コンでも「自分にとって叔父さんよりもいい人なんかいない」事を思い知る事になったヒロインの、泥酔の勢いを借りた告白。
長い間安定した関係を変えるのに必要な熱量ってあるよねと納得の物語☆

それを迎え撃つ叔父の反応がまたアンビバレンツで見所です☆
～実際に身体をまさぐられたら、嫌だ、間違いだと気付く筈。さあ淫夢の通りに愛撫してやろう……
表向きの口実なのか、今までの関係性を意識した気後れなのか? さて?

油断の無い筋肉も立派な叔父さま。「言わせて(ねだらせて?)」から行為を施してゆく進行の、言葉責めじみた淫靡さ☆ 夢の手と同じ手癖で、乳首を外してじんわり焦らしてくる愛撫(!)
「本当は夢ではやってないその先」をせがむヒロインの欲求の熱。
画も事の流れもとてもえっちでした☆☆☆

最後の種明かしも楽しい、シチュエーションのアイディアとお話を動かす力で充実した、筋の良い一品☆☆☆

TL抱き潰しのベンチマーク、うめこっぺ先生の新作は、通常の三割増しのダークネス。欠け過ぎて、弱過ぎて「普通の関係」を人と結べないふたりの歪んだ関係の結末です。

出来のいい双子の妹といつも比べられて育った、何事にも自信が持てない、意思を口に出せない平凡なOLちゃん。電車で痴漢に迫られる彼女を助けたのは、キラキラのイケメン、才能溢れるアーティストの彼。一年前の出会いから、ゆるい半同棲の今に至るわけですが…

チャラい外見とは裏腹に、優しい優しい彼。嫌がることは決してしないジェントルな愛撫、陥没乳首をゆるゆる責め上げ勃起させる描写はとても淫靡です。道で会ったファンを平然と「彼女といるのわからない?」と突き放す彼。いたたまれない状況に固くなりつつも自尊心満たされちゃう女心。

まあ、読み手視点だと「あ、眼がﾔﾊﾞい。あれ、囲い込みに来てるな☆」って兆候が随所に(笑)
ぞくぞくですね☆

大事にされる程、彼の存在に心が依存している事を自覚する程、卑小な自分に不安が募るヒロイン。彼と釣り合う自分になって、彼の横に自信を持って立ちたい。彼女の、当たり前な筈の意志の芽生えが、大爆発のトリガーを引いてしまいます。

そして始まるP50からP87までノンストップの「わからせ」。
男にとっては、彼女は「永遠に片時もよそ見せずに自分を見てくれる女」でありさえすれば、それでよかったのです。

媚薬に目隠し、バイブ、女の油断したお腹のお肉に鷲掴みでめりこむ男の指、乳首の一舐めでイキ跳ね、突きまくられて悶え踊る身体。キメセクで更にハードに、残酷さを増した行為描写。
ケミカルのせいで終わりがない昂奮に、両者鼻血を散らし身体を攣らせ、夜が過ぎ朝が来てもなお続くエンドレスファック… 凄まじい光景が繰り広げられます。満腹☆

「わたしはここにいるよ」に応えてくれる他者を、渇え求める叫びのような行為の熱量が、読んで突き刺さる作品。お勧め。