サブリミナル依織さんのレビュー一覧

人喰い鬼事件を調査している新人記者ヒロインちゃんと、ヒロインちゃんに人喰い鬼ではないかと疑いをかけられ取材を受けている三日月さんのお話ー
三日月さんは5歳で味覚を失いそれを治すために脳科学の専門家になったとのこと

ケーキバースとはなんぞやということで聴いてみました
フォークの人間は普段何を食べても味がしないけどケーキの人間の体液等だけは美味しく感じる
ケーキにその自覚はない
という感じでしょうか


最初はとても冷酷で冷静な雰囲気ですが、とあることがきっかけで一変して色気ましましになります
この雰囲気がガラリと変わるところが非常によきーー!!


そこからはあくまで実験という名目で話が進みます
実験という大義名分を掲げつつ性的なことしてるの脳がバグって最高に良いですよね(尚、三日月さんは真面目にやっています)


三日月さんはずーーーーっとヒロインちゃんをぺろぺろしてるんですけど、なんと舐める部位によって味が違うらしいです
私(私?)の左鎖骨はウイスキーボンボンの味ぃーー♪ﾌｩｰ♪

さらにはちみつや生クリームを身体に塗って舐めるというプレイも!!
数十年ぶりの味覚に喜ぶ三日月さんが可愛すぎて忘れられませんわ


その後、ヒロインちゃんを食べたい欲求が強くなり過ぎてしまった時の狂った笑い、若干ホラーっぽくもありますが本当にいいので!!
噛みつき、吸血、眼球舐め等…なかなかな内容ですがヒロインちゃんの身体は無事です!

たまに怒号があったり狂気的な場面もあったりでちょっと怖いですが、すごくグロテスクだなーと感じる描写はなかったかなと思います


三日月さんは本当に人喰い鬼なのか
これからの2人の関係はどうなるのか
とても続きが気になるお話でした!!

夜道を歩いていたら面識のない方に突然拉致監禁されるお話です


シチュエーション作品では愛ありきでとんでもない行動に出ることが多い作品を今まで聴いてきました
そういうものなんだとそれまでは思いこんでいました
そのためこちらの作品を初めて聴いた時、とても衝撃的でした

知らない男に拉致監禁された上、無理矢理気持ちよくさせられ本気で怒鳴られる…だと…??
愛情一切無しのガチ罵倒です、おまけに臭い雑巾も投げつけられます

自分の中のシチュエーション作品というものの常識を破壊され、まるで新たな世界に出会ったような感覚でした


葛井くんはあくまで自分の妄想で作り上げた女神にヒロインちゃんを近づけることだけを目標に儀式だの試練だのを課します、そこにヒロインちゃんの意思も一切の容赦もありません
最高に狂っててとてもいいです


中盤では自分の欲望と信仰心との狭間でうだうだと葛藤するのですが、彼の自己中心的で身勝手な部分が現れてて思わず「女神は純潔じゃないとダメなんじゃなかったですか!!?」ってつっこんでしまいました


そして最後まで彼はクズのままノンストップで進みます
ヒロインちゃんの心は間違いなく折れるような終わり方をしますが、このノンストップぶりにむしろ爽快感すら覚えます



強い罵倒、激しい行為、バッドエンドが苦手な方にはおすすめいたしません
甘さなんて一切無くていいから新たな世界を知りたい方、ただ頭のおかしい男を全力で浴びたい方に是非おすすめいたします


あまりの衝撃の強さに一方的に罵倒されることが性癖となり、何度も繰り返し聴くくらいお気に入りの作品になりました!!
新たな性癖の扉を開いてくださり、本当にありがとうございました!!

交通事故で意識を失ったままの彼氏の病室に、献身的にお見舞いに向かうヒロインちゃん
病室で出会ったのは音登利教教祖の彼岸八谷さん
教祖様がヒロインちゃんに近づくと意識不明の彼氏がかすかに反応したため、あくまで彼氏の目を覚ますためという名目で様々な行為が行われていきます

恋人を目覚めさせるためなら、例えおかしいとわかっていたとしてもそれに縋ってしまうかもしれないなと思いながら聴いていました

公共の場特有のひやひや感と彼氏の目の前どころか彼氏とも…?の背徳感が混じり合って頭ぐっちゃぐちゃに掻き乱されました
「残念、お姫様のキスじゃ目覚めないみたいだ」からの教祖様とのキスがすごく無慈悲で大好きです


でもヒロインのキスではなく教祖様のおかげ(?)で中村くん(彼氏)はちゃんと起きます



ここから舞台は病室から礼拝室へ
教祖様の雰囲気も全く違うものに変わります

プレイ自体は想像してたものよりはハードではなかったです
でも、ヒロインちゃんの身体と心は完全に堕ちてるのに教祖様は陥落させてくれないんです…
教祖様自身の葛藤も感じて個人的には少し苦しかったです(大好きです)


特典にあるエピソード0で彼が教祖様となった経緯が描かれています
倫理観はあるが故に自分の性分を変えられないことに悩み、考え、結論を導き出した教祖様を見ることができます


前半と後半の教祖様の変化は圧巻でした、少しだけ声で登場する中村くんも同じ声優様です
Tr4からずっと頭が大混乱してました

NTRの背徳感を感じたい、歪んだ愛情と執着を受けたいという方は是非
自分だけのものにしたいという独占欲はないと思います、万物すべてのものは共有財産なので(入信しました)
…この関係、これからどうなるんでしょう…?

体調不良の妹さんを看病するお兄さんのお話です


ご飯作ってくれたり、お薬飲ませてくれたり、優しくて妹思いのいいお兄さんです


しかし、妹ちゃんが寝た途端に溢れ出る色気と激重感情、そんなの今まで一体どこに隠してたんですか!?(拍手喝采)

妹思いの優しいお兄さんと、妹想い過ぎ倫理観どこ行ったお兄さんの裏表の顔があります
妹思いの優しいお兄さんの時に、ただの優しいお兄ちゃんだよーっていう雰囲気を醸し出しながら、すました顔でとんでもないことやってるシチュエーションが癖に刺さりました、大好きです


終盤、イラストが喋ってました
さっき見ましたよね、それです、その顔で話してるんです
どことなくふわふわ浮いてるみたいな、目の焦点合ってないみたいな話し方、すごく怖いんですけど是非聴いて欲しいですね
ほんっとに狂気感じましたありがとうございます


作品内で何があったのかを具体的に言及されておらず、想像力を掻き立てられるような若干のホラー的な表現にもぞくぞくしていました

実兄作品は初めてだったのですが、個人的にはとても聴きやすかったです
狂気や恐怖を感じる作品が苦手な方はもしかしたらきついかもしれません


作品内で出てきた料理を食べたら律樹お兄ちゃんのこと思い出しちゃいそうです

最初に聞こえるのは車のブレーキ音と衝撃音
そこから意識は途絶え、次に目覚めるのは病院です
ヒロインちゃんは精神が不安定らしく、以前よりこの病院に入院していました
そして発作的に病院から逃げ出した際に事故に遭い足を負傷しています
記憶も全て失くしたヒロインちゃんは父と名乗る人物に看病をされる…



最初は本当に何もわからないんです
夢なのか現実なのか…
本当に父親なのか…
優しい父とおかしな父はどちらが本物なのか…
そもそも父なんていなくて全ては自分の空想なんじゃないか…
自分のことですら信じられなくなります


色々なストーリーを想像していたのですが、自分の想像を遥かに超える衝撃的なストーリーでした
終盤の旺樹パパから語られる真実に心を破壊されて虚無感しか残りませんでした
きっとヒロインちゃんと私、同じ顔してたと思う
頭かち割られるような衝撃的な展開の作品が大好きなので、旺樹パパの一言一言がご褒美みたいになってました
ysd.様の冷酷で狂気的な演技が作品にぴったりハマりすぎてて鳥肌が立ちます

歪みすぎていますけど確かな愛情があります
どう生きてきたらこんな歪むんだよぉ旺樹パパぁ…
父親、カニバリジャンルは初めて聴いたので新たな世界を知れました
ありがとうございます

近親、カニバリ、暴力、その他インモラルな要素が詰まっていますので苦手な方はご注意ください



エンディングはきっと幸せですよ
何も思い出さなければ、ね

この作品は1つの映画を見るような感覚で自分はずっと聴いていました


最初めっちゃ怖いです
仕事帰りに夜道を歩いてたら、おにいさんがハンマー持って男の人殴ってるんです
ヒロインちゃん、とんでもない現場に遭遇します
逃げたのですが結局おにいさんに捕まり、あれよあれよという間にヒロインちゃんの家に行くことになります


おにいさんが最初からヒロインちゃんに欲情するのには理由があって、話が進むにつれておにいさんがどんどん可愛くなります
それがストックホルム症候群なのか愛情なのかわからないけど愛情だったらいいなって思います


自宅での監禁生活の中でおにいさんと約束をします
会いたい人がいる、顔も分からないけどお礼が言いたいから″あの人″を見つけるまでは一緒にいてって














ルート分岐ですがどちらのエンドも救いはないです


Trueエンドはリアルでした
最後の台詞におにいさんの想いが込められてて涙が止まりませんでした
でも、どれだけ憎い人がいても犯罪は絶対に許されないから
真実は全ておにいさんの胸の中で、2人は一生すれ違ったまま
SSを見た後はすごく虚しくてやるせなくなりました


Happyエンドは美しくてとても残酷でした
真実もわかって、本来ならこれから2人で幸せになれるはずなのに時間は待ってくれない
時が止まればいいのに、ってこれほど願ったことはないです
このエンド本当に大好きでした



キャストトークでは、書かれていないSSについての話が語られます
とても切ない結末でしたが、おにいさんならそうするだろうなってすんなり受け入れられました
二回戦さんのキャストトークを聴けて本当に良かったです


もしいつか会えるとしても、もう二度と会えなくても、悪い子のヒロインちゃんならきっと探してくれますよね
″あの人″を探してたおにいさんみたいに



もっと沢山書きたいことがあったのですが800字では到底書ききれませんでした
この作品に出会えたことに本当に感謝します

ヒロインちゃんの推しである国民的アイドル、御影くんがヒロインちゃんの家のベランダに落ちてきた!
そこから雨が降ってきたため「家の中に入れて」と言われ、御影くんを家に招き入れるヒロインちゃんだが…?
というあらすじ

ファンサレイプってなんですか!?どういうことですか!?
ってすごく気になってた作品です


みなさま!朗報です!家に推しが来ます!!
それも結構ぐいぐい来る推しです!ファンサすごいです!
絶対緊張で手汗びちゃびちゃになりますよね!

一度はえっちなファンサを断るヒロインちゃんですが、その後なし崩し的に襲われます
あとはもう、とっても過激…
首絞め、噛みつき、お尻ぺんぺんetc...

でも御影くん、受け入れてくれる?これはどう?って結構聞いてくれます、優しいね
嫌って言ったら止めてくれるのかについては分かりませんけど()
ヒロインちゃんも加虐については、推しはそういう性癖だからって全て受け入れていますし、多分そもそもドMさんなので何の問題もありませんでした


実は御影くん、苦手なものがあってそれで嘔吐しちゃって…
かなり仄暗い過去がありそうです
そんな吐しゃ物まみれの自分でも受け入れてくれるヒロインちゃんに御影くんは惹かれていきます
そっからも過激なんですけどすごく甘い雰囲気です
痛いのに、苦しいのに、確かな愛があってすごく不思議な感覚でした
本当に加虐っていう一つの性癖なんだなって思いました


気になる終わり方をしたので、その後のお話がとても気になります!
特典楽しみにしてます!!


過激ですけど愛はあるので一緒に新しい扉を開きませんか?

都会の大学へ進学するため、住んでいる村から離れたヒロイン
しかしそこで不運ばかり続き、夏休みに村へ帰ることに
幼馴染である旭くんは優しく慰めてくれるんだけど…
というあらすじ


序盤、声色は優しいけど旭くんの言葉の端々にどことなく不穏さが表れていて、、、そして中盤でものすごい勢いでその伏線が回収されていきました

別人格でも出現したんですかというような旭くんの豹変ぶりに、夏の蒸し暑さが一瞬で極寒の氷点下になります
ヒロインちゃんを二度と逃さないという執着と静かな激情を感じました


支配されるような作品が好きなのでよく聴かせていただくのですが、こちらは周りが全員支配されていて自分だけがまともというタイプの作品でした
既に旭くんが逃げられないように手を打っていて逃げ場なんて村のどこにもない、逆に自分がおかしいのかと疑心暗鬼になってしまうようなギリギリの精神状態を体感できました


終盤の「ごめんね、………」という台詞がとても印象深かったです
歪んだ愛情だと自分でも自覚してるけど、それでも好きだから…っていう旭くんの葛藤を知ることができました
狭い世界に毒を吐きながらも都合のいい狭い世界の中で、ヒロインちゃんだけが救いで……とても苦しくて辛かったです

最後の風鈴の音が序盤の風鈴の音と変わらないのが、関係性の変化との差を如実に伝えていて、より絶望感が強まった気がしました


湯町様のフリートークにとっても癒されました
ふぅー、現実に戻ってきたーってなりましたーありがとうございます!!

サークル様、素晴らしい作品を作ってくださり本当にありがとうございました!!

まずビジュアルが良いーと思っていたんですがいざ聴いてみるとまさかの敬語…?
そのギャップに初手からやられましたー♪


最初からずーっと優しくてまさしくべろあま!
ただしそのべろあまな状態で丁寧に状況を説明していくのはめちゃくちゃ羞恥心煽られてなんだか自分がすごく照れちゃいました//

ヒロインちゃんを照れさせたくておねだりさせるのに、ヒロインちゃんが即おねだりしてくれたので逆に照れてる一誠さん本当に可愛すぎました


今まで恋愛経験がなかったが故に自己肯定感がちょっぴり低いけど倫理観がしっかりしてる一誠さんが、理性と自分の欲の狭間でせめぎ合うシーン大好きでした!!!
その後の展開、ヒロインちゃんほんとようやった!って脳内で拍手してました!!


千渡レナド様、初めましてだったのですが落ち着いた低めの声がとてもよかったです!
サークル様、とても素敵な作品をありがとうございました!

初レビューです
私はもともとドのつくMではございません
そのためここまでハードな作品は今まで聴いたことがなかったので大丈夫かな…と不安ながら買ってみました

…とにかくハード、もうすっごいハード

当初、激しいシーンは傍観者になって何とか逃避しようとしたのですがなにせLooney's Cat様、没入感が凄まじい
壁になることを許してもらえず、ヒロインさん目線からもガンガン責めてくる朝比くんからもダブルで逃げられない状態になったのでずっと白目剥きながら体感させられてました

印象に残ったのは媚薬のシーンです
媚薬についてあんなに理論的にわかりやすく(?)説明されたの初めてです!
とってもリアルで最高でした!

聴く人の選択によって変わるエンディング
私は作品の中で最後まで朝比くんを愛せなかった人間です
弱々しく感情を吐露する朝比くんですらどうしても許せなくて、でも全て赦すから次はお互いに愛し合えたらいいねって思いながら私は自分にナイフを突き立てました
しっくりこないこともあるけど敢えてそのエンディングを選びました
朝比くんならきっといつか「私」に会えるでしょ?って
またトラック01からのループも悪くないし、全く別のストーリーになってもいいなと思いました


そして灰島三雲様!
優しいお声でこんなサイコな役柄を…すごい(語彙力失った)
流れの中でどんどん変化していく朝比くんの心情まで細かく伝わってきて圧巻の演技でした
もしかして実際に、愛した人のクローン作ったこと…あるんですか……?ってなりましたw
フリートークすっごく癒されましたありがとうございます


Looney's Cat様が作り出す臨場感溢れる音とストーリー性の高いシナリオが大好きです
どの作品も完全に入り込んでしまいます
ここまで深く考え込んだ作品は初めてでした
本当にありがとうございます

結論としましては、この世に新たにまた1人ドM女性が生み出されましたとさ