電車で寝落ちしたら異界に行ってたと言う話。
もちろん帰りたいから車掌さんに相談?するも自業自得とバッサリ切り捨てられるしもう帰り道はないんだって。(これはフラグ)
電波も通じないし、「ここは良い所」って言われても流石に信じられないから半ば自暴自棄になり入ったら行けないと言われた森に入るわけで…
そしたら不気味な植物に捕まって案の定どえらい事されちゃうよね。
その時のSEがとにかくリアルでビックリした。
途中から車掌さんが様子を見に来たけど不安を煽る事を小出しに言ってくるから流石に何でもするから助けてくれとお願いしたんだけど、それまでは興味なさそうにその辺りの小石を蹴りながら話してそうな車掌さんだったがのに熱量がほんの少し増えた気がするのよ。
助ける代わりの対価が「何をしてくれるか」という所から若干の執着が出てきてる気がする。
そうとなれば秒で植物を始末した車掌さんホント強いね。さすが怪異。
その場で一回致すわけですが、ズボンを下げろって言ってすでに準備万端なのとても良いね!仕事が早い!
第2ラウンドの車両でも事前に植物の液を削いで取ってくるという優しさが嬉しいです。やっぱり怪異だから強い。
キスが好きなことを覚えてくれてるけど、この車掌さんはキスの最中絶対目を開けてそうなんだなぁ。
恋人のように(プレイ)→恋人(関係性)、きっちり中出しといつの間にか距離感も縮められ、挙句の果てに早々に回収された切符が帰るための重要アイテムであると暴露からの破いて燃やすという徹底した処分方法には脱帽です。
冒頭から終わりまで抑揚はほぼありませんが、無いからこそ最後の最後にある台詞に少し乗っている執着や好意にぐっと来ました。
とてもお気に入りの作品となりました。
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