3mmmさんのレビュー一覧

酔っ払って目を覚ましたら、お隣には結婚が決まっている異性の幼馴染がいた。それもお互い裸で…。

次々出てくる状況証拠にパニくり、初っ端からアクセル全開で笑えます。

現状確認で出てくる様々な品も酷くて、「なんでそんなものを…」と思うものばかり残していますw

R18シーンは抑え気味だと思うのですが、無理矢理感もなくラブラブです。多幸感があります。
ただ、お話が面白すぎて、セクシーシーンはなくてもOK!と思えるほどでした。

最終トラックは1年後ということで、エピローグ的なものだろうし、もっと落ち着いたラブラブな話だと思っていたのですが、いい意味で裏切られましたw

テトラポット登さんの一人三役も良かったし、酔っ払った彼らの足跡が酷すぎて、「酒は飲んでも飲まれるな、だよなあ」と笑ってしまいました。

最初から最後までコメディを貫いていて、バチバチのえちちがあるシチュボは苦手だよという人にも超お勧めです。

最後に「カラーコーンを持ってた理由、それかよwwww」って爆笑しました。

全体的に前作よりもさらに読みやすくなった印象です。
女の子はより可愛くてえっちですね。

異世界転生したら悪役魔女だったにも関わらず、置き換わったの中の人が善良だった…というのが前作。
今回は王宮からの刺客をかわして逃亡中、リーリカとエンデの関係性がよりわかるストーリーになっていました。
二人とも曲がったところがなく純粋なんですが、その反動かエッチが濃厚なんですよねw
えちちが超えちちになってましたw

それにしても、謎の男が気になる。できれば続編希望です!

ヒロインが村八分にされて孤立したのは、ぜんぶ猫神様のせいでした!
そう、ぜんぶ猫神さまのせいwww
もちろん、ヒロインがそれに気づくはずもなく、やさしいカナメくんにめちゃくちゃ懐いています。

やさしいカナメくんが豹変する時の高笑いが、かなり狂っていてものすごく良かったです。
大厄神さまにぴったり!

えっちはどエロいです。ええ、どエロい。
そのうえ、猫神様の過去があまりにも悲しくて、ヒロインに執着するのもしかたないなあと思ったり。

それにしても、最終トラックでの「うーん…にゃぁあん」という猫撫で声が可愛すぎる。
猫を相手にするが如く喉を撫でるとは…ヒロインは大厄神の猫神さまの扱いをよく知っているw

人魚姫と王子様ではなく、お相手が公爵様と捻ってあるのがいいですね。
童話では、人魚姫が悲恋の末、泡になって消えてしまいますが、「愛する者のために障害は排除する」的な考え方がとてもいいですw

アルマンはヤンデレだとは思うのですが、溺愛が強すぎて「病み」部分は非常にマイルド。三橋渡さんの優しげな声も相まって、一見恐怖は感じません。
わからせエッチも「好き好き好き」なので、デロデロ甘々ですw

それゆえか、700DL達成特典のメリーバッドエンドの威力がすごいw
めっちゃヤンデレ公爵さんだったw

1,000DL達成特典の「プロローグ」や「エピローグ」も童話になぞられた作りなので、作品全体が丁寧に作られているなと感じました。

ここ最近、三橋渡さんの出演作を聴く機会が多いのですが、この作品のリップ音がめちゃくちゃえっちで、久しぶりに耳がゾワゾワしましたw

とてもおすすめです。

スピンオフがとても良かったので、本編も聴いてみよう!と思って購入しました。

なんだろう…なんかこう、すごくエロいんですよ。説明が難しい。
言葉責めがとにかくエロくてですね。CVの青島刃さんのねっとりした声がそれに拍車をかけてくる。
淫語で恥辱を煽りまくるんですが、下品な感じが全く感じられないのは、声優さんの演技によるものだなあと思います。

シリーズものなので、次作からは毎回主人公が変わる様子なんですが、精神的にくるエロが癖になってしまいそうw

ヒロインを振った理由が「処女だったから」って酷いですよねえ。
偶然再会した柊くんに慰められる形でロストバージンするんですが、外見とは異なり、柊くんはヒロインのことを一途に好きなんですよね。

ビジュアルの印象と違い「恋愛ヘタレ」な柊くん。
ヘタレすぎて「好き好き好きー」が言えず「大切な友達」呼びするから、セフレになっちゃうんだよー。

でも、心に隠している「好き好き好きー」がヒロインに伝わり、彼女も憎からず思い始めて、今度は両片思いで切ない気持ちが2倍になります。

双方の気持ちがわかるだけに、壁として聴いていると最高のもだもだ感w
もちろん、最後は安心のハッピーエンドです。

それにしても、湯町駆さんの「おねーさん」呼びは至宝。

脚本は御門蓮さん、イラストはaioさんなので購入しました。

ヒロインは口減しのために親から売られて、ひょんなことからチェンファに拾われるのですが、彼の妹分として「シャオメイ(小妹)」という名前を与えられます。

シチュボの特性上、名前を呼ばれる作品は皆無に等しいと思うのですが、こちらではしっかり「シャオメイ」と呼び掛けられるので、とても新鮮でした。

チェンファは兄貴分としてシャオメイをからかって可愛がるのですが、彼女への想いを確信した途端、はちゃめちゃに溺愛し出すのが微笑ましいです。

また、御門蓮さんの脚本の特色のような気がするのですが、芯のしっかりしたヒロインを描く傾向があり、その点でも好印象でした。

CVの河村眞人さんも、上品ながら口が悪く「兄貴肌」という雰囲気が非常に出ています。
声優さんって本当にすごいですね。

雨の降りしきる夜、とある屋敷の前で倒れていたヒロイン。
名前も憶えていないヒロインに、屋敷の主人であるシャオラン(宵藍)は「シンユエ(新月)」という名前を与えてくれます。

シンユエの失われた記憶を辿りながら物語は進みますが、全体的に幻想的なお話です。サブタイトルも「胡蝶之夢」とありますし。

痛みが伴う恋物語です。
悪い人は誰もいないのですが、つらい現実を乗り越えられなければ成就しない恋というのはありますよね。

CVの茶介さんの演技は自然な雰囲気があって好きです。

親に捨てられて流れ着いたのは「ラジジャン(掃き溜め)」という街。
ある屋敷の軒下で雨宿りをしていると、リュイレン(緑怜)という少年に出会います。
ぶっきらぼうな彼の取りなしでフーディエ(胡蝶)に加わることになるのですが、泣いてばかりいるので「アイクー(愛哭)」と呼ばれます。

早い話、幼馴染のケンカップルですw
ことあるごとにぶつかるので、「アイクーのことが好きなんだろう?愛いやつめ!」とニヤニヤしちゃいます。

リュイレンにはシェンイー(玄玉)という腹違いの兄がいるのですが、アイクーの好意が兄に向いていると誤解しているうえ、幼い頃から兄に助けられているので、「兄を支えられる男になりたい」という気持ちが強い。
結果、リュイレンのヤキモチが発動して、いつも以上にぶっきらぼうで素直じゃなくなりますw

そんなドタバタラブコメディ的な平和な日常が、あるきっかけで暗転します。
ひとりの男としての自立という側面はあるでしょうが、あまりに悲しい話です。

特典の「朝寝」は、幼さを残した青年+ケンカップルらしい話で、えっちながらも多幸感いっぱいです。

シリーズ最終話に相応しい話です。

今までのヒロインは、それぞれの主人公に拾われて以降は平和で幸せな日々を送っているのですが、今作のヒロインは非常に気の毒です。

シェンイー(玄玉)からは、花嫁の意味を持つ「シンニャン(新娘)」と呼ばれるのですが、その呼び名も切ない。
作中でもシェンイーが後悔していましたが、逃げる時にシンニャンも連れていくべきだったんですよね。
今や敵対勢力に分かれ、良家の子女だったはずのシンニャンに至っては奴隷身分ですから。

シェンイーは辛い決断を下すのですが、「鴛鴦之契」のサブタイトル通り、紆余曲折を経て、仲睦まじく連れ添っていくのだろうなあと想像させる結末でした。