TUKUNE님의 리뷰 일람

少女漫画テイストのクリアで見やすい絵柄で描かれる、スタンダードな乙女ゲー転生悪役令嬢サバイバルです☆

のっけから原作と違うイベントで誘拐される転生令嬢と、それを救出する彼女の従者の魔法使い。
しかし彼は、原作では彼女の死に関わる存在です。

小さい頃から令嬢のお付きの彼。元の●隷身分から、魔法の素質を開花させ、今は宮廷魔術師でもあります。原作では令嬢からの虐待に手酷い裏切りを返す役。彼女は昔から親しく接して、関係は良好な筈…

普通の善い子の令嬢は、時々破滅の悪夢に魘されながら、穏当で自分も助かるゴールを目指します。余計な分岐が無いトゥルールートが一番安全。自分と王子(原作のメイン攻略キャラ)の婚約を解消し、正ヒロインとくっつければ成功です。
しかし現状、婚約破棄は良い口実がありません。

魔法使いの彼も、別方向で不穏です。
●隷を縛る死の隷属魔法の首輪。出会ってすぐに外してあげたのに、
本人が自分で着け直して「主があなたって印」とか言い出したり…

婚約のお披露目も迫る頃、訪れる急転。
魔法使いの彼に囚われた令嬢。

「今でも殿下と婚約破棄したい?」なぜか彼女の思惑を知っている彼。
婚約解消の手段は、彼女が処女を失う事です。

魔法で拘束され、的確な愛撫に応えてしまう身体。意に反した大股開きで強調される、大腿のむっちりした若い肉感が扇情的☆

遂に処女に迫る男の●●。本当に嫌なら隷属魔法で命じればいいと言われても、女には到底そんな事は出来ません。じりじりと深くなってゆく挿入…
S寄りの場面の、刺さる衝迫力。

強引で狡い彼ですが、昔彼女の悪夢を魔法で覗いて事情も把握、渦巻く執着の情念は本物です☆ ラストの出会いの回想は美しいエピソード。
孕めば婚約解消も確実、もうなすがままの女体に執着を刻む激しい行為の熱気。全てを男に委ね堕ちる女…

最後は、どこか、頑張った女の子が行き着いた安息のようにも。
手堅い枠組をしっかり料理した良作☆

ここも、あそこも、こんな風に。男が囁く刻明な「言葉の」愛撫、それに身を縮めて身体を跳ねさせ、吐息を熱くする女。熱く濃ゆいエロスです。

原作はpixivで発表されたノベル。作画の作家様には、このサークルで過去作
『半獣人後輩くんは私と番になりたい』があります。
漫画の他、全編起こしたボイスドラマ(wav、男女音声SE付、SE無、女音声無)と、
同じ尺のボイスコミック(mp4)が同梱。

心身共におっとりのびのび育った女の子と、優しくて世話したがりのモデル級イケメンの男。ふたりは保育園からの幼馴染。大学生の今も、男の部屋に部屋着で入り浸ってる間柄ですが、女の方には男女の意識はありません。

なぜか、男女交際の機会に一向に恵まれないヒロイン。
出会いに興味はあるし、幼馴染もなぜか恋人いないけど、自分が傍にいたら邪魔なんじゃないのかな…
そんな善意と軽はずみで、今度、合コンに行くと口走ると…

男の様子が変わります。今まで見た事の無い昏い目。良い圧です。
「合コンが どういうものか知ってる?」

始まったのは「合コンで男が妄想している事」のあけすけな言語化。
囁く言葉が生む、生々しい行為のイメージ、向けられた彼の視線にすら感じているかのような女の感覚の昂りを、しっかり拾う描写に感じ入ります☆

それでも、そんな人いないと強がる彼女には「男とはどういう物か」の実演レッスンです☆
綺麗な、手堅い造形の画面で描かれる激しい行為☆
思わぬ展開にあらがう口と、手順を尽くした丁寧な愛撫に昂り敏感に応える身体の対比。経験はクリオナ程度の女を襲う、未知の重い重い快楽に痺れもがく美しい肢体。涙を溜め快感の衝撃で見開かれた瞳に弛んだ表情、的確なエロスです。

最後には、愛を求める子犬の表情を曝した男の真情が。まぁヒロイン以外にはバレバレですが(笑)
「彼女に彼氏が出来ないわけ」も、安心の定石☆

行き届いた無駄の無い語りに描写、とてもえっちな一品☆

でっかい年上白君とちっちゃいつむぎちゃん、お隣さんの二人が、不器用だけど一緒に誠実に育む恋を、繊細なタッチで描いた作品。
今回は第4話、つむぎちゃんの学校の文化祭にシロ君がやってきます。

出し物はメイド喫茶、メ イ ド 服 の つ む ぎ ち ゃ ん !!!
ちんまりひらひら、実に、実に良いものです☆☆☆

ところがここで事件が。
白君には、音楽で挫折して、今改めて大学で学んでいるという経緯があります。
運悪く身バレしちゃった白君に、ノリのいい可愛い女子たちが集まってしまい、教室はひと騒動です。

「大人でかっこいい」シロ君に、ちんまりの自分は釣り合ってるのかな…?

これが、つむぎちゃんの、発展途上の少女の自信の無さを傷付けてしまうのでした。

前話はシロ君の嫉妬、今回はつむぎちゃんの不安と動揺で対になっていますね。繊細なかき氷のような、少女の揺れる情緒は味わい深いものです。

こんな不安を癒すのは、相手に求められる確かな愛☆
空いてた理科室の大机に載せて、じわじわ筋を擽ってからの丁寧なクンニ。ぱんつを突き上げて勃起してくるお豆さんの経過を辿る進行が写す、少女の身体の欲情☆
足が浮く体格差の立ちバック、送り込まれる激しい感覚にもがく少女の細い肢体が描くあぶな絵。
紅く染まって弛んだ表情の艶が、少女の裡に渦巻く性感の熱を感じさせてとてもエロティックです。

彼が自分に愛を注いでくれる充足、外の声が聞こえる危ないシチュ。むぎちゃん自身も、これまでになく昂っていきます。
「帰ったら… もっといっぱい」
当然シロ君も逃げたりしません☆

最後は、収まらぬ余燼に、お股を自分でまさぐる少女の姿態…
なんたるいかがわしさ(褒☆)素晴らしいものです☆

恋のライバル、つむぎちゃんの同級生犬飼君とシロ君の対決も必見です☆☆☆
少年、ちゃんと言う事言って負けてないですね☆

お互いを大事に思い遣って歩む二人の、暖かい道程の物語。とてもよいものです。お薦め☆
恋人たちに幸あれ☆

サークル梅ねぎ大明神2023冬の新作は、超ハードプレイの抱き潰しの極北。
ヒロイン、冒頭からぐりぐり躾けられてます☆ そこに至るまでの、各々の思惑が鬩ぎ合うスリリングな顛末。

主人公キャラ、マフィアの娘の死亡率98%越え、ありえね～大ヒット鬼畜乙女ゲーの主役に転生しちゃったヒロイン。間違えたら即死の地雷原でひとり、老衰死を目指して日々頑張っています。

彼女の傍に立つのは、小さい頃から付けられている使用人兼ボディーガードの男。ちょいスカした長身、こいつも地雷で踏めば死にます。
ゲームでは虐待してる設定で関係最悪の相方、生き残りたいヒロインは彼へのケアも怠りませんが…彼には彼女が知らない背景事情があります。

なぜか原作に無い筈のイレギュラーで、対立組織に誘拐されてしまうヒロイン、
ここから始まる、彼女の受難と争奪のバトル。

監禁されて吹き込まれる絶望の宣告、その虚実も分からない状況で、追い込まれる彼女の心、ボディーガード君の裏切りと露悪的な身振り。スタイリッシュで惹き込まれる語りです☆
錯綜する嘘と裏切りと殺し合いの末、ボディーガード君個人の手中に落ちたヒロインに加えられるのは、今までの絡み合った愛憎の経緯一切をぶつける凄まじい凌辱。

男にとって彼女は親の仇の片割れ。しかし、ある事情で彼女の転生の現場に居合わせ、入替わりの真実にも肉薄しています。そして芽生えた執着の芽。

玩具・体位総出で繰り広げられる、強力媚薬掛けアナルバイブ二穴が標準状態の凄まじい肉欲の曼陀羅☆
噴き出す汗、涙に体液にぐちゃぐちゃに塗れ、延々と突かれ揉まれ力無く軟体化した肉体、定点で感じる時間経過…果てし無く続くこの世ならぬ快楽の衝撃で崩れ果てた女の顔、途方もない熱量の描写です☆

そして、男は凌辱の果て、彼女にこれからの運命を宣告するのでした…
☆☆☆満腹☆☆☆

クレイジーな情念で画面に現出した、異界のような凌辱劇。お薦めです☆☆☆

今回のTHE猥談は、経験浅め女子の危うい冒険です。
作画は、BLフロアに過去作もある作家様。作風はハード寄りな印象ですか☆

ちょい前に彼氏(奥手)と別れて、今はフリーの身の上の大学生のヒロイン。とは言え本人、まだまだ初心な女の子です。女子大で出会いも少ない退屈な日常。カジュアルに遊んでる友人たちに引きずられるまま、マッチングアプリを試してみるのですが…

マッチングしたのは、場慣れしたやり取りで人をそらさない彼。プロフの顔良しブランド大の学生でタワマン住まい、男女交際には不自由してない筈の男。

その彼からの部屋飲みの誘い。女の子にも、当然そういう含みだと分かっていますが、それでも受けちゃう、若い軽はずみな危うさと危機感の薄さが何やらリアルです☆

彼は年下設定ですが、女の子は終始彼のペースに呑まれてしまっています。危ういかな小娘☆

軽く飲んでほぐれた空気。流れるような上手過ぎるキスに痺れる女の子。彼女は何度も設けられた
「どうする? やめてもいいよ?」の関門を、躊躇うモノローグを纏いながら自分から踏み越えて、ベッドに吸い寄せられるのでした。それは日常から離れた冒険の興奮? 未知の体験への好奇心? さて?

男の強引だけれど的確な性戯で性器を抉られ、ひとたまりも無く腰を跳ね上げる女。クリ責めの枝付きバイブにイマラチオ、責めはのっけから女にとって未体験の領域ですが、身体は激しい反応を曝します☆
鋭い快感にびくびくと顫える、若いすんなりとした肢体がとてもエロいですね☆

デリバリーの応対露出で声を必死に我慢する場面の苦悶の表情、限界を超えた快楽に眼を裏返した女に、更に加えられる首絞めプレイ…
冒険の結末は、この世ならぬ快楽の最果てでした☆

思いがけない爛れた体験の顛末と、マゾに目覚めちゃったヒロインのアブなそうな未来の予感。えちえちです☆
体験談ですから「あぶないーにげてー」なんでしょうが… まぁそれは周囲の人頼んだ☆

前話の最後、離婚を切り出した妃に苛立った王子が、彼女のドレスを引き剥がした所から直で続いています。
どちらも相手は自分に無関心だと思い込んでいる二人の、すれ違いのロマンス、
クライマックスの対決の夜の攻防です。

強制奉仕の意味合いの騎乗位から、いいように掴み振り回され嬲られる女。身体は王子の激しい性戯に昂まらされていても、心の距離は一向に縮まる気配を見せません。
逞しい男子に、成熟した豊かな女体。美しい造形の男女が営む苛烈な行為。怯えをはらんだ表情が、時折快楽に負けて溶け崩れる様は、とても訴えかけます。
作者独特の紺とセピアの着彩も、画面を引き立ててとても効果的。

孕ませれば逃げられまいとまで言い出す王子の切迫した焦りと、それを聞く女子の本能的な恐怖、後半パートの、相手が上手過ぎても何かもやもやする女子の機微とか、行為の間に描かれる、リアルで豊かな感情のニュアンスが読んで共感と臨場感を誘います☆

抱き潰しても得られない心。
究極の場面で、王子は掻き口説くように真情を露わに…

「あの… 私のこと好きなのですか?」

解決の鍵は、こんなにも簡単な事だったのでした☆

そして場面は、和解した妻と夫の夜へ。
すっかり弛んで快感と幸せを受け止める、ヒロインの忘我の表情、前半との対比が効果的☆☆
長い夜の昂奮の果ての王子の鼻○をからかっていちゃいちゃとか、ユーモラスで幸福なニュアンスを取り込む手際が楽しいですねw

なんでも王子から作者様に「妻との夜の営みは大事だから、もう少し描き加えてほしい」という要望があったとか(後書き)☆ 御馳走様です☆☆☆

最後には王子側の馴れ初めの種明かしもあります。
小さい貴族の子女の皮を被った大人、ヒロインの転生設定がここで生きてきます☆
こうだからそうなるの納得の連鎖の手捌き☆ 素直に上手です☆☆

長い長～い夜を抜けたカップルの朝。
これからの二人の幸せを素直に願ってしまう素晴らしいロマンス☆☆☆☆☆

マウスポインタお触り電車痴漢ゲーの新作。手軽なプレイ感、シンプルな作りの上に、結構なエロスが盛られた佳品☆

ターゲットは4人。お元気日焼け陸上部、ツンツン、ふんわり女教師に小動物後輩と各種取り揃え。
16日間(ゲーム内)の時間制限があり、ゲーム内グッズ購入のマネーもぎりぎりの設定(バイトの実行必須)なので、ターゲットの選択やグッズの購入順序等、プレーヤーにプレイプランを考えることを促す作り。
難易度的には、催眠掛ければプレイ初期以降はBADゲージは気にせず痴漢に専念できるぐらいの按配です。

痴漢パート、アオリ構図で突き出された大腿と腰回りが、悪戯の刺激でもぞもぞと揺れる挙動の良い具合の按配、夜の呼び出しSEXの二度イキ(「SP」ボタン)時の、絶頂に目を瞠り歯を食いしばる表情と乱れ喘ぐ音声トラックの、真に迫った衝迫力。
この絵柄で表現できるエロスの限界値に近いんじゃないですかね?

足裏・足指舐めのための挙動が わ ざ わ ざ 用意されており、その足裏足先の精確刻明なフォルムはフェチ心を唆ります。
制作者の、エロ表現経験値の高さと独自の主張を感じさせますね☆

手指、おもちゃの「挿入」は右クリック、痴漢時の二度イキは開発60以上で絶頂後も愛撫続行で発生。脱衣のクリック部位、お触りで反応するゾーンの関しては、サークルのci-en記事(『おさわりJKちゃん2のおさわりポイント(R-18)』2023/11/26)が便利です。

システム周りは現状簡素です。SAVEスロット3、イベント・エンディング回想部屋無し。
保存に意味が薄いゲームの性格上、実用的には問題ありません。
クリア後はENDLESSモード(時間、マネー無制限)も開放。

各個別エンディングもほのぼの、しっかり遊べてえっちなゲームです☆
現状verでは一応、催眠切った純痴漢で進める事も出来ます(意味は無い)☆

ちょっと引っ込み思案な普通女子のヒロインが、執着幼馴染二人組の地雷を踏んでねちっこい3Pの檻に囲われちゃうお話です。

男二人と女ひとりの三人は、ずっと一緒の幼馴染。番犬とは良く言ったもので、ちょいアグレッシブな兄(あん)ちゃん二人組が、学校でも外でもヒロインの傍にはべって(学校ではクラス違うけど構わず出張してくる)、近寄る男女無差別にがうがう吠えてる様子は、見た目はなんだか微笑ましいもんです☆

まぁヒロインの為になってるかはともかくw

そこそこかっこよくてそつなく出来る二人に頼りっきりの、愚図で普通な自分に自信が持てない事もあって芽生えるヒロインの、ごくごく普通な独立心からの単独行動が、とっくに若いオスに成長している幼馴染二人の、激情のストッパーを外してしまいます。

そしてなだれ込む、おっとり星人に気持ちを刻むわからせの3P。
二人掛かり、2つの口と4本の腕で丁寧に女の弱点全部責め、初回からねっちり激しい愛撫に、初めてなのにとろとろにされてしまうヒロイン。彼女自身、気後れと近過ぎる関係のせいで無自覚だった感情に、やられてから気が付く的なニュアンス?

太過ぎない良い按配のふくよか、本人は気にしてそうなボリュームの脚。そんなヒロインの普通感覚の女体が、男二人に前後から挟まれて性感の刺激にのけ反り返り、汗と汁に塗れ表情をだらしなく崩れさせる落差が興奮を誘います。

そして、歯止めを失った二人のオスの、わからせの暴走はもう止まりません。
単独行動の件のお仕置じみた、野外ロータープレイ、日常の場面で強烈な刺激に耐え呻く女の有様を写した場面はやはり唆りますね。そして家に帰れば終わりのない二人がかりのどろどろの…
定点カメラ視点もあります。

ちょっと鈍くさい普通女子が性感で悶え顫える姿態を曝すあぶな絵。
上手くまとまった手堅い読み口の、良いエロまんが☆☆

作者の同人旧作はがるまにフロア。細く硬質な描線で描かれる涼やかな温度感の美少女たちと、内に秘められた激しい性欲の熱情のコントラスト。商業でも継続的に活動している作家さんです。

久々の帰省で再会した、従兄弟の少女。10年以上前、兄貴分としてお祭りに手を引いて一緒に出かけた○供は、目を惹く美少女に成長していました。
「ずっと想っていた」という少女の告白。しかし、男には、既に街で同棲している相手がいます。

なだめようとする男に少女は言います「思い出をください」。

この少女、経験はありませんが、無知なお人形ではありません。
成長期に偶然覗いた行為(親戚のお姉さん格のJK×今回の男の「街に出る前の思い出作り」)に唆られ、田舎なりに情報や道具(!)を集めて、何年にも渡る、想いと快感への好奇心が綯い混ざった自己開発…

その開発された官能の激し過ぎる刺激が、思い描いていた想い人との実戦で少女を襲います。それがまた理性をぐらつかせて、おねだりの内容も、行為も、歯止めを失ってどんどんエスカレートしていきます。

熱情と性の昂奮で、熱に浮かされたような、赤く染まり、漂うような少女の表情。今作は表情中心で場面を追っている印象があります。
思い描いていた想い人の男根に、目を裏返しながら口に咥えこむ場面の〇褻☆

「あなたの奴隷にして」「お兄ちゃん専用の●だから」
少女がたどたどしく紡ぐ、言葉の意味を分かってるのかも判然としない卑猥な科白が、言霊のように二人を煽りに煽る進行の衝迫力☆
体当たりの勢いで描かれる連日の激しい行為、自分の内に獣の欲望を自覚する少女の縋りつく肢体、湧き上がる熱気に浮かされたようなSEXは途切れなく続き… 刺さります。

さてこのお話、男が街へ帰る日を迎えて「またね」とはなりません。
人生に、火傷の瘢痕のようにこびりついたひと夏の体験で、曲がり道に入ってしまった二人。
作家独自の熱気を孕んだ描写が訴えてくる一品。

今回のTHE猥談は、ラブラブカップルな二人の挑発合戦です☆

とある順調な同棲カップルの、何気ない木曜日の夜。部屋のソファに寄り添って座っている二人。じきに、女は男にしなだれかかり、話題を振って絡んできます。ちょっと定点カメラ実況テイストの演出が面白☆

これ、まぁ「かまえよ」「やろうよ」のサインですかね? しかし男は生返事でスマホゲーから目を離さず、微動だにしません。

二人の間には、約束があったのです。
「SEXは金曜日だけ」
気の向くまま番ってたら生活に支障が出るかもという趣旨で、一応女側からの提案だったようですが…

律儀に約束を守って、つれない男。
むらむらが収まらない女は、悪戯心も手伝って、座ったまま動かない男の身体をまさぐり始めるのでした。

無抵抗の男を、女が一方的に攻め続けるちょっと珍しいシチュ☆
そっぽ向いてる男の頭をひっ掴んで吸いつきキス、乳首舐め、勃ってきた○○○を勝手に引っ張り出して…
熱く荒い吐息、紅潮した顔、双方興奮は露わですがそれでも男は耐えて、誘いに乗ってこようとしません。
昂り切った女は、遂には股間を男の眼前に突き出し指で掻き回すえげつない見せつけオナニー… この展開、なかなかにエロいです☆

イッって一応せいせいした女が、今夜はここまでと宣言した所で事態は急変。突如豹変して女にのしかかってくる男。
狼狽する女に男は壁の時計を示します。時間はいつの間にか0時を回っていました。「だからもう金曜日」って理屈ですか(笑)
イッた直後で女は抵抗も出来ず、事は自業自得の抱き潰しへとなだれ込み…

体格差で足が浮く、腰で吊り上げて突き続ける後背立位で悶える図は結構なえろえろです☆ 「今まで我慢してたんだぞ」と吐露する男の可愛げもよし☆
こうして体位フルコースで欲望を満たし合う二人の営みは、いつ果てるとも知れず続くのでした…

瓢箪から駒で最高の一夜を過ごした二人のお話。
何とも御馳走様な一篇です☆