BoneCageさん、いつも性格の捻れた最高の男を出してくれてありがとうございます。本当に。大好きなサークル+大好きな我武テツさんで最初から期待大でしたが、裏切られることなく間違いなく「当たり」作品でした……!!
冷徹で評判も悪く、対応も酷い、だけどニーナって呼んでくる声はあまりにも優しくキュンキュンします。賢くて冷たい人に認められるのが大好きなんです私は。
ヒロインが徐々に信頼を勝ち取っていく様子が応援できますね。ウェルナーとのやりとりも聞いてて違和感なく受け取れましたし、このサークルさんはヒロインのセリフなく物語を進めるのが本当に上手いなと言う印象です(かなり大事)
そのうえ、ヒロイン像自体は受け身すぎることもなく、タフで自分の意思を持ち物語を進めていくバランスが絶妙です。
脚本に書いてある、「自分の所有物として及第点」とか全部嬉しくなっちゃいますね。やったー!!あなたのニーナです!
プレイは基本無理矢理って感じです。プレイ中も基本酷いですが、ヒロインが気絶した後起こす声があまりにも優しいです。沼すぎる。むしろ、優しさというより憐れみや小馬鹿にしたようなニュアンスなのかもしれません。トラック7の最後、ここ聞くためだけに買う価値ありますね。
全編通して我武テツさんの演技が素晴らしく、声色の使い分けが最高です。「シーッ」とヒロインをなだめるところが特に好きでした。
ラストはなんていいプロポーズなんだ、と感動してしまいました。ウェルナーが言う最上級の愛の言葉ではないですか?最高すぎます。
おまけのフロントラジオでは別に性格の悪さは変わらず、だけど少し明るくなったようなウェルナーが愛しいです。愛されている自覚がある人間の可愛らしさよ。ヒロインと出会ったからといって急に激甘になったりすることもなく、この微妙な変化が可愛くて仕方ないです。
これが冷徹上官キャラの正解です。本当にありがとうございます。