入鹿的鑒賞一覽

聴き終わったあとに、最初から楼主様とヒロインはずっと心が通じ合って、水揚げから最後のトラックまで両思いなのに、ものすごくもどかしく切なく、情緒がおかしくなりそうです。お二人は正式に結ばれることなく、ただ来る日も来る日も人目を盗んで愛し合ってたのみ。

楼主様はヒロインを自分の娘のように可愛がり、同時にヒロインの女の顔に惹かれ、その二つの情が混じり合って躊躇しながらも深くヒロインを愛していく。二回戦さんの声は色気だけではなく、この繊細な感情をうまく表現していて、本当にお見事でした。元々好きな声優さんの一人ですが、この作品を聴いたあとにさらに魅了されました。

ただ冒頭にも話したように、遊郭の楼主と花魁という立場なので、いくらお互い愛し合って、ヒロインは暁様のために人生全てを捧げても、ラブラブ二人だけのハッピーエンドではなかった。ヒロインは花魁としても役目をこれからも果たさなきゃいけないし、暁様はそれを望んで、理解して、毎晩閉店後彼女を抱く。これは相当大人の恋ですね……。してる最中にヒロインの名前を呼ぶ声、とても切なく聴こえます。

これは危険な恋ではあるが、刺激的でドキドキするような恋ではないです。蜜のような甘いのに後味がほんのり苦くて、忘れられない恋を知りたい方にはおすすめの作品です。

こんなにかわいいゆうさん、聴いたことがないです!ほろ酔い彼氏ゆうさんがすごく甘えてくるし、いつものちょい意地悪な言葉も砂糖菓子のように聞こえます。

36分間ずっとキスしてるとはいえ(本当にちっとも離してくれない!)、小鳥のような軽いちゅっからお互いの口に舌ピストンまで、様々なプレイ内容があって飽きさせない工夫を感じられます。そして個人的にゆうさんのキスする時に吐息とともに発する「んっ……」の声が、本当にセクシーで大好きです!今回の作品でその声を最初から最後まで存分に堪能でしたので大満足!

ちなみに最後のセリフはなんか照れ臭く聞こえて、とてもかわいかったです!激しいプレイ音声のあとに、身も心も昂っていたはずなのにその一言でフフンっとほっこりしちゃって、興奮が残りつつ心地よい余韻に浸っていました。

もちろんゆうさん今までカップルや両思いの作品も多く出されますが、糖度に関してこの作品は間違いなく上位に食い込みますね。このどこまでも可愛らしいかつ激しい彼氏と出会って、リスナーの私は幸せです!素敵な作品ありがとうございました!

モブ令嬢シリーズの最終章のキャストが発表された時にまず驚きました!佐和真中さんの演じるラスボスバルバトスは一体どんな風になるでしょうとものすごく期待をしていました。そして視聴後のこの満足感はなかなか文字では表現しきれません。

バルバトスの口から聞かされた悪役の運命は過酷なものでした。シリーズファンから見ると、ヒロインが楽しく他のキャラクターといちゃこらしている影に、バルバトスは一人で孤独を耐えながらヒロインを待っていたという事実が胸にきますね。心底から申し訳ないと思いました……。ヒロインに自分の存在を徹底的に刻み付けたくなる気持ちも理解できます。

上記の理由でバルバトスと致すシーンが少し切なく聞こえますが、とにかくどえろいです。耳責めのリップ音も耳の深部に入ってくるような音がして、ゾクゾクしました!シリーズの耳責め全部エグくて、きっとリスナーそれぞれの好みがあると思いますが、バルバトスの耳責めは本当に特上です。このキャスティングに感謝しかないです。

最後に二つの分岐があって、爽やかなハピエンもすごく良かったのですが、メリバルートの重みがかなりきます。特にここで第一章の司祭リチャード様のあのセリフを聞くと、未来永劫この世界の崩壊は何度も何度も繰り返されるのを確信し、絶望になります。確かに作品単品でも充分楽しめますが、このメリバはシリーズ舞台全体のバットエンドに繋がると思うと鳥肌が立ちます。これぞシリーズものの醍醐味ですね!(スタンディングオベーション)

バルバトス単品でも佐和さんの演技を存分に楽しめます。セリフの間に滲み出す哀愁とヒロインへの執着を是非聴いて欲しいです!素敵なシリーズ作品、そしてこの集大成の最終章、本当にありがとうございました。

前作に引き続き、安らぎを提供するこのレムリウム。安眠音声ではあるが、物語の途中で寝てしまったらもったいないです。なぜなら物語の中身で心までほぐれますから。
空想星座のお話なのに、登場キャラクター全員素朴で純粋な感情の持ち主で、キャラクターが会話するたびに自分の中にある暖かさを思い出されます。気が付いたら涙が出たり、笑顔になったり、レムリウムを聴くと自然と癒されます。
これからも毎晩のようにレムリウムにお世話になると思います。眠れない人にも、どこかで心が塞がっている人にもおすすめです。

登場人物2名いますが、主に後輩くんがメインで話が進みます。この後輩くんがちょっと気が弱くてなんだかほっとけない感じですが、ヒロインを求める姿が情熱的で、ダメだと分かっていても気がついたらどこまでも許してしまいます。

ヒロインは多少無防備な部分があっても最後まで抵抗する意志があって個人的にすごくよかったです(チョロいですが)!ただ身も心も寂しい時にこんな風に求められると気持ちが揺らぎますね。キスシーンは他の作品よりちょっと多め、しかも性急で激しいです。ゆうさんのキスシーンが大好きなのでトロトロと溶かされます。特に最後に後輩くんに情に訴えかけてくる時に視聴者の私も動揺しました。きっと一夜の過ちとして終わらせた方がいいと分かっていても、このままでは終わりたくない気持ちになります。

ちなみに先輩の出番もありますが短めでした。しかもそのあと後輩くんにボロクソに言われて、完全に当て馬の存在で面白かったですw

元々聴きやすい長さではあるが、実際に視聴すると(後輩くんに)濃密に愛される故にさらにあっという間に終わった感じがします。とにかくヒロインと後輩くんの続きが気になって仕方ないです。背徳なシチュエーションの中に純愛テイストを味わいたい方におすすめですよ!

ゆうさんのファンとして初めての監禁ものなので、きっと今までのレ◯プシリーズ以上の恐怖が待ってるだろうなあと予想しましたが、いい意味で裏切られました。作品中の彼はただただ優しくヒロインに愛を囁き、理解を求めるかわいそうかわいい人でした。イラストとのギャップがすごすぎて一瞬にして堕ちました。

作品内容にも書いてありますがヒロインを拘束しますが痛いことはしません。むしろ反抗するヒロインの手足が痛まないかを心配したりしてくれます。彼は最初から「自分を思い出して」と何度も言ってましたが、その感情が徐々に高ぶって大声を出したシーンがあります。今までのゆうさんの作品なら恐怖を感じていたはずなのに、この彼にはむしろ愛しさが溢れて切なく思えました。リアルに好きになりそうです。(ちなみに自分はピクッとしましたが、のちに作品ページをもう一回読んだらちゃんと注意事項に書いてありました。ゆうさんの優しさに感心。笑)

一方通行ではあるが、ヒロインを無理矢理に犯すのではなく(一応)ちゃんと手順を踏んで愛して貰えるように努力な彼だからこそ、聴き終わったあとにリスナー側も自然と作品中の彼に応えたい気持ちになります。ゆうさん初心者にとっても優しい作品なので、是非手に取って聴いて欲しいです。

最初はあんなに冷たいウォルフ様が最後こんなにも甘えてくるなんて、胸キュンしかないです!個人的にシリーズで一番グッときました!

幼い頃からずっとレオ様と比べられて、ずっと二番手のままで、ウォルフ様の気持ちを想像するだけて胸が苦しくなります。作品内容を読んだ時点で母性本能をくすぐられました。たくさん癒してあげようとも思いました。しかし!ウォルフ様の耳責めが今まで3人の中で一番えげつないんです!癒してあげるとかそんなことを言ってる場合じゃなかった!耳(脳ミソ)が溶けないようにするだけで精一杯でした……。耳責め好きな令嬢の方々には絶対におすすめです!私には刺激が強すぎて完走まで大変でした。笑

とはいえウォルフ様は本当に愛しい方で、ヒロインに恋した前後のギャップが必聴です!後半はとにかく甘くて身も心もトロトロにされますし、セリフのひとつひとつにキュンキュンします。クールキャラを攻略した達成感も味わえるのでおすすめですよ!

まず作品の内容紹介だけ読んで、どっちかというとハードプレイ重視のイメージだったが、実際聴いてみたら、朝比さんの激重感情に潰されそうになり、最後こんなに心苦しくなると予想もしなかった。ドMちゃんじゃなくても是非聴いてほしい作品です!

本編を聴いたあとにもう一度添付ファイルの「サークルのご挨拶」を読むとまた面白いです。まんま罠にはめられましたね。最高です。

声優の灰島さんの作品これが初めてで、元々淡々とあらゆる手段を使っても目的を果たすキャラクターではあるが、それでも台詞の間に滲み出す感情表現がすごくうまかったです。オーバーすぎないのに深い愛情を感じられます。

内容に関してはあらすじ通りにハードプレイ中心で、個人的に想像力のいるシーンばかりでした。でも恐らくそれを配慮して、サークルさんも色んな効果音を付けたので聴いていて楽しかったです!核心の部分を書くとネタバレになりますのでストーリーについて多く書けないんですが、ヒロインはただの実験体ではなく、ちゃんと愛されています。願わくば何かしらの形で前日談や続編を視聴できると嬉しいですね。それだけこの作品が好きで、もっと深く知りたくなったのです。

狂愛プレジャーさんから三重さんの作品が発売されるのを知ってからずっと期待していました。狂愛プレジャーさんの作品はとにかく吐息の臨場感がすごくて、やはり今回もヒロインと触れ合う時の虎太郎くんの震える吐息がリアルで、彼の興奮と不安が伝わってきました。
虎太郎くんが爽やかなイメージでファンの前に振る舞う度にメンヘラチックな本性とどんどん乖離していくから、ヒロインと出会った途端今まで隠してきた部分を全部ぶちまけたくなったでしょうね。その独りよがりの感情をちゃんといい意味で気持ち悪く聞こえます!でも豹変の裏に理由があるのを知り、たとえ無理矢理されてもどこかに安心感があって怖くはなかった。本当にタイトル通り虎太郎くんの愛に蕩かされますよ。
プレイもしっかりエロい。序盤はなんと虎太郎くんの一人プレイを聴けるのです!これがまた盗み聴きのようにドキドキしました!本番に関して、DTだからちょっと早かったのを否めないのですがw、回数で勝負する男なので心配ご不要!何回も満たされますし、虎太郎くんを知っていくことで愛情も深めていきます。最後に虎太郎くんの葛藤と告白を聴いたらきっと手を離せないでしょうね。ちなみに最初強引にする時の震える吐息と最後愛し合う時の落ち着いた呼吸に注目してほしいです。この三重さんの演技にかなり感動しました!素敵な作品をありがとうございます!

最初はなんて優しい隣人さんだ♪作りすぎたおかずとお酒をお裾分するとかこのご時世の田舎にすらそうそういないぞと思ってたが、やばい知能犯が隣に住んでた話だった!まあ知ってたけどね。笑

界隈に色んなやば男が潜んでいるが、まるで自覚のないやば男もいれば、無知を装って計画的に相手を落とすやば男もいる。宗助さんは完全に後者だね。でもね、美味しいご飯も作ってくれて、エッチもうまくて()、さらに賢くて、完璧な彼氏なんじゃないか?彼氏面だけじゃなく、個人的に是非彼氏になっていただきたい!

一時間半ほどの長さってさらっと聴ける長さではあるので助かる。ヒロインが抵抗する時の衣擦れの音があまり自然じゃなかったのが唯一違和感のあるポイントかな?でも細やかな部分なので作品の完成度の高さに影響がないです。三楽さんの演じる宗助さんは優しくちょっぴりお茶目な一面を持ちつつ、強引でS気の一面もあって色んな顔を見せてくれる素敵な彼氏です。ラストトラックも微笑ましいと言えるほどハッピーエンドでしたので、是非宗助さんの愛を怖がらずに受けとめて、きっとどハマリしますよ!