su_se1的赏析一览

設定(キャラクターたち)は違うけれど一妻多夫シリーズの前作から好きだった世界観、雰囲気はそのまま引き継がれた今作。
良かった…!と大きな声で言って回りたいです。

今作は双子、ではなく3つ年の離れた兄弟。ずっと仲良しな瑠架くんと光瑠くん兄弟とのお話。
2人と1人、ではなく3人のお話なんです。誰かひとりでも欠けてはいけないし、想いの大きさや向かう方向が誰かに偏るというわけでもなく。ひとりの人としてお互いを大切に思い合う図が愛おしい。
対ヒロインちゃんに対してはもちろんのこと、兄弟がお互いを大切に思っているところも好きな要素でした。
少なからず羨ましく思ったり劣等感を抱いてヒロインそっちのけで行為が進む…ということは全く無いのでそこも安心して聞けるし大好きな描写でした。
ヒロインが彼らに甘えるだけではなく、彼らもヒロインに甘えられるという関係がまた素敵です。
お兄ちゃんだから、弟だからというのではなくひとりの人として向き合ってくれて大切にしてくれるヒロインだからこそ信頼し合っているのだろうなと感じられる言葉や行動の数々に心が温まります。

三橋さんが2役を演じられているのですが、自然な演じ分けに感動しますしふたりのキャラクターが生き生きとしてそこにいるのを感じられます。両耳での囁き、耳舐めはタイプやアプローチも異なっており同じ人がお芝居をしていることを忘れてしまいます。
色んな魅力が詰まった今作、しらまっとさんの作品が好きだなあと改めて感じる作品でもありました。素敵な作品をありがとうございました!

社内恋愛禁止されているのにぐいぐいくるチャラ後輩…
なんて思っていたらそれだけでは終わらないお話。

社内恋愛禁止、を破るということは先輩が社内に居づらくなる可能性があるわけです。ですが告白して、その上アプローチを止めないということは…そう!決して自分本位の行動ではないんです。
チャラそうに見えて先輩のことをよく見ているがゆえの行動、彼なりに深く考えた上での言動なのが伝わってくる告白シーン。
社内でえっちなことをするドキドキ…。
40分ほどの尺の中にぎゅっと詰まっており、三橋さんの耳元での息遣いと真っ直ぐで熱い先輩への思いをたっぷりと楽しめる作品でした。

他人に興味が持てない若者で無気力に過ごす日々。
とあり勝手にダウナー系を想像していたのですが彼が好奇心を寄せるとすごく積極的に行動するんですよね。そういうタイプか!でも他人に興味がないのはどういうベクトルなんだ…?と思いつつ聞き進めていくと彼の過去について明らかになります。
抱えているものは違えど過去の辛い出来事により傷を抱えたふたりがひょんなことから距離が近づき心を寄せていくお話。

ハートフルBL好きで、なし崩し的に始まる関係というよりは少しずつ段階を経て信頼が出来上がっていく過程が好きなので個人的に超好みなタイプの作品に出会うことができました。

もちろんすごくえっちなシーンもあり、なんといってもバイノーラルマイクによりリアルな距離感とこだわりを感じるSEがたまりません(SE重視リスナーなので)

本編を聞いたあとはぜひキャストトークを聞いていただきたいです!演じられたさめたろうさんによる多角的な視点での優人くんのお話(どのように演じたかなど)が聞けるのでより作品が楽しめるのではないかなと思います。

ワンコいたもん!
誰にも取られたくない、姉ちゃん大好き!からワンコみが溢れておりました。乃木さんのこういう役大好き…

最初から姉への恋心を自覚しているタイプではなく、少しずつ自覚し行動へと移すタイプです。自覚してからは行動が早いです。
ハピエンとバッドエンドがあるのであまあまも楽しめますし、なんとしても姉を自分のものにしようとする執着全開な彼のお話両方を楽しめます。
恋人になってから手を繋ぐシーン、あまりにも可愛くてほっこりします。思いが報われて良かったねという思いでいっぱいになりますしバッドエンドは心が手に入らないなら身体に…というお話なので彼を思うと苦しくなります。
限定トラックはハピエン後なので安心してください!

そういうことへの知識、経験が乏しいヒロインが王子との日々の中で初めての感情が芽生えていく姿。育ってきた環境が異なるふたりだからこそお互いに少しずつ理解や絆を深めていく姿が愛おしい作品でした。
民族の違いゆえに起こる差別や偏見、という辛い描写がなくふたりの周囲の人たちはみんな優しい人なので安心して読むことができます。
知識が乏しいヒロインに1から教えていくってすごくえっちなんですよね…普段R18音声作品を楽しんでいる人間なので作中のプレイの数々やハート喘ぎなど大変良く満足です…!

ヒロインの心の機微にも気づく敏くてどこまでも寄り添ってくれる王子、じっくりじっくりヒロインを開発し自分は我慢をしていたこともあってかイってもイってもやめてくれないところのギャップがすごくてたまりません。

おまけには彼視点のお話もあり、これぞ王道あまあまハピエン!なエンドなのでそういう作品が好きな人にはぜひおすすめしたいです。

キャラクター(人物)の設定、お話、プレイ内容どれをとっても満足度の高い作品でした。
Dom/Subユニバースが好きで、音声作品や漫画を嗜んでいたのですが他に作品がないものかと探しているなかでこちらの作品に出会い一気読みしてしまいました。
かなりボリュームがあるのですが全く飽きることなく最後まで読みました。
R18シーンだけでなくヒロインのトラウマ、彼の背景、Dom/Subユニバース作品ならではの描写などが丁寧に描かれており読みやすく作品の世界観を感じ取りやすいと思います。

大好きな歳の差要素、精神的に自立している頑張り屋さんなヒロインというのも好きな要素でした。
年下だけど周囲への配慮や気遣いができ、包容力の塊である彼のもつ嫉妬深さやDom性…
これを求めていたんです!というのが随所に散りばめられた作品でした。
もちろんプレイはえっちでしたしなんかもうずっとｷｭﾝｷｭﾝしていたような気がします。

2穴責めなどに抵抗のない方はぜひ読んでいただきたいです。

そういうことをする(してもらう)ためにギャルの容姿をしている受けと隠キャオタクな見た目と話し方だけど根はドSな攻めくんのお話。
舞園くん(受け)のアヘ顔、ド責めの後優しくスローセックスでとろーんと蕩けていく表情、ありとあらゆる汁(体液)でどろどろになる様…どれもエロすぎます…最高!
オタクな攻め、ギャルっぽい見た目の受けが好きな自分にはたまらない作品でした!

こんなん沼ですよ…
どこまでも優しく寄り添ってくれるし、ほしい時にほしい言葉と優しさをくれるし、見た目は地雷系だけどしっかりしている(精神的に自立している)し…
何より誇りを持って仕事をしているというところ、信じているものがあるところが彼の人間として好きなところです。

作品としては最終トラックのみR18シーンがあります。それまでのトラックは短い尺の中にヒロインとの出会いから関係性が深まっていく日々、ここあくんの人となり(背景)が描かれていて満足感がありますし彼がくれる言葉や優しさに癒されていきます。
普段はヒロインを癒してくれていたここあくん、どこか元気がない様子…それに気づいたヒロインが彼に寄り添うシーン。
ここめちゃくちゃ泣けます。よいとさんの自然体なお芝居により感情移入してしまいました。

出会いは女風で、けれどなし崩し的にそういう関係になるのではなく少しずつ関係が深まっていくふたり。お互いが特別な存在になっていく様子が素敵でした…!

何よりここあくんの顔、服装、話し方が好きです。
最終トラック終盤の甘Sみのある責めもほんと良かったです。最高。

30分弱、1トラック作品なので作品ページの登場人物(彼とヒロイン)紹介を読んで関係性やふたりの環境を踏まえた上で聞けると思いますしシナリオを書かれたこみあさんのSNSにはSSも載せてくださっていますので彼、磴夜くんの長年の思いや彼の生真面目さなどにも触れられて作品の余韻を楽しむことができると思います。

年下彼氏の甘えんぼ、とあるように甘えんぼさんな可愛い姿もありつつ可愛いだけじゃない男性としてのかっこよさもある声が素敵でした。
でもやっぱ可愛いんですよ…口ではヒロインに勝てないとことか…
このちょっとしたやりとりでふたりの過ごしてきた時間、関係性が感じられるシナリオも良かったです。

前作でもそうでしたが前作からの時間の流れを感じられるような満さんとヒロインちゃんのやりとり。柔らかく温かな満さんの話し方、声に癒されます。

獣人ならではのとあることで悩み、自分を抑えることで大切な彼女を傷つけないようにしようと葛藤する満さんがいい男すぎる…!
お互いを思いやるあまりに本音を言えずにいたふたり、冬眠期の前にもう一度通じ合う姿。
それを乗り越えたいちゃあまえっち、獣らしさを感じる圧迫種付プレス、連続絶頂…
普段の穏やかな様子とはギャップを感じる一面も見えてどれも素晴らしかったです。
大変えっちで多幸感でいっぱいになるお話。
四季をなぞってお話が進んでいく様子も趣きがあり良かったです。