ほつれた毛布さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:22件) |
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投稿数ランキング | 621位 | (総レビュー数:62件) |
2023年12月22日
キャストが華山さんだったのとジャケットに惹かれて購入しました。
約20分と短めなのですが、蓮水さんの言葉にからめとられたり緊縛でも心をがしっと縛られるようなインパクトのある、静かな空間に響くのが縄の音だけだったりと独特のえろすと緊張感で張り詰められているような空間にいるようなアブノーマルな感覚を味わいました。
蓮水さんの、おそらくヒロインにのみ向ける好意と抱き合わせの意地悪さや、色気のある投げやりな口調が癖になります。
幾度かリップ音や演技に躊躇いがあるような違和感を覚えたのですが、キャストさんのデビュー作だと知り納得しました。でもそれ以上に、デビュー作でこの複雑な大人の色気を出し切ったことが凄いなあと感じました。
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2023年12月21日
あらすじにあった通り、演説し終わった蒼空くんを助けたあとに縁があったのか後日再会し、その際ビジホにてこちらも困っていたところを助けてもらい…と自然なようで不自然なようで案外自然な成り行きでそんな雰囲気になり…と体を重ねることになるのですが、「女性は特に雰囲気に流されたりしちゃダメです」と最初は自ら一線を引いてくれようとしたりと、若さと情熱と誠実さを感じる若者でした。
国民の皆さんの声を聴きたいのでまずはあなたの声から聴かせてほしい、との真面目な会話からだんだんとプレイが選挙活動に基づいた(?)ものになっていったりと笑っていいのか、蒼空くんの考えていることやセリフもプレイも結構もろにすけべなものでした。タイトルに偽りなし。
オールハッピーと記載されているだけあり、トラック3の最後の蒼空くんのセリフやトラック4の展開にキュンとしたりと満たされました。
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2023年12月21日
色々と破壊力が想像していたよりもずっと凄かったです、購入して良かったと思えるほど要所要所で笑わせてもらったし萌えさせていただきました。
スパダリが(彼女のことをちゅきすぎて)壊れる(でもおそらく平常運転)とこうなる良い典型例の一つとして結果が弾き出されたと思います。何を言っているのか自分でもわからないのですが、ちゅきちゅきすぎるパワーだからと思うとしょうがないと思わされるくらい頭の中が「ちゅき」というワードで頭がいっぱいです。
笑える、元気が出るのも特徴ですが彼女のことがちゅきすぎてずっと褒められる、作中のセリフの中にも「生きてるだけで偉い」と言われたりと自己肯定感も凄まじくあげにきてくれるため、ちょっとどころか何にもしたくないレベルで疲れている時にこそ聞いてほしい作品です
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2023年12月18日
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2023年12月18日
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2023年12月08日
冒頭のマシンガントークの理由の状況がわからず驚きましたが、少しずつ飲み込めてくると遠藤君にとても大事にされている、愛されているなーと終始感じる作品でした。
調教とありますがむしろ優しさでできているかのような、わがままなようでこっそりとこまやかな気遣いやリードの範疇でずーっとイチャラブで心地の良い距離感です。
タイトルの意味がわかった時も理由がほのぼのしすぎていてなんだか癒されましたし、仲良しでお互いが大好きな彼氏彼女って良いものですね。
時折挟まれる温泉のSE音もまた耳に心地よく、キャストの湯町さんの「気安い相手だからこそのトーン」的なお声も相まってかやたらと無条件で癒されるので良い意味で安眠用にも使えるかもしれない、と思えるくらい特に破綻なくほのぼのとして安定している、丁寧で素敵なお話でした
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笑いも癒しも恋も愛も全部詰まってます。付き合ってから正式に1年経過していることもありユキママのここぞと言う時の雄みと猫ちゃんへの溺愛がところどころ極まっていて、普段は可愛いのにそのギャップも健在どころかパワーアップしています。しかも今作のゴールは猫ちゃんが抱くプロポーズ計画(ユキさんにもその気持ちがあるのに自分から仕掛けたいという、またまた不思議な方向に男前な猫ちゃん)。幸せしか待ってない流れ。
開始早々中〇し未遂にはびっくりしたけど、むしろユキさんの雄みを強く意識させられてドキドキしました。
二時間なんてあっという間のニヤニヤきゅんきゅんな展開、会話、コメディで綺麗にまとまっています。大好きな作品の続編で楽しみにしていましたが、常に予想の斜め上をいく結果でした。
ママ(概念)みを持つお兄さんと幸せになる覚悟ができた猫ちゃん(リスナーさん)なら絶対聴いておいてほしいです。
~追加トラック「男物の香水?」について~
片鱗を見せてくれた微ヤンデレ・狂気要素も凄まじかったです。声音や優しさはいつも通りなのに、どうしても”いつの間にか硬質で冷たい言葉になっている瞬間”といい”執着・束縛”が全開のユキさんが隠し持っていた危うさをお声(演技もなのですが、ほんとに声音のみで伝わってくる)だけで見事に表現しているのが凄かった…焼き餅では済まない重いユキさんもまたいい…
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2023年12月03日
とある願いのために、彼女を快楽のロードマップに乗せてうまくコトを運びたい紬生くん。だけど彼女を深く愛するがゆえに自制が利かず何度も自分まで快楽に飲まれてしまい、うっかり計画通りにいかず支障が出ますが…
確実に頭がよく彼の計画も確かによく練られているのですが、彼女のことが好きすぎて「あれ?こうなるはずじゃなかったような…」ってなる紬生くんが可愛くて愛しいです。そんな悩める彼にとって一番の近道でもあり一番必要なものは何なのかに気づくまでの理系ならではの行為がとっても官能的です。
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2023年12月03日
時代背景がやや古い雰囲気、ヒロインが働く純喫茶のような喫茶店に通う書生さんのような彼。知的で落ち着いたお声に、終始控えめながらもしっかりとヒロインへ好意が滲む言葉や態度で満たされておりそこもまた穏やかで好感。客と店員ながらゆっくり育んだ互いへの好意や雰囲気が自然でとても心地いいです。
トラック2に告白から行為までの全てが込められているのですが、のんびり聞き入ってしまうようにこれまた穏やかで二人の”初めて”のひとつひとつに雰囲気があります。彼には八重歯があるのですが(ジャケ絵でも確認できる、個人的には身体的な魅力の一つ)、ことあるごとにイイ仕事をしてくれます。笑
今まで蓄えた知識をもって初めて愛する女性を喜ばせたい、気持ちよく感じてほしいと試行錯誤するのですがその手つきには全く躊躇いがないです。そこがまた知的好奇心旺盛な彼らしくもあり、触れてもいいかと聞くのも真面目な彼らしくじれったくもあり愛しくも感じます。大事にすると言ったそばから有言実行、卒なくこなしていく流れに無理がなく、聞き終えたあともラストの言葉もロマンチックで多幸感と余韻に浸ってしまいました。
ゆっくり愛し愛され、素敵な月夜を二人で迎える作品です。
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20分以内で確かに揺れる感情と感情が感じ取れる、音声作品としても面白い試みや練られたお話のまとまり方が詰め込まれたとても素敵な作品です。相変わらずBGMも作品を完成させるパーツとして効果的に組み込まれているのもまた個人的に大好きです。
自分と相手の関係をどう受け取っていいのかわからない、と一人で悩むお姉さん(リスナー)の苦悩に対するアンサーが正にタイトルになるのですが、互いへの思いようが存外ロマンチックです(高山さんが普段から何を考えているのかが他者から見てわかりづらい謎な雰囲気が常なのも遠因)。
あとジャケ絵をよく見ると想像以上に「この状況をちゃんと説かねば」的な想定外な焦り気味な表情だったので萌えました。
ゆっくり二人で過ごしつつも生理なので…と無理なのを示しつつも、高山さんの攻め方というか体の触れ方やいじり方がねちっこくて本当に20分しか経過していないのか!?という濃いめでやらしいやり取りで満たされています。高山さんが放つラストの一言に、お姉さんへ向けた愛情が更に深まっていく様をじんわりと感じました。
高山さん、多分そういうところです。