ハナチャンさんのレビュー一覧

ずっと好きだった人が自分の両親を殺してしまったとしたら。


夜更けにあなたの部屋を訪れた莉久の呼びかけで目を覚ますと、突然彼に若頭の命令であなたの両親を殺したと告げられます。
はじめから自分は裏切り者なのだと――。

「俺が言う権利はないのかもしれないけれど、どうか泣かないでください」(ほんとに俺が言う権利ない)
「親父たちが死んでも、あなたはひとりじゃない。俺がいます」(殺した張本人)
「あなたの傍にいられるなら、どんなことだってしてみせます」(後の祭り～!!)
きっとこの手をとって自分を選んでくれるはず。
しかしそんな願いは届かず、あなたに拒絶されると莉久は豹変し無理矢理ことに及びます。

痛いことはしたくないという通り、酷いことはされません。手首は縛られますが。
「もう俺も後戻りはできない。あんたは受け入れるしかないんだよ」(やめなよトラック5まで引きずるよ)
自身にも言い聞かせるように責め立てます。あなたは抵抗しますが身体は正直で……。

ここから怒涛のクリ開発キメセク処女喪失です。
情緒不安定で喋り方も『敬語/タメ語』が混ざり、二人称も『お嬢さん/あなた/あんた』
自暴自棄で狂気的な高笑いと、愛しいお嬢さんに対する甘い声色のギャップが凄まじい。
「何もかも忘れて、俺とS○Xすることしか考えられなくなるくらい、壊れてしまえ……っ!」(やめなよ伏線回収しちゃうよ)

そして半月後、幼児退行してしまったあなたと対照的に憔悴した様子の莉久との背徳的なイチャラブS○Xになります。
「俺のことなんか、もう嫌いになりましたか?」
「―――俺もガキの頃からずっと、あんたのことが好きだったよ」
お互いに惹かれ合っていたからこそ、取り返しがつかないことをしたと涙に声を詰まらせ謝罪と告白を繰り返しながら達します。

薄氷の上に成り立つ幸せの余韻に浸るのも束の間、ヒロインから告げられる真実に莉久は――。


あーあ、もう戻れないね。

物語は彼氏に振られたアナタとその日偶然駅前でフライヤー配りをしていためめくんが出会うところからはじまります。
さて、前作はKeyくん。との出会いから彼に仕組まれた計画的なものだったわけですが……なんと今作は本当に運命の出会いなんですね。

あれよあれよという間に彼の働く違法メンコンへ。
なんとアナタはKeyくん。の同級生で後輩であるめめくんの片想いの相手だったのです。

そこからは再会しアナタのことを思い出しためめくんによる熱烈なアプローチがはじまります。
おもむろにアナタの手をとりご立派なツチノコを触ってアピール。大胆すぎる。
そして年下のおねだりにまんまとのせられてVIPルームへGO。
散々焦らしプレイされたのち、めめくんがお店を出るまで更に30分待たされます。

おまたせしました。めめくんの自室にお邪魔しまして早速S○X。口調も敬語からタメ語に。
本人も言ってましたがKeyくん。と比べてプレイが優しめ。すごいぞ変幻自在のハイブリット型ツチノコ。
余談ですがKeyくん。のスプリンクラー射○音に慣れすぎて、めめくんの射○音は普通だな～と思ってしまいました(十分普通じゃない)

ここでお水を持ってこようとしためめくんを見てアナタも彼のことを思い出します。
「さくらきいちくんの弟のうめじくん?」 さくら! あなたさくらって言うのね! ここでまさかの名字判明。漢字教えて。
何を勘違いしたのか兄のほうを好きだと誤解され、Keyくん。の声真似をしながら抱かれることに。
さすが兄弟よく似てらっしゃる。もしかしてKeyくん。の裏垢モードって弟を参考にしたのかな……。

アナタからのキスで誤解は解け両想いS○Xに。今回もあるよ孕めコール。
結局合計8回もしたらしい。めめくんが数えてくれてました。

これで晴れて両想い。めでたしめでたし……と思いきや、彼はKeyくん。の弟なわけです。
やっぱり激重でした。

これからは24時間ずーっと一緒だね。

全ては胡桃沢愛栖のペースで話が進んでいきます。
あれ? 前作の黒澤聖のほうが良心的だったかも……(感覚麻痺)


田舎町に取材に来たら怪我をしてしまい地元の病院のお世話になることに。
すでに色々漏れ出ていますが、彼にその場で飲み薬を処方され目が覚めるとさっきまでいた優しい先生はもういないわけです。
あなたは彼の女神たまにされます。トラック2から出オチで笑った。
「仕事終わりの女神たま補給効く～～ッ!」 人をビールみたいに言うな。

そこからは意思の疎通が取れないまま無理やり犯されてしまいます。
あっちがう。彼からしたらイチャラブ恩返しS○Xです、すみません。
とにかくポジティブシンキング。嫌よ嫌よも好きのうちとばかりに責められます。おねだりできなくても許してくれます。
女神たまが処女じゃなくても激怒することなく、セカンドバージンでも喜んでくれます。よかった。気持ち悪い。
吹いた潮もビールのごとくグビグビ飲んでくれます。やっぱわたしビールだったかも。

挿入直後に射○してしまう早漏でしたが、安心してください。このあと何度でも勃ち上がります。
最中は終始ハイテンションで彼もアヘ声です。

"彼女の描いた絵でシコる"から"彼女の描いた絵を舐めながらS○X"にアップデートされたり。複雑な感情だよ。

絶倫すぎて何回したか数えてませんが、ラスト1発、赤ちゃん返りして「おぎゃあ～～～!!(射○)」はあまりの気持ち悪さに鳥肌が立ちました。

彼女は最後まで彼に絆されることなく嫌悪感でいっぱいな様子。
そんな彼も行為中の「いや」は意に介しませんでしたが、結婚を迫られた彼女の「いや」には癇癪起こしちゃうのね。立ち直るのも早いけどね。


彼女の描く絵に救われたそうなんですが、彼女の筆を折らせちゃうのはいいんでしょうか。
それともこれからは彼のためだけに絵を描かされるのかな……。

でもその前に婚姻届を書きましょうね。