タイトル通りです。脳がバグりましたw
ビジュアルだって「はじめまして花嫁さん」ですよ。この民主主義の世の中で、花嫁と会うのが結婚式当日だと???
一色奏さんは超ハイスペック御曹司である。
しかし、それ以上に溺愛サイコパスだw
愛のためには家も建てるし、ヒロインが諦めたドレスも贈るし、ヒロインを拉致監禁しただけではなく、彼女の婚約者さえも捕らえて地下室に転がしておくくらいに実行力も金もあるw
先に購入特典の「レポート漫画」を読んでいたのですが、「いやいや。『王子様とお姫様は結婚して、末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし』とか、なるわけねーだろ!拉致・監禁・略奪のコンボかます物語だぞ!」と思い切り突っ込んでいました。
スミマセン。
この「レポート漫画」通りのお話でしたw
なんでかなーと思ったんですが、奏さんはサイコパスではあるんですが、愛あるサイコパスなんですよね(意味不明)。
物語の後半でヒロインに鍵を渡すのですが、彼女はその鍵を使わなかった。
家に帰るとヒロインが迎えてくれて、奏さんがとても喜んでいたのが印象的でした。
「鍵を渡す」という行為は「愛しているから彼女の意向通りにしたい」という気持ちが見え隠れします。
ヒロインが留まった理由は、そこにあるのかな?と想像しました。
そもそも、婚約者である日下部くんが、あまりにダメな結婚相手だったので、ヒロインに好意を抱いていた奏さんとしては、どんな手段を使っても結婚を阻止したかったんでしょうね。
だって、婚約者の赤裸々な話を上司に相談しちゃうほどの浅はかなバカですよ。絶対不幸になること請け合いですw
そして、「ハッピーエンド」と思わせた最大の理由。
それは、CV榊恭一郎さんの「王子様VOICE」。
やってることは非常にエグいのですが、あの声と演技で中和されてしまっているというw
聴く前後でイメージが変わる作品は初めてだったので、すごく面白かったです!