すばもさんのレビュー一覧

愛着のあるミシンが紡いだ縁が、良縁なのか?悪縁なのか?

キンジョーと。というアプリでマッチングしたナギサという人物に、愛着のあるミシンを譲り渡すだけのはずだったけど、いつの間にかストーカーになってた件について。

渚くんめちゃくちゃしっかりストーカーするし不法侵入してるけど、怖がりきれず憎みきれない可愛さがあると思うのは私だけでしょうか。こういった場面で変に慣れてるところが良いのか悪いのか。

三橋さんのお声がぴったりすぎて息を何度かのみました。後半感情の乱気流を乗りこなしながら上下にテンションを行き来する渚くんがあまりにも愛おしくて、正直このまま抱きしめ返したいくらいでしたが、本当につらそうに別れを告げてくるから、一旦この余韻を味わうべきだ、そう思いぐっと堪えました。

しかしハッピーエンド至上主義の私としましては、このまま寝るのも躊躇われ、特典である第4部へ1日と置かずに飛びついてしまいました。許してください。
特典では、私の満足がいく展開の救いが待っていて本当に助かりました。今日はよく眠れそうです。
渚くんが喜びを噛み締めたり、緊張して生唾を飲んだり、泣きそうになりながら声を震わせて感情を剥き出しにしたり、あまりにもすべてが好きすぎて辛いくらいでした。
どうかこのまま幸せになってくれ。

私的には、この縁は良縁だと感じました。

実はかけるくん、から先に買って聴いていたのですが、かけるくん聴いたあとすぐにあきらくん、も買いました。
買ったけど、少し時間を置きたくなって買って半年も置いてしまいました。
最初に聴いた方が内容どぎつくて、当然あきらくんもどぎついんだろうなと理性が働いてしまったんですね(買ったときは働いてない)

聴いてかけるくんとは別方向でやべー奴でした。

頭良いからヒロインがなにしたら言う事聞くかわかってるあきらくん。そもそもヒロインの言う事聞かせなきゃいけないってことは、ヒロインが自分のこと好きじゃないってわかって良いようなものですけど、あきらくんの心が拒絶してるのか、にーにのこと好きだって思い込もうとしている行動の数々がエグいです。
ただ、にーにのこと好き?うん、ばかりだね。って言うような所々で、理解してるような言動をしてくるので、少し切ない気持ちになっていたら最終トラックで逃げ道ぶち壊されました。

そもそもその前にこっそり飲んでたピルを自分の手で捨てさせられるなど、自分から逃げ道を1つずつ放棄させられていたのですが、最終トラックでヒロインが排卵日なのを笑顔で教えながら行為に及んでくるし、赤ちゃんできると良いな、って囁いてくるんですよ。しかも医学部だから人体の構造説明しながら、妊娠の準備手伝ってくれてうれしいよ、って言われるのでずっと絶望しかないヒロインがなんとか自分を保つために今後にーにのことを好きだと思い込む未来があるのかな、と思うと切ないようなそれが唯一の幸せなようなそんな気がします。

個人的には基本的に、にーにとして穏やかで優しい口調なのに合間合間で容赦ないキツめの言葉を砕けた口調で吐いてくるところが性癖に刺さってました。

絆創膏で閉じ込めた思いが届くと良いね、にーに。

ボーイッシュな先輩ちゃんが後輩にいつの間にか彼氏ポジに収まられてて、体を好き勝手されちゃうけど、女の子扱いされ慣れてないこともあって拒みきれずに調教されちゃうのめっちゃ良いですね。

とっても女の子らしい体つきなので、どんどん快楽を覚えさせられてて、なにこれ、ってなるのめちゃくちゃえっちです。
無知っくすに近い感覚な気がします。

特段前情報とかは得ずにタイトルに吸い込まれて購入しました(ちょろい)

公安警察の私があやしいおクスリを探るために潜入捜査中、うっかり行動を怪しまれ、明らかに毒島とかいう危ない名前と危険な香りのする男に捕まって、めちゃくちゃな目に合わせられる。みたいな展開、大好きですね。

とはいえ、愛がある話が好きなので、ここから毒島さん愛芽生えさせてくれないかなぁと思ったら、愛してるフリで人のこと丸め込もうとしてくる!!!
少ししょんぼり聴いてたら更にそこからどんでん返しがありました。ストーリー性があって楽しく聴けます。あの手この手で楽しませてくださってありがとうありがとう……確かに毒島さんはジャーマンシェパードでしたよ。

うめこっぺ先生の作品大好きなんですよね。

絵柄の可愛さと内容の容赦なさが反比例みたいな図解を生んでて、あー!!大変けしからんえっちです!!!という気持ちにさせられます。思わず掌で目を覆った隙間から覗いちゃいます。

基本的にどこか薄幸で気の弱い女の子であるヒロインが、性癖だけはどぎつくて、たまたまヒーローにスマホの画面見られちゃって、の展開、良いですね。

うめこっぺ先生の作品のすきなところは途中何度も何度もあらゆる体位でするえっちなシーンが細かくコマ分けされて、遠目なのに臨場感が伝わってくるところです(変態)

SMに興味はないですが、漫画を読むと気になってくるので、これて性癖歪まされそうで困ってます。

前作履修済です。前作も最高だったので、当然のように続編を購入しましたが、やっと聴けました。

まず、三橋さんの穏やかな声が大好きなので、九条さんの声色めちゃくちゃ好みです。

本番前にしっかり愛してくれるのは前作同様で、愛されてると錯覚できるし、彼はそれをモットーにしているのでうっかり頼まれたら壺を買いそうだし、付き合ってるのでは?と思い込みそうでこれがプロか…と思わされます。

「表情見てるとすぐ気持ち良くなるの僕にバレてますからね」って言われたあとに余裕ないって自己申告されて、あー好き!となってしまうのは私がちょろいせいなのか、九条さんの手腕なのか、多分どっちもですよね。

特にトラック3の後半からトラック4が好みですが、終始楽しめます。
寝バック希望してるのに途中で顔見ながらしたいって言われるし、名前呼んでって言われるし、どう考えても付き合ってました(幻覚)

アンソロジーに手を出したのは初めてですが、圧倒的スピード感でえっちが詰め込まれています。

どういうとき?って思うかもしれませんが、サクッとあらゆるシチュエーションのえっちを読みたいときにお手軽に読める作品でした。

当然ですが、いろんな方の絵柄を楽しめるので、ライトに手を伸ばせるし推し作家さん探しにもなると思いました。

小鳥囀ってるのに冒頭からえっちしてて思わずにっこりしました。

穏やかな感じで進むのかと思いきや、お別れを切り出したところから少しずつ不穏な雰囲気が出てきて、めちゃくちゃにされます。正気ではないので、やることなすこと割と鬼畜ですが、今まで嫌われないように必死に優しく接してくれていた反動だと思えばそのことも受け止めたいと思わされます。

その後の展開で仄暗い過去や激重な感情をぶつけてくれますが、それに見合った感情を返せないので純也くんが可哀想になってきます。別れるって言い出した理由や、最終的にハッピーエンドへと向けていく流れが少し軽すぎる気がして、そこらへんの天秤が同等だったらもっと良かったのかな、と。

後半弱音というか本心を語ってくれた部分ではずっとよしよししたい気持ちでいっぱいでした(本音)

二回戦中さんのちょっとシリアスな雰囲気や、狂気が垣間見えるような役柄大好きなのでその点で総合的に満足してます。

オメガバースってあまり触れたことのないジャンルなのですが、めちゃくちゃ良いですね。
運命の番を見つけたときから理性的な速水先生の理性をぶち壊して、手中におさめるために優秀な脳内で思考を巡らせてどうやって手元に置くか考えてたんだな、と。
抵抗されてるのに喜んでくれて嬉しい、とか解釈の不一致がサイコパスみを出していて正直かなり好みです。
一条ひらめさんの少しトーンの落ち着いた声が、途中から欲情で興奮したように艶を含むところも良かったです。

八神さんの作品は片手で足りるくらいしか聴いたことがない新参者ですが、今作の八神さんのお声が聴いた中で1番好きです!!!!!(比較対象が少なすぎる)

因間くんですが、ぼくがかんがえたさいきょうのえっちな淫魔って感じで最高です。
彼の能力が、彼に好意を抱いている相手にのみ、言う事を聞かせる【言霊】を使うことができることと、無意識に好きな相手に淫夢を見せてしまうことなのですが、序盤ヒロインは因間くんとのえっちな夢を見てしまうのですが、因間くんの能力的になんとなく察してヒロインがえっちな夢を見てしまうこと分かってるのに、ヒロインに言わせてくるのむっつりですよね。

その後言霊を使うことでヒロインが、自分に好意を抱いてることを確認してる気がして、臆病な気持ちの確認方法だな、と勝手に邪推してニコニコしてました。


後半はとにかく怒涛のえっちですし、思った以上に容赦なく拒否権なしで言霊を使ってくるのでそういうの大好き!!!です!!!
言霊の内容に一部クスッとしてしまいましたが、本人はいたって真面目なので、気を引き締めて聴いてました。

恥ずかしいとかそんなのどうでも良いから言う事聞け、という雰囲気がして私は大好物です。