Liste der Rezensionen von桜庭

これは
ひずみ
ゆがんだ
いびつのアイの持ち主に
執着されたあなたの物語。

というテーマのラスパレ第三弾!
これまでの二作に比べれば、ストッパーみたいなのを外しきれなかった印象を受受けました。常識や正しさと彼女への想いだったり、生きる意味に板挟みになって苦悩する描写が丁寧に描かれていて大満足です。

結構ハードなこともしていましたが、生々しさみたいなのがあまり無かったのでライトな印象しか残らないという不思議仕様。

彼女の幸せを望んでいるけど、彼女の隣に自分以外がいるのは受け入れられない。けど、彼女がいないと生きていけない。
その依存っぷりと依存された側も段々と依存していったのかなと想像するようなトラック。

至れり尽くせりな団欒シーンから、束縛が激しくほかの男の影を察知した瞬間嫉妬に狂う瑞樹くん。
主従関係なんてなくたって彼女のそばにいたい。けど、彼女が傍においてくれる方法、好みの男性像を彼なりに考えて導き出した答え。その描かれなかった過程すら、愛おしくなります。

好きって伝えても自分のこと知らないでしょって拒否する。
相手のことは知りたいけど、自分のことは知られると幻滅されるから知られたくないというちょっとやっかいな彼に是非会いに行っていただきたいです。

倫理観はどこか預けてから聴くと楽しめる作品かなって印象。

みんなマネージャーのこと大好きなので
愛されてるなあってビシバシ感じられる。

みんながみんなマネージャーのこと
likeじゃなくてloveなのに
ぞっこんすぎるが故に寛容で
彼女は自分だけのものじゃないって
妙にも物分りよくシェアしている世界。

チャラ男とみせかけて意外とシャバい満月くん。
クールビューティ色香の塊とみせかけて甘えたバブみ溢れる那由多くん。
他人に厳しく自分にも厳しく?言うとはハッキリ言うプロ意識の塊とみせかけて古参ガチ恋同担拒否な桃理くん。

一言でいうとみんな可愛い。
今までひとりくらいノリと雰囲気楽しみたいだけで
参戦してる子とかいたりいなかったりのばかり聴いてきたのですが
今回はみんながみんなマネージャーのこと好きで
その想いが溢れているのがよかった。

個人的に好きポイント
トラック03冒頭の満月くん
よちよちセッででろでろに甘い那由多くん
キレると泣く桃理くん
ほかにもここすき!とかそれすき!が多々あったけど
ここでは長くなりそうなので割愛。

満月、那由多、桃理みんなそれぞれソロでマネージャーとの時間が30分程度設けられていて
そこにプラスみんな参戦が約40分。
最後のは少し桃理くんメインかなって感じもしたけど、
誰かひとり爪弾きとかもなく
仲良くやっていたので個人的にはよかった。

マネージャーの掌で転がされているのを
更に兄が転がしているという感じの図なのかな。

次作があるなら、
お兄さんの真夜さんが足治った時のお話聴きたい。

タイトルからは想像できなかった純恋愛でした。
白状すると前情報一切入れずに声優さんだけで、購入しました。
なので、ちょっとコミカルならぶらぶストーリーかなぁなんて軽い気持ちで聴いたら鈍器で鼓膜と脳みそぶっ叩かれた気持ちです。

純粋でやわい部分を失わずに大人になったふたりのお話った感じでした。
アザミくん優しすぎるが故に、
自分の気持ちより彼女のことを優先します。
それは、彼女の望みとか気持ちを優先して甘やかすではなく
自分みたいな存在が彼女の傍にいるべきではないよという感じです。

予め
「俺があげられるものは、純粋な気持ち良さだけ」「それでもいい?」公式より
って言われていたヒロインちゃんが
自分の想いを告げる時の勇気を考えるとしんどかった。
そして、アザミくんの独白聴いた時にまたしんどくなった。


最後のエピローグ、BGM、一夜愛さんの演技、科白全てが最高でした。切ない後味めちゃくちゃひいていました。
キャスコメもその余韻を壊すことなく、
寧ろ浸りながら、引き延ばしながらゆったり聴ける一夜愛さんのテンション。最高です。

最初から最後まで素敵な作品でした。

ぜひぜひ、アザミくんとヒロインちゃんの行く末をまだまだ聴きたい!そう思う作品です。
そう願いながらレビューを書かせていただきました。

最後に本編、濡れシーンについて
トラック02 サブタイ通り愛撫です。とっても丁寧に入念?に30分以上の愛撫シーン。
行為に至る時もしっかりごむしてくれます。
すきすきだーいすき!!みたいな行為ではありませんが、
アザミくんの思い遣りが仕事の枠を越えているような錯覚を覚えるほど丁寧です。

またアザミくんに会えることを願っています。

はじめは、無防備で抜けているお姉ちゃんと
世話焼きで可愛い義弟って感じ。でも、端々で姉への姉弟愛とは別種の恋情が滲み出ているのがめちゃくちゃ良い!

ヒロインは、過去男性に乱暴されかけるという経験をして他人と距離を取るようになる。一方で、身近な存在である親臣へ相談や大切な話は一番にし依存していく。
そうして共依存の影を感じつつも、ヒロインは現状を打破すべく就職をきっかけにひとり暮らしを決める。しかし、そんな彼女の決意は親臣の箍を外してしまう。
彼女の傷を抉るように、行為を迫る。義弟から男性へと意識を変えさせようと自分の本音と欲を吐き出す親臣。

今まで築き上げてきたと思っていたもの、全部ぶっ壊して関係性を変えようと藻掻く親臣。力ずくで手に入れたしあわせに苦悩する彼は、狂いきれず彼女を手放す選択も出来ずに彼女との蜜事に身をうずめていく。

彩さんの圧巻の演技で、切なく甘い愛が更に更に切なく悲痛さすら感じる作品に!
本作のテーマ 義弟×過ち×執着 を実感。

最後に
無理矢理シーンや風船なしシーンがあるので、苦手な人は注意!

3年前に転勤をきっかけに別れてしまった二人。
ある日偶然、再会を果たす。有耶無耶のまま終わった関係、想いや熱はお互いに別れる前のままで…。
空白の時間を埋めるようにお互いを求め合うふたり。
辛さを乗り越えた先のしあわせを確かめてください。


以下、ネタバレ含みます!

「ずっときみのことばっか……やっと会えた…やっと……」
三橋さんの涙声演技にきゅんきゅんしました。

それからも幸せそうな声や辛そうな声、彼女のことが大好き!って気持ち全部が表現されてとても良かったです。

おにぎりが大好物な諏訪くん。
おにぎり食べてるところも聴きたかった笑

サンプルを見て、絵が好きで買いました。

性教育が異世界特有過ぎ癖強いな世界に転生しちゃったヒロイン。そう思うわなっていう読者の代弁者みたいなところもあるし、欲望に忠実なところもあるしエロく可愛いエマ(前世ごく普通の公務員)ちゃん

対して、お相手はエマちゃんの執事アルバート。銀髪、碧眼のイケメン。真面目でしめるところはしめる執事の鑑。
そんな彼が至極真面目に、異常な(この世界では全うな?)行為をする2人がわちゃわちゃしているところがかわいい!

冒頭のエマちゃんを守るために、結構手荒い執事様も良かったです。

終始可愛くて、おもしろくて、えちな作品でした。