sakurabashi的鑒賞一覽

今回はお兄ちゃんにフォーカスしたお話。
前作では表情が陰っていた弟は明るさを取り戻しつつあってちょっと安心。
反対に弟との関係がこのままでいいのか悩んでいるお兄ちゃん。
そんな時に元彼が実家にまで押しかけてきて自分の元に帰ってきてほしいと勝手な事をいうの、本当に最低な相手だ!
キッパリ別れを告げているけど元彼側は未練ありそうな様子なので心配。
弟の想いに向きあっていってくれれば2人にとってはハッピーになるのにそうなるのはまだまだこれからのよう。

お人好しで世話焼きのヒロインに神様は2度救われた。
1度目は信仰がなくなって消えかけてたオオカミの神様は、ふらっとやってきたヒロインの気まぐれで偶然救われる。
2度目はヒロインの県外就職で神社に誰も来なくなることで結果消えてしまう事になると知った時に傍にいることを約束してもらった時。
見返りを求めていなかったのに、一緒にすごすうちに欲がでるのは神も人も関係なく生じるもの。
数十年見守ってきた結果が愛になるのは必然だったと感じた。
神に好かれた人間の末路が神隠しなのはなんだか納得。

気づいたら異世界にいて死んだと聞かされ、説明もそこそこに自分の状況を理解する前にいきなりセックスはとんでも展開で驚いた!
冒頭そんな始まりだったからキツイなーと思ってたら、なんだか王子はヒロインにひとめ惚れしたっぽいし冷徹にはなりきれない、王子本来の優しさが漏れでてて可愛いかんじになってきたので安心して読み切ることが出来ました。
第二王子の立場や責任から目を背けてきたけど、ヒロインの出現でいい方向に変わりそう。
次巻へ続きそうです。

最後のヒロインの台詞「生まれた時から…こうなる運命だった」という台詞がもつ意味と重みが数回読みこんでようやく理解できた。
最後まで読んた後に、冒頭部分、ヒロインを無事召喚できた時のアルバート王子の表情が「成功した」「また逢えて嬉しい」「伝えたい事がいっぱいある」「もう2度と失わない」というい複雑な感情があらわれていて、それを見て胸が傷んだと感じたヒロインの直観が正しい事を知るのはなんとも切ない。

義母・娘と一緒の旅行中に大胆にも娘婿を誘惑する義父。
お酒に酔ったのと旅先の解放感からか、または義父の色気にあてられたからなのか抵抗もなく全てを受け入れる娘婿。
義父は手慣れたかんじなので、経験豊富もしくは普段から遊んでるのかはわかりませんが、言動から婿のことは前から目をつけててこのチャンスに体から堕としにきた様子。
(健全な意味の方で)仲良くしたいと常々考えていたのと元から義父に憧れていた婿は、エロ目的はなかったけどノリノリで義父とエッチしてるので寝取られ要素はうすーいかなと個人的には思います。
ページ数が少なく感じたくらいもっと読みたかった。

冒頭で設定をしっかり解説する親切展開(笑)
お腹を空かせたインキュバスが罠にかかって身動きできない人を見つけたらすることはただひとつ、食事ですよね。
上と下のギャップがエロさを強調しててとてもいいです。
行為中の表情見れないのが残念、と思わないくらい下半身の描写が細部まできちんとされてるので十分にどエロいです。
触手が余すことなく性感爆上げの手助けしてるのもいいスパイスになってます。
感覚遮断魔法が切れた女騎士の姿は、行為が想像以上の快感だったことがよくわかってインキュバスが知ったら自信がついたのに と個人的に思った部分。

彼女と別れて落ち込んでいるアオイ(受け)のことを、前から狙ってたタクミ(攻め)はホテルに連れ込んで強引に体をつなげます。が、個人的にキスからはじめる話には愛があると思います。
乳首も後孔も激弱なアオイを”かわいい”というタクミに激しく同意。
服を着てた時は分からなかったけどパイズリできるほど立派は雄っぱいの持ち主だった事にも驚き(笑)
乳首は誰に開発されたのか気になったし、それをタクミが知ってるのも気になった。彼女なのか、誰か教えて!

タイトルに偽りなく、乳首を重点的に執拗にしっかりせめています。
チクニーのし過ぎで乳首肥大化してるのはデフォルトですが、雄っぱいも大きい先輩はチクイキできる優等生。
後孔はさわったことがなかったようだけど、チクイキしたお陰かアナルセックスでもちゃんと気持ちよくなっているのでそっちの才能もあったのかも。
これから後輩にあんなこと、あれなことを一杯されるのかと妄想が捗る先輩の表情がエッチくてとても良いです。

顔はいいのにいまいちランキング上位に入れないホストのジン(先輩・受け)とヨル(後輩・攻め)。
2人とも性に奔放でジンは自発的にアナル拡張にハマるし、ヨリは視姦プレイが好き。
普段から仲がいい2人の(セックスの)絡みが見たいとジンの太客に言われて軽いノリでエッチすることになるとんでも展開。
最初の軽いお触りから後孔に指入れて前立腺責め～はよくある流れ、と油断していた所で、BLでまさかの喘ぎではなく雄叫びをあげる受けとは!
攻めに「女っぽくして」ってお願いされててお腹がよじれる程笑ってしまいました。
お笑い(?)パートはここまででその後はしっかりエロいですのでご安心ください。
作家さん買いでしたが、予想以上に満足しました。

父親が散財する息子にお灸を据えるために下した命令がどこかの島で1か月生存すること。
島においてかれたどうしようもない万年発情坊ちゃんアダムは、その島に住むダンの家でお世話になることになるけど、村の娘には手をだすなと首長に釘をさされてしまい下半身のムラムラをおさめようとダンのムチムチお尻に無理矢理イン!
ダンはガチムチ体毛ありの真面目な性格の漢なのに乳首が弱くてアナルの才能がある敏感なからだをしているものだからアダムが夢中になるのも納得。
ダンを大好きになって3年後に迎えにきたアダムはいい成長をしたし、
アダムにプロポーズされたダンの表情が幸せそうでよかった。