sakurabashiさんのレビュー一覧

最初こそAVに売るぞと脅して若奥様から遠ざけようとしたけど、薬を盛られた翼のために甲斐甲斐しく後孔をほぐしてから抱く気遣いをするあたり命の恩人とういうより好きな人にする態度。
騙されやすくてお人好しなホストの翼を、陰から見守っていた辰さんの成果(?)が実を結んで、若奥様の魔の手にかかる前に助けれて良かった。
顔見知りになってからは毎晩抱いてるとは。
辰さんの独占欲半端ないです。
はやく素直になって付き合っちゃえばいいのに。

前作『邪神に娶られた聖騎士～溢れる母乳の永久絶頂～』の続きのお話になるので読んでいた方がいいと思います。
土地神から邪神になった経緯と強い執着心の理由が分かりました。
今作は前作から8年経って邪神の唯一の伴侶として過ごしているジュリアン。
邪神との暮らしにも慣れてきたところに父親を心配した娘が現れたことで、
自分の気持ちに気づいたジュリアンが邪神と向き合ってお互いの愛を確認しあって幸せな結末を迎えれたのは、
前作の終わり方を知ってる身としては良かったなという感想。
「俺だけをみろ」「すべてを捧げろ」「手放さい」と事あるごとにずっと言っていたけど、今作でこの意味が分かり個人的にはスッキリした読後感です。

国の守護・繁栄を邪神にゆだねている国のために、聖女の末裔の家の娘に聖女という責を代々負わせているが、次代の聖女が出奔したためまだ幼い娘のために邪神に直談判する父親がいじらしい。国は何もしないのね。
淫紋で母乳が出るようにされ快楽に抗えないからだに作り変えられても、娘を気づかう父親らしさを忘れないのを邪神は気に入らない様子。
独占欲が強いくせにジュリアンに娘に合わせてやると囁いてジュリアンの関心が自分に向いてる事に安心するのは中々厄介ですね。
ジュリアンの精神が壊れないか心配です。
終わり方がちょっと闇堕ちっぽいので苦手な方は注意してください。

『完全なる一族』『きょうだいあそび』の兄弟の祖父(ミヨ)×父(シンリ)のお話。前日譚で兄弟もおまけページで出てくるだけなので読んでなくても話はわかります。
ミヨが神(と認識しているモノ)に力を与えられ、立ち上げた教団をシンリが運営している時代のお話。
シンリはミヨが大好きでお互いが一番大切で大事で一番の理解者という関係。
親子の枠にはまらない自由さと想いがこの2人の魅力。
個人的には兄弟のお話よりもこの2人のほうが好きです。

レネ(受け)は自己犠牲というかドM、アシュリン(攻め)は粘着系腹黒。
レネは借金のために自分自身で闇オークションで競売にかけられ「俺が我慢すれば…(涙)」と悲劇の主人公になり、アシュリンの後孔開発にも嫌イヤ風を装ってるけど本心では悦に入ってそうな印象。
アシュリンは初恋の人と結ばれたいためと一途さアピールで奴隷を買ってきた過去の事も正当化する口のうまさ。表情管理でさらに切なさ演出で見事レネの信頼ゲット。
2人ともかなり演技派で似たもの同士と思ったので、主人と奴隷の関係性だけど無理矢理感はあまり感じませんでした。
くっついたのも必然ですね。
今回出番が少なかった執事の方にも闇があるようなのでそっちも気になります。

マイルドヤンキー&ちょいおバカな宇佐美君は「チクニーのし過ぎで母乳が出る」という噂を信じて同級生の稲葉の口車にのせられて乳首の触診を受けることに。
宇佐美くんは立派は雄っぱいをお持ちで毎日のチクニーの成果か、稲葉の手技に即陥落。さらに乳首を攻め立てられて昇天しちゃう宇佐美君はチョロすぎて心配になるレベル。
稲葉は雄っぱいにしか興味がなく真面目(?)に徹底して雄っぱい・乳首を責めつづけるのみで挿入など他の要素はありません。清々しいほどオッパイしか目に入ってません。
ただ、宇佐美君のイキ顔はエロいです。
冒頭から怪しい雰囲気だったけどやはり稲葉の策略だったと判明。
今後があるか分かりませんが続きがでるなら読みたいです。

閻魔様のビジュアルが好みで購入(笑)
クール系かとおもいきや、現世の恋愛ドラマ見て羨ましがってる閻魔様かわいいな!
四道(攻め)が自分だけに向けて微笑んだら「学園ドラマみたいっ」とウキウキしたり、物陰につれてかれてキスされたらキュンキュンしてキャパオーバーになったり初々しい姿がなんとも可愛らしい。
四道の手のはやさにはびっくりですがそれだけずっと好きだったんだなと。
始まりは多少強引でしたが閻魔様が幸せそうなのでOKです。
もっとこの2人のお話が読みたいです。

前作「魔女に転生したら淫魔に愛されました。」の続編なので、そちら読んだ方が関係がよりわかって今作を楽しめるので読む事お薦めします。
また、「天才魔女は自分の未来だけが見えない」はお姉さんのお話で、お姉さんの人となりがわかると思います。
今作は怪しい植物を買ったことでトラブルに巻き込まれることに。
淫魔が干渉できない夢をみせるのはかなり厄介な植物。
寄生されて栄養を吸い尽くしたら廃人に、花は実をおとしてどこかに紛れ込む、なんて怖い。
続編早く!と待ってます。

転生したのにチートじゃないヒロインが、自身で召喚した無能力の落ちこぼれ淫魔とのお話。
魔力量は多くても上手くコントロールできないため落ちこぼれと思っているヒロインと、精気もらう(=食事の)相手と割り切っていたのにヒロインの事が愛おしくなって自分のものにしようと虎視眈々と準備していた腹黒淫魔の、淫魔ならではのラブラブエッチを楽しんでください。
こちらのヒロインもチラリと登場する「天才魔女は自分の未来だけが見えない」はお姉さんのお話。
ニアとサリの続きのお話もあるのでそちらも読みたいと思います。

彼氏が本当にドクズで朝陽早く別れて!と心の底から願うくらい暴力や肉便器呼びなど相当ひどい扱いを受けています。
ただ朝陽は自己評価が低すぎて彼氏に依存している状態のため現実を直視できてないので前半は読んでてちょっとしんどいです。
そんな中レンタル彼氏と交流することで自分自身を大切にできるようになっていけるようになったのは、いい変化となって朝陽のメンタルにも影響を与えることに。
朝陽に対するクズ彼氏とレンタル彼氏の扱いの対比が朝陽の成長や変化を感じとれるバロメーターになってるから必要な場面だと思う反面、暴力に無抵抗になるのはそれだけ根深く心の傷になってるのかと、悲しい気持ちになってしまった。
クズ彼氏とレンタル彼氏との関係が今後どうなっていくのか続きがきになります。