社会人になる前の最後の夏休み、卒論制作に励むヒロインちゃんのもとに高校時代からの腐れ縁の支倉先輩が訪ねてくるところからお話が始まります。
なるべくネタバレを踏まずに聴いて欲しい作品です。
(以下、ネタバレを含む可能性があるため閲覧要注意です)
支倉先輩はゆるめの軽い口調の方で、ヒロインちゃんとは仲良しで楽しい間柄のようです。
会いたくなった、って言ったら怒る?冗談、という発言で普段の2人の関係の良さが伝わってきます。
お前の使いたい数だけちぎって、という台詞にとってもドキドキしました。
今回の行為の中で、今までの頑張って我慢していたことをしてしまって、ごめん、と謝るも許しを得られて、気持ちを溢すことも我慢できなくなったのかこぼれてしまいます。
「これが最後」とお互い思いながら行為に溺れるところが切なくて、しんどくて、、とても苦しかったです。
タバコをくわえたりしながらお話するところの色気がすごかったです!
支倉先輩から関係の解消を言い出してくれるのですが、このままずっと居心地の良さや相性の良さに甘え続けていてほしいと思ってしまいました。
こんなにも線香花火が落ちないで欲しいと思ったのは生まれて初めてでした。
支倉先輩は確かにクズなのかもしれませんが、ヒロインちゃんには背負わせないようにしたり、悪い人だと思わせてくれなくて、傷つけてくれなくて、嫌いにならせてくれなくて、、本当にずるいです。
きっと一生忘れられないです。
最後に嘘にすると決めているからなのか、本音をぽろぽろとこぼしていくのがずるくてしんどかったです。
シナリオのワードチョイスもずっとツボで大好きです。
支倉さんの口調が絶妙でした。
キャストさんのお芝居も素晴らしく、支倉さんがその場にいる感じというか、、本当にすごかったです。
サクッと聴けるのにとてつもないインパクトの作品でした。
素敵な作品をありがとうございました!
これからも応援しています!