3mmmさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:108件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 350位 | (総レビュー数:198件) |
|
2024年08月18日
雨の降りしきる夜、とある屋敷の前で倒れていたヒロイン。
名前も憶えていないヒロインに、屋敷の主人であるシャオラン(宵藍)は「シンユエ(新月)」という名前を与えてくれます。
シンユエの失われた記憶を辿りながら物語は進みますが、全体的に幻想的なお話です。サブタイトルも「胡蝶之夢」とありますし。
痛みが伴う恋物語です。
悪い人は誰もいないのですが、つらい現実を乗り越えられなければ成就しない恋というのはありますよね。
CVの茶介さんの演技は自然な雰囲気があって好きです。
|
2024年08月18日
親に捨てられて流れ着いたのは「ラジジャン(掃き溜め)」という街。
ある屋敷の軒下で雨宿りをしていると、リュイレン(緑怜)という少年に出会います。
ぶっきらぼうな彼の取りなしでフーディエ(胡蝶)に加わることになるのですが、泣いてばかりいるので「アイクー(愛哭)」と呼ばれます。
早い話、幼馴染のケンカップルですw
ことあるごとにぶつかるので、「アイクーのことが好きなんだろう?愛いやつめ!」とニヤニヤしちゃいます。
リュイレンにはシェンイー(玄玉)という腹違いの兄がいるのですが、アイクーの好意が兄に向いていると誤解しているうえ、幼い頃から兄に助けられているので、「兄を支えられる男になりたい」という気持ちが強い。
結果、リュイレンのヤキモチが発動して、いつも以上にぶっきらぼうで素直じゃなくなりますw
そんなドタバタラブコメディ的な平和な日常が、あるきっかけで暗転します。
ひとりの男としての自立という側面はあるでしょうが、あまりに悲しい話です。
特典の「朝寝」は、幼さを残した青年+ケンカップルらしい話で、えっちながらも多幸感いっぱいです。
|
2024年08月18日
シリーズ最終話に相応しい話です。
今までのヒロインは、それぞれの主人公に拾われて以降は平和で幸せな日々を送っているのですが、今作のヒロインは非常に気の毒です。
シェンイー(玄玉)からは、花嫁の意味を持つ「シンニャン(新娘)」と呼ばれるのですが、その呼び名も切ない。
作中でもシェンイーが後悔していましたが、逃げる時にシンニャンも連れていくべきだったんですよね。
今や敵対勢力に分かれ、良家の子女だったはずのシンニャンに至っては奴隷身分ですから。
シェンイーは辛い決断を下すのですが、「鴛鴦之契」のサブタイトル通り、紆余曲折を経て、仲睦まじく連れ添っていくのだろうなあと想像させる結末でした。
|
2024年08月18日
「もう一度、えっちさせて!」と土下座する亜蘭くんには笑いましたw
とはいえ、振られた後もヒロインを想い続けていた一途な男です。
ヒロインはドライだなと思っていたのですが、セフレになった時の制限や、そもそも別れた時の理由が馬鹿馬鹿しくて笑えます。
本当に相性良かったんだねw
亜蘭くんどころか、ヒロインちゃんもおバカだったとはw
CVの猿飛総司さん出演作でラブコメディを聴くのは初めてだったのですが、かなり笑えました。
いつも不穏な役をされているので、こういうのも新鮮で良かったです。
|
2024年08月18日
ビジュアルは可愛らしいし、登場直後は優しげな雰囲気を振りまいていたのですが…。
ありがとうございます。
天性の女たらしで、適度にどクズでしたwww
とはいえ。
ヒロインには本気になるし、彼女のことをきちんと見ていたんだなあというエピソードが後半に出てきて、「思ったよりクズじゃないかも?」と思った私はちょろい壁だと思いますw
レビュアーが選んだジャンル
2024年08月18日
うさぎのぬいぐるみを抱っこしているビジュアルが可愛すぎて、思わずビジュアル買いしましたw
CVを担当された久喜大さんの作品はいくつか拝聴しているのですが、「低音の男性らしい声」のイメージが強かったので、この作品ではめちゃくちゃ可愛くて驚きましたw
特に、ヒロインと会話している時の声色は、はちゃめちゃに可愛くて、ぬいぐるみのうさちゃんみありますよねw
仕事はクールな対応ですが、ヒロインちゃんは「好き好きー」なので、その溺愛っぷりがすごいです。
すでに結婚も決まっている間からなので、安心してめろめろ甘々を楽しめます!
|
2024年08月18日
私には「様子がおかしいCV猿飛総司」さんという勝手なイメージがあったのですが、本作では「まごうことなきキュートなCV猿飛総司」さんに考えを改めましたw
クロがとにかくかわいい。無条件に可愛い
「オレね、オレね。今日もいい子で待ってたんだよ」って言うのですが、それが可愛くて尊すぎる!!
次から次へと飛び出すセリフがいちいち可愛くて、
「だから会社ってキライ。ご主人が会社に行っちゃうと一緒にいられないから」
「ご主人が買ってくれた、黒豆柴のぬいぐるみで遊びたい!」
尊すぎて天国に行きそうです、わたしw
マッパな成人男性が言ってるんですけどねw
端々にわんちゃんみのある行動を取るので、いちいち可愛いんですよね。
行動範囲が広くなったが故に苦悩するクロですが、「ご主人様が好き!」という純粋な気持ちで乗り越えていこうとするのがとてもいいです。
そして、お月様が有能すぎるw
不穏な曇りが一切ない、可愛いいっぱいの作品なので本当に癒されます。
それにしても、わんちゃんのようにぺろぺろしている時と、ニンゲンとしてキスしている時のリップ音が違うので、本当に声優さんってすごいですよね。
本編拝聴前に聴いたのですが、駆け引きから始まる関係がとてもいいです。
物語が進むにつれてヒロインが隠している秘密がわかり、二人の仲も深まっていきます。
ハッピーエンドで終わるかと思いきや、とても気になる不穏な状態で終わるので、下巻が気になって仕方ないですw
河村眞人さんのお声も上品で色気があり、登場からして「これはできる男」感満載です。
セクシなシーンも非常に魅力的なのですが、謎解き部分とのバランスがとてもよく、えっちだけで終わらない作品だと思います。
駆け引きから恋に変わっていったのが上巻なら、下巻は純愛へと変わっていきます。
あらすじは読んでいたのですが、実際に拝聴してみるとびっくりする展開が待っています。
ここでネタバレするとがっかりすることになるので、ぜひ作品を聴いて欲しいです。
私は内容を聴いて非常に驚きました。
上巻ラストで姿を消したヒロインですが、下巻では一人逃げているヒロインを白洲が見つけるところから始まります。
上巻での事件を発端にした逃走劇の始まりかと思いきや…物語が進むにつれて、二人の愛にスポットが当たります。
そして、孤独なヒロインが白州に隠している秘密も明らかになります。
こちらの上下巻があまりにも良くて、後追いで本編の1巻を拝聴したのですが、本編はかなり淫靡でSM的な話なんですよね。
甘く危険な本編に比べて、こちらの外伝は最終的に純愛で、白州の愛の告白がものすごくいいです。
本編を知らなくても十分楽しめるのでおすすめです。
2024年08月17日
「大人の夏休み」シリーズって、蝉の声等の自然のSEはすごくいいなって思います。
「あの日の夏」という感じがして、とてもいいです。
キラキラな生活を夢見て婚活をしてきたヒロインが、「運命の人はずっとそばにいた」と気づくのはいいですね。
「絶対の絶対の絶対…」というセリフが、子供の頃にこういう言い方あったよなあと思い起こさせ、幼馴染の二人という関係性を強く感じさせます。
残念だったのは、展開がちょっと性急だったところ。
特に1回目のえっちは、「なんでそのタイミングで」と思いましたw
また、夏の雰囲気を感じさせるSEは非常に良いのですが、えちちのSEはうーんと言う感じでしたね。