みーいさんのレビュー一覧

予告開始からずーーーっと楽しみにしてました…!
朗読トラックとキャストコメントが特典としてじゃなく最初から聴けるなんて…ありがたい贅沢です。


このイカつい見た目から想像がつかない職業、絵本作家の陽葵くん。人は見た目で判断するな、陽葵くんは正にそれです。

終始口調が優しくて、たまに一人称が｢陽葵くん｣になるのがとても良い。
前半のトラックでは日常シーンたっぷりでかわいいカップルのイチャイチャが堪能できて幸福度MAX。ヒロインに押され気味なイカつい見た目の陽葵くんが何とも言えないもどかしさを演出しています。

今すぐ襲って食っちまうぞ!な見た目に反して、ヒロインを宥める姿はさながらママのようでした。いやいや、何回も見た目の話して悪いけど、あなたママ属性も持ってるなんて無敵だよ…みんな絶対好きなやつだよ…

そんな優しくてヒロイン大好きな陽葵くんがとある事をきっかけに嫉妬に駆られちょい暴走。ここのシーンは良すぎて心臓がぎゅーーーっと小さくなり無くなるかと思いました。今まで我慢していた部分が抑えられなくなりヒロインを…(続きはご自身のお耳で)
陽葵くんの秘めたる心が聴けて大満足です。お互いにちょっと言葉足らずなところがまた不器用な感じでかわいいカップルだなぁ、おい!と肘で陽葵くんを突っつきたくなります。

誤解が解けてからのラブラブっぷり、そしてその後の2人のラブラブっぷりにもう、もう……!!というかその後って、その後なんですね!?の気持ちで泣きました。人は幸せでも涙を流せるんですよね、思い出させてくれてありがとう、陽葵くん。


そして楽しみにしていた朗読。本編でちょいちょい陽葵くんが読んでくれている物語をフルで聴ける贅沢トラック。ヒロイン気分も味わえるし眠りも誘われるしで毎日聴いてしまいそうです。

全体を通してあたたかなストーリーでどこか疲弊した心を満たしてくれる、そんな素敵な作品です。

カズマくん、めっちゃアホの子です。
どれくらいアホの子かと言うと、自分で何言ってるかわかんなくなっちゃうくらいのアホの子加減です。愛おしいですね。


トラック1とトラック2の前半でカズマくんがどういう子なのか大体理解できますが、それよりも情報量が多くてむしろ笑いの方が勝ってしまいます。いや、それ、カ……、違いますね、彼はカズマくんですね。
セリフが一々おもしろいカズマくん。わたしのお気に入りは生産者の顔が見えてしまう所と付き合えと言い出すところです。アホかわすぎてこの辺で愛おしくなること間違いなしです。

しかし後半のえろさは｢……これ同じ作品だよね?｣と何度か確認してしまうほど。カズマくんもアホの子とはいえ、しっかりこの世界を生きるシ彼だったようで、さっきまでのアホの子はどこへ……、状態。キスがお好きなようで、自分が責める番になってもその可愛さは健在だったのでニコニコがおさまりませんでした。
｢脳が溶けた｣とカズマくんが言うのですが、この一言で｢ギャンブルという依存先がお姉さん(ヒロイン)に変わったな｣と思いました。ギャンブラーはすぐ脳を溶かしますからね。
そして本作の目玉(?)である女性優位パートでは、カズマくんの喘ぎ声がデケェのなんの。喘ぎ声大きい彼をお求めの方、ここです!ここにいます!
しっかり喘いでお姉さんに快楽堕ちさせられてフィニッシュです。最後また可愛いこと言ってて頭抱えました。


ここまではおもしろくてアホの子で可愛いね、くらいで処理できるのですがトラック3でカズマくんに夢中になり、もうどうでもよくなること間違いなしです。
可愛さとえろさの融合、とても恐ろしい。寝ている(とカズマくんは思っている)お姉さんに対して素直な気持ちを吐露するカズマくんに心臓を撃ち抜かれました。またキスしてるし…もうほんとにお姉さんのこと好きなんだね…いつまでもお姉さんに夢中で可愛いカズマくんでいてくれよ…

いや、まぁ良くはないと思います。下心丸出しなのはね。

割ととんでもない先生であるヒロインの隙をついた生徒くんに色々やられちゃう今作。
旧校舎といえど、さすがにやっちゃいかんでしょ…ほらー、言わんこっちゃない!でもこれはヒロイン正解だった、のか…?と錯覚してしまう所でしたが、どうなのでしょう(?)

タイトルや内容に反して、あまり無理やり感が無いのはヒロインが欲求不満で生徒くんを受け入れてるように見えるのと、生徒くんも痛いことをしてこないし口調が優しいので本気の脅しというよりあくまでも先生を繋ぎ止める口実なのかな…と。(世間はそれを脅しと言う)
無理やりだ!ヒャッハー!って方にはちょっと物足りなくて、無理やり……だ、大丈夫かな……?って方には聴きやすいほうだと思います。

しかしこの生徒くん、｢先生｣呼びのレパートリーが多すぎる!とても良い!何回返事をしそうになったことか。
言い方ひとつでされてる事すべて許してしまいそうになるので、多分ヒロインもそうなんだと思います(?)あとヒロインに関しては自分の欲求満たしてもらってるからやっぱり無理やりでは無いような…と無限ループで考えてしまいます。

そしてラストトラック、生徒くんの甘えた｢ちゅーしよ｣の言い方に心臓ギュンッてなりました。命あって良かった、衝撃で天に召されるかと思いました。こういう素直なところにDKの良さが出ますよね。
若いって素晴らしい、ごちそうさまでした。
(キャストトークも相変わらずおもしろいので安心してください)

これはすごい

このような作品がSlameさんから出ると思いませんでした。
これぞ音声作品!という淫語増し増しプレイとジャンルで挑むは、職業が市長の男。……ん??市長??

初手から佐地市長が真摯に業務を真っ当している光景が目の前に広がっており、ここからどう作品タイトルから漂う不穏な空気を回収していくのだろうと期待に胸が膨らみすぎて聴き終えた頃には破裂していました。


初めて直接佐地市長と出会う場面では、ここから紳士な歳上男性と素敵な恋愛物語が始まるに違いない!そう思っていた時期もわたしにもありましたが全然違いました。
違うんですけど…なぜかでろんでろんに甘いんです。どういうこと?


まず佐地市長がヒロインに向けているのは愛(執着付き)です。なのでそこは安心してください(?)。

これを踏まえたうえで聴き進めていくとあれ?あまあま作品?という錯覚に陥ります。
本作のウリでもある広島弁が柔らかい印象を与えていると思うのですが、そのせいか言葉責めがまぁすごくて、耳元で言わされる、させられるように囁かれて誘導されれば、ずーっと脳みそ溶かされます。

そしてなによりめちゃくちゃかわいいって言ってくる。体感5秒に一回は言ってる(個人差あり)。言い方も反則級なのでぜひその耳で聴いて欲しいところです。
あ、耳といえばなんですけど、耳舐めもとにかくすごい。すごすぎてすごいしか言えないんですが、じっとりねっとりじゅるじゅるの緩急がすごい。というかそれは耳に限らずなのですが。

これだけ書くとほんとにあまあまなのですが、全てお薬があっての行為です。急に不穏ですね。
よくある飲み薬だけでは飽き足らず、注射までされます。入手ルートも使い方も完璧でこの市長、絶対におかしいよ。


色々と書きましたが個人的好きポイントはSEの細さ(ベルト、チャックの音等)と疑問符付きの語尾、吐息、佐地市長の胸中、フリトです。内容は是非その耳で聴いて欲しいです。

ただの淫魔では無く、上級淫魔です(ここ最重要)

なんか、もう、ずーっとすごかったです。ほんと、すごかった……
おまけのカウントダウンボイスから聴くと、ルーちゃんがヒロインの元に何故やってきたのかが分かるので是非そちらから視聴を。

自己紹介も程々にルーちゃんはヒロインを夢の中へと連れて動けなくさせ、どエロいキスと共に淫紋を刻み込んできます。たっぷりの耳舐めとたっぷりの言葉責めでヒロインを美味しく成長させようとルーちゃんの手腕っぷりが素晴らしい。程よく焦らされた状態にされればもう上級淫魔様の虜になること間違いなしです。


お預けをくらった状態でルーちゃんは再び夢の中でヒロインの元へ訪れます。淫紋を刻まれているにも関わらず、健気なヒロインにルーちゃんの心境にも変化が見えてきます。
んでもってトラック2もどエロい。ノー本番でこれは、この先どうなっちゃうのぉ!!??!
ラストに気になることを囁かれ疲れたヒロインは眠りにつきます。

もうルーちゃんの事しか考えられない頭と身体にされてしまえば、あとはもう……ね。
爽やかボイスのイケメンが寄ってこようと拒否です、拒否。何故かって、ルーちゃんに褒められる悦びを覚えてしまったのでね、目の前の快楽よりルーちゃんを選ぶのは当然なわけで。ルーちゃん専用ご飯になったどエロい結末を是非その耳で聴いて欲しいです。


終始距離が近めなのとキスや耳舐めも多めなのでもう何が何だか…これが上級淫魔のなせる技なのかぁ…と。サンプルでも思ったのですがおほ声は控えめというか上品です。大好きな方は逆に上品の意味が分かると思います。苦手な方はおほ声と思わず、｢ルーちゃんの喘ぎ方｣として聴けばなんの問題もないかと。

個人的にはトラック3が大好きなので多分これから毎日聴きます。絶対好きですよね、そう、そこのあなたに言ってます。一緒に毎日聴きましょうね。
あとテンション高めのキャストトークも必聴です!

のように思えてどちらもS要素を兼ね備えてる二人。
甘々Sと意地悪S、容姿や身に付けてる物の色まで対になっていてジャケット画像も舐めまわすように見てしまいました。手袋が白と黒、髪色が金と黒など、ここも違うのねとある種間違い探しのようで楽しいです。タレ目とツリ目ってのが個人的に好きです。
ところで両方選ぶってなしですか?ありですよね、ありがとうございます。


ヒロインの母親が大金持ちの実業家と再婚したことによって御屋敷生活が始まる事になった今作。

そこに居たのがゆうひさんが演じる七海。
見た目通り物腰が柔らかく完璧な執事ですが、ヒロインに対して結構重めの感情を抱いてる様子。
毎朝ヒロインをお触りチェックしてるようですが、今回はイレギュラー発生。

チェック中に乱入してくるのが指永拷人さんが演じる神崎。
ヒロインの幼なじみという事で言葉遣いや態度に若さが見えますが、執事の試験を頑張って受けるなど、こちらもヒロインに対して重めの感情を抱いてる様子。もしや似た者同士かな?


最初から二人に攻められるのではなく、一人ずつお相手してからお待ちかねのトラックになります。
一人ずつの時は二人の攻め方の違いが如実にあらわているのですが、一緒になるとお互いに負けられないという気持ちから激しく求められます。意識をどこに集中させればいいのかもうわからんです。とりあえずヒロイン頑張れ。

3P作品ですが個人的にはあっさりしていて聴きやすかったです。声質の違うお二人だったのと、あまり位置移動がなかったので私みたいなアホでも頭が混乱せずに作品に没入することが出来ました!

ラジオ形式のキャストコメントも楽しくて癒されました。お二人の穏やかな声と掛け合いに心が浄化されていきました、ありがとうございます。

タイプの違う王道執事に愛されたい方におすすめの作品です!

肉体的な強さや精神的な強さはもちろんですが、人に弱さを見せるというのもまたひとつの強さに繋がると思う訳でして。こちらの世界最強男である流門寺巻弥くんはそんな弱さも見せてくれる素晴らしい男でございます。


試合直後ヒロインであるPちゃんが待つ控え室へ戻る巻弥くん。直前の実況でいつものように控え室にと言われているところで真顔は崩れ去りました。そして控え室入るなりただいまという巻弥くんに右ストレート食らわされました。
勝利した興奮のままにPちゃんを求めて巻弥くんは一応満足ですが、不満をこぼしたPちゃんに本音をポロリする巻弥くんに再度右ストレートを頂戴しました。世界最強男に、勝ったらあんたが喜ぶから、嘘でも嫌いって言うな、なんて言われたらこっちはKO負け確定じゃないですか。


次の試合へ向け減量必須の巻弥くんはこれまたPちゃんの為に頑張ります。でも一人じゃ心折れそうだしPちゃんに色々お手伝い頼む巻弥くん可愛すぎて無理でした。お風呂への誘い方が……そんなん言われたら断れないよ……。
減量後にたくさん食べる巻弥くんのシーン入れてくれてとても助かりました。いっぱい食べる君が好きとはまさに。



タイトルの通り巻弥くんは毎晩(と言わずいつでもどこでも)Pちゃんを求めてるわけですが、とんでもない男です。

特に耳舐めが!!!!!

トラック別に両耳舐めあるわけですが全部違う扱い方をしてくれてとても満足です。
巻弥くんの見た目からして｢耳を食らうぜ!｣的な舐め方(?)しても良さそうなんですが、ちゃんと耳扱いして(?)くれます。
伝わる方にだけ分かりやすく言うと、ぢゅるぢゅる、ちゅっちゅ、ぞりぞり、です。しかも拭き取ってくれるんですよ、この大男!

1トラックだか少し無理やり表現がありますが、あとは甘々です。世界最強男からの愛がたっぷり感じられるラストトラックのセリフは必聴です。二人三脚で人生を歩んで行きたい方は是非!

ガタイのいい男にお世話されたい人、集まれーーー!!


現代社会辛いことが多いですよね、大丈夫。これ聴いたらまあ、明日も、頑張るかぁ……くらいの気持ちにはなります。クソみたいな労働を終えてこれを聴けると思えば労働がめちゃくちゃマシになります。でも家帰って栗山くんいなかった時の絶望は凄まじいけど玄関入って速攻イヤホン付ければそこにいるので問題ない

ヒロインがおっちょこちょい(※表現を濁してます)なおかげでスパダリな年下くんと進展があったので栗山くんからしてもこれはチャンスと踏み込んできてくれたのかな?にしても合鍵交換して介抱までしてくれるなんていつの間に付き合ってたの?

え?付き合ってない!?(おったまげ)

驚きを隠せないでいるとからかわれた栗山くんが拗ねてちょっとSっぽくなってこれまたびっくり。あんだけお世話されて子供扱いはさすがに栗山くん可哀想、栗山くんもっとヒロインを攻めていいよ、わたしが許可するから。

でも栗山くん優しいから激しくした事ちょっと反省しててこれまた可愛い。ちゃんと謝れるし想いを伝えてくれるしで素晴らしいスパダリっぷりだねほんとに…


正式に恋人になってのしあわせえっちが大変!甘々!素敵!
幸せな気持ちになりたいならとりあえず聴こ!損なし!


えっちシーンも然る事乍ら、日常シーンも負けてません。一緒に食事したりお酒飲んだり、普段の生活から得られる幸せな時間も感じられてめちゃくちゃいい……今日はそういうの無しで甘やかされたいだけなの…って気分の時にも聴けるトラックがあるのでほんとに癒しです。


とりあえず事件があった当日、何が起こっていたのか気になりすぎるのでみんな買お?癒されよ?

ぼくのごしゅじんさまは、とーってもやさしいの!

ごしゅじんさまのことをわすれてしまったぼくのことを

おこりもせず、やさしくおもいださせてくれようと

まいにちおせわしてくれて、

ぼくがなんかいにげだしても、かならずみつけてくれて、

ごしゅじんさまのもとにつれかえってくれるんだ!

もう、ごしゅじんさまからは、にげられないんだ……





とーーーってもやさしいひろくんですが、普通に考えて人間の姿をしているヒロインを犬扱いは怖すぎます。ひろくんの目に映るヒロインの姿がどうなってるのか気になりすぎる

ほんとにずっとやさしいひろくんですが、ヒロインに人間味を感じ反抗的な態度をとられると空気が一変します。こちらが息を飲んでしまうほど、何か怖いことが始まるのかもしれない、そう思わせるほどの演技はさすがです。痛い描写は無いですが｢躾｣られます。躾の描写がないのが救いなのかもしれませんが、個人的にはちょっと気になる躾…

指永さんが演じる静かな狂気はなぜこんなにも合うのか…おかしいのはひろくんの方なのにこの穏やかな声色を聴いていると抵抗するヒロインがおかしいのでは?と思わされてしまう……わたしの耳が洗脳されているのか……?

1時間もないのに狂愛の名に恥じない狂気っぷりです。でも痛いことは何も無くただ愛されているこの感じ、しかし人間扱いはされない。愛さえあればなんにでもなれる方は是非!

……ではなく、ストーカーさんを兄だと、そして自分は妹だと思い込まされ監禁されるお話


もう拒否権とかそういうことではなく、最初から"そう"なんです
なんにも考えず疑わずにいられる幸せというものがここにはありました。お兄ちゃんのお声がずーっと優しくて穏やかでゆったりと語りかけてくれるためかなと。溶けます、思考が。考えるだけ無駄です、諦めましょう



プレイ内容も時間も大ボリュームの大満足仕様です
お兄ちゃんとの日常(?)パートは兄妹の暮らしの中でアレアレ?と思ういくつもの綻びがあり、いつか豹変してしまうのでは……と少しハラハラ
そんな不安も虚しく、お兄ちゃんはほんとにずーっと優しくて怒るとか手をあげるとか一切しません。手は出します(?)さいみんもかけてきますが、これは素晴らしいことなので問題ないです


さいみんを使うのはもちろんえっちの時もです
ヒロインが妹として危うい思考になっている時や、ヒロイン自身にかけて快楽堕ちさせていったりと、魔術師の如く上手に使う紫お兄ちゃん、大変美味しゅうございました



あまりネタバレなく別角度で作品の良さを伝えると、指永さんのお声がほんとに良い!!
ヤンデレストーカーって、どんな怖いことされちゃうの……?と思いますが、ほんとにそういった怖さがない
深読みしちゃう方は精神的に怖さを感じる事もあると思いますが｢わたしは妹｣と壁派のわたしも思い込んでしまいそうになるほどです。最終トラックのお兄ちゃんの語りには、少し人間的な怖さが含まれてますが、わたしはアホなので特に気にせず監禁されたいとばかり思っていました
もう仕事せずお兄ちゃんと過ごす毎日のことしか頭にないです

シナリオを活かすお声、お声を活かすシナリオ
こちらが最強にマッチしている作品です!

そして、怖い思いや痛いことは無く、でもヤンデレに愛されて何不自由なく生活したい!という方は是非!