前作は雄みが溢れる大変至高な作品でしたが、今回は病みキモに極振りという印象で、これまた至高です。
終始高い喘ぎ声、細かく執拗に全身を舐め回す、隙あれば狂気的に笑う、とキモさのエレクトリカルパレードです。
序盤は割とおとなしめ(これで?)ですが、前戯の終盤から感情が暴走し始めます。下半身に取り掛かってから明らかにテンションが上がっている様子。
むせるな!!喉を鳴らして飲みこむな!!コーラ飲んでプハーッうめぇーッみたいな息吐くな!!最高!!!!
悦び、独占欲、愛情が伝わる狂気的な笑い声を浴びることができ非常にハッピーです。
必死さも相まって、なんか幸せそうだしもういっか、という気持ちにさせるレベル。
そして問題の3回目。
あの!?泣!?!?さっきまでご機嫌に笑ってたのに、突然泣いた!?
(泣きシーン鬼リピ中)確実に泣いてるよな!?あまりに感無量で!?Tears of joy!?
泣いちゃって動きを止めるところが、性欲より感情が勝っていることが伝わってきて好きです。今まで溜め込んでいた重ーい愛情が、報われて一気に溢れ出しちゃった感じが健気じゃないですか?彼が何を考えて今日に至ったのかドラマを感じませんか?
いやただ気持ちよすぎて泣いてるだけかもしんない。
その涙がヒロインの頬に落ちるところを想像するとクるものがありますね。
いや待って。悦びではなく罪悪感による涙という解釈もできるかもしれない。
自分の異常を自覚しつつ、でも止められない欲望とのせめぎ合い、みたいな。
傷つけたくないのに傷つけてしまう、こういうやり方しかできない自分に気づいて絶望、みたいな。
じゃあ話が変わってくるのですが?その後の笑い声には自嘲も含まれているという解釈が可能になるのですが?
おい!!どちらにせよ大興奮!!
何はともあれ、目的を達成し満たされたようで良かったです。今回も絶妙なキモさでした!
狂騒溢れる時間をありがとうございました!