受取手次第のマルチEDでした!
そしてかなり人を選ぶ作品でもありました。サークルさんも説明文を記載して下さっていますが、購入前にプレイ内容の確認は必須です。
私は首絞めがとてつもなく苦手ですが、そこを耐えてでも朝比君に会いたかったので購入。
最終章は本当に胸が締付けられる思いでした。
人の心を捨てたと言っていた朝比君でしたが、その本心が深紅の花嫁につまっていました。
好きで好きで叶わなかった思いがつらくて、天才が故に犯した過ち。
『あなたに愛されたかった』
『愛してた、ごめんね。愛してごめんね』
三雲さんの演技も相まって涙があふれて仕方ない。
この辺りの彼の告白こそが彼の全てであり、最後まで消えなかった人の心だなと思いました。
きっと最初から消えてしまう覚悟だったんだろうな。
全部用意されていた。愛されないとわかっていた。
書きながら泣きそうですが、一周目の私は朝比君を終わらせる選択をしました。そしてラスト私は朝比君を一人にはできず培養液の中で逝きました。
ゴボゴボ...
私には過去の記憶があり、恋人が待っている。
その気持ちが消えなかったと感じたのは最後のチャンスでイクことをずっと我慢していたヒロインちゃんを見たからです。
でも最終的に朝比君の悲痛な思いに同情し、自分に本当は帰る場所なんかないと悟り、二人で逝くことを選びました。
メリーバッドエンドだ!
ちなみに三雲さんのフリトまでが本編です。
三雲さんの作品への思い、6章での朝比君の思い、それを踏まえた上で本編をもう一度聞くと朝比君がずっとイライラしている理由も理解できるようになるので、二周目は共依存という形で二人が笑い合える未来のEDを迎えることにしました。
三雲さんのフリトで勝手ながら言葉を紡ぐことが上手だと感じた結果、感化され激重レビューが出来上がってしまいましたw
制作に関わってくださった全ての皆様!
楽しい考察の時間を本当にありがとうございました。