政略結婚。愛のない結婚。
後継者の為に子作りはするけど、そこに愛は無い。
────からの、見事な逆転劇。
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最近、三橋さんの、イケボでえっちで此方の心を擽るセリフよりも、すこーしコメディへ傾いて(いや、結構な具合だったかも)此方が笑ってしまうセリフにトキメいてしまう今日この頃に、この作品はドンピシャでした。
いや、もちろんえっちなのはそりゃもうあるんですが、如何せんこの政略結婚の夫。ドーテーでして。キスもそれ以上どころか、初恋さえまだだった! な、夫でして。
辿々しさ(初々しい?)溢れるえっちシーンから、持ち前のポテンシャル発揮でのテクニシャン(笑)に転向。
そのポンコツ具合な夫を、そりゃもうステキに演じられてる三橋さんの手腕は見事ですよ。
初めてのチュウなんか、歯が当たると言うお決まりパターンからスタートでしたが、実はおっぱい大好きだし、ちゃーんとえっちなビデオ観てたりするし(試聴程度なにおわせ)自慰だってしてた。
後継者の為に嫌々な中で『しょうがなく』なえっちを開始するけど、見事奥さんの身体に陥落。
……いや、奥さんの締め技でも陥落(ギブアップ)してたな。
蝶よ華よと育てられてたお嬢様の筈の奥さんは、実はレスリングを嗜んでて(嗜む??)コトある毎に夫を締めます。その度に夫のそりゃまた『良い返し』の掛け合いがあって、政略結婚からの仲良し夫婦になれそうな予感(どこに?)が溢れてました。
……なんて言うか、最初から完璧な男性よりも、喜怒哀楽が情緒豊かな男性が相手のお話を好ましく思ってしまうのは────耳が肥えてきたんでしょうか。贅沢な悩みです。