Elenco recensioni di 3mmm

清らかなシスターがじわじわ堕とされていくお話なのですが、彼女が見る夢が大変にエロい。
現実と夢の中の「彼」のギャップがたまりません。

物静かで大人な役柄の彩和矢さんの声は、ゆったりと心地よく、何度途中で眠りかけたか…w

表面上は悪魔に堕とされる物語ですが、そもそものはじまりは「恋心」なので、実は「純愛」なんですよね。

「恋心」故に闇に沈むなら、本望なのかも知れません。

とにかく、ヒロインの過去から現在まで救いがありません。
子供の頃から虐待され、長じてからは、風俗に沈められて搾取されます。

そんなヒロインを救った幼馴染の岩満 正輝(イワミツ マサキ)は、まさに「白馬の王子様」!
幼い頃に「迎えにいくから」と約束していた正輝くんが、本当に迎えにくるとは!
なんというハッピーエンド!

とはいえ。
この「マサキ」くん。
なんか怪しいんですよね…。

ヒロインは、虐待と搾取の現実からは救われたのかも知れませんが、同時に光さえ形を失う漆黒の闇へ堕とされてしまいます。

それは「悪魔との契約」の正しい姿なのかも知れませんが、この事実に正輝くんとヒロインは何を想うのか。

ほか2作品はメリーバッドエンドだと思うのですが、この作品だけは救いがないなあと思いました。

Parasite Garden×皇帝さんのホラー作品が面白くないはずがない!
とても楽しみにしていました。

「欲深い人間の自業自得」話でもあり、逃れようとしても逃れられないヒロインの運命に背筋がゾクゾクしちゃいました。

それにしても、海人さんが儚く可愛らしい。
特に5歳児の真似をするのが可愛すぎて萌えました。

ああ、癒されるなあ…と思ったのですが、やっぱりホラーだよ!(笑)

すべて聴き終えるのに2時間はかかる作品なので、前半後半で分けて拝聴しようと思っていたのですが、面白くてあっという間に聴き終えていましたw
そのくらい、お話に没入できます。

波の満ち引きのように、ゆっくり結末に向かっていくのも「底知れぬ怖さ」を感じられてとても良かったです。

前日譚の「にんぎょのおうじさま」も読み応えのあるコミックで、単体で販売しても良いのではと思ったほどでした。
また、事件資料は結構怖いですねw
あの書式は怖過ぎますが、本編や前日譚の解像度がさらに上がるなと思いました。

冒頭から違和感のある作品です。

「どこ」に違和感を覚えるのか問われると説明が難しいのですが、ヒロインの応答が積極的な雰囲気ではないんですよね。
楓さんがぐいぐい引っ張っていく感じがあるのですが、ラブラブな恋人同士の割に空気が静かすぎる…。

時間経過とともに「おや?」と思う事が始まり、それが確信に変わる頃には恐怖に支配されます。

いくつか皇帝さんの出演作は拝聴してるのですが、この作品の喘ぎ声の激しさにびっくりしちゃいました。
狂気を孕んだ演技に定評がある方だと思うのですが、他作品では聴いた事がない激しさで、だいぶ怖かったです(褒めている)。

こういう作品の場合、最終的にヒロインの自我が崩壊するか陥落してしまう事が多いと思うのですが、そういう「お約束」とは違う結末も良かったです。

本編が含みを持たせた終わり方なので、後日譚があれば拝聴したいなと思うくらい、怖くて気になる作品です。

初登場した時は、人気カフェの爽やかオーナー(32歳童貞)だったのに、今作では一体どうしたんだ!(笑)

いや、ヒロインに告白して結ばれた時も、大層様子がおかしかったですよ。
突然パンツ脱ごうとするし(笑)
でも、まさか「病み」の方にゴロンゴロンと横転するとは思いませんでしたよw
あんなに穏やかで、やさしそうな悟さんが、こうなるとは思ってもみなかったですね。

爽やかに「監禁」という言葉を口にする悟さん。
CVの乃木悠星さんの演技と相まって、ヤンデレとしてのパンチが凄すぎる(怖)

めちゃくちゃヤられまくるヒロインにはお気の毒ですが、ラストでは正気に戻ったようで、よかったよかった。

本編がハードだったので「悟さん、人格変わってしまったなー(´･ω･`) ｼｮﾎﾞｰﾝ」と意気消沈していたのですが、特典の「アフターダーク」が平常運転で笑いましたw
悟さん、心配しすぎのヤキモチ焼きすぎぃ!

このシリーズ、ヒロインのことが好き過ぎて、限界突破する彼氏さんたちのお話だと認識してるんですが、壊れっぷりが毎回すごいw

田鶴都さん、ヒロインを赤ちゃん扱いしているのか、ものすごくバブみを感じますw
それなのに「ぶっかけ」好きっぽそうですよね。
その落差が変態さに拍車をかけているというか…w

「ちゅき」が行きすぎると変態になる。

1時間かからず拝聴できますし、ヒロインへの感情が「ちゅきちゅき」なので、平和な笑いと多幸感が半端ないです。

シリーズ中で一番明るい怪異だと思いますw

美しいうえに、明るく穏やかでイノセント。
なんて素敵なスパダリ!…なわけがないw
彼、しっかり「怪異」なので、無邪気にヒロインを殺そうとしますw

「怪異と禁断えっち」シリーズは、ひと作品が30分くらいの作品なのも手に取りやすくちょうどいいです。
また、SEにも気を使われているようで、作品に没入しやすいです。

おまけ音声の「略取くんのお絵描きコーナー」が笑えます。
借りる鉛筆にさえも、無邪気に文句をつけてきますw

ともかく不思議な話です。

いつものように電車に乗っていたら、知らない終着駅に辿り着き、怪異どもにえっちなことをされます。

環境もおかしいし、出会った車掌さんもおかしい。
車掌さん、一応は人間の形を持ってますけど、抑揚のない話し方を聴いていると、間違いなく「怪異」だなと思える雰囲気がバリバリあります。

ヒロインに好意を持っている様子なんですが、どこで好意を持ったのかがよくわからず、また、あまりにも淡々としていて、感情自体が存在しなさそうw

かなり不思議な作品なのですが、なぜか惹きつけれられてしまうんですよね。
さすがは「怪異と禁断えっち」シリーズ。

先日、続編が出ることも発表されたので、こちらの作品を聴き込みながら楽しみに待とうと思います。

殺されちゃいます。
まったく容赦がないし、事務的に殺されるので、最初は訳がわかりませんw

幽玄トラオムさんの作品は、どれもSEが細やかに当てられているのですが、こちらの作品も、「あの暑い夏の日」を音から強く感じることができます。

作品のあらすじ通り、かなり淡々と殺されるのですが、幾度も繰り返す「夏の日」の理由が判明した時に、梅鉢くんへのイメージがかなり変わります。
愛ですよね…愛。

発売直後に拝聴していたのに、レビューへの投稿が遅れてしまったのですが、その代わり、追加の特典を拝聴して書くことができました!

バッドエンドとハッピーエンドが追加されたのですが、ハッピーエンドの梅鉢くんのポンコツさ加減が愛らしいですw
バッドエンドは辛い内容なので、ハッピーエンドを拝聴する前に聴くのをお勧めします。
内容はかなり辛いですが、「あの夏の日」を繰り返すことになった原因の解像度が上がります。

本編だけでも十分楽しめたのに、特典でお話を2つも追加してくださったサークルさんには感謝です!

ジャケットやプロフィールの雰囲気から、もっと不良っぽいイメージだったのですが、語り口調も優しく穏やかなので、冒頭から「ギャップ萌え」にやられましたw

いわゆる「ロミジュリ」な雰囲気もあるのですが、ヒロインちゃんが積極的なので、ぐいぐい物語は進んでいきます。

クールで優しい亮平さんですが、えっちシーンでは意地悪なのも「ギャップ萌え」大好きな私としては良かったです。