八一さんとシロくんの出会いからえっちをするまでにページが半分ほど割かれ、関係性の変化が丁寧に描かれています。好きでウリをやっている、恋愛が分からない、というシロくんのパーソナリティや、両思いエンドにならないところが良かったです。
絵についてですが、白と黒だけでこんなに立体感が出せるものなんですね。下着のゴムと、ゴムが食い込んで盛り上がった肉の境目あたりにあるハイライトにより、シロくんの尻の弾力が視覚から暴力的に殴り込んで来ます。
八一さんとシロくんの体の描き分けも素晴らしく、八一さんがほっそりしているのに対し、シロくんの体は筋肉がほど良く付いています。シロくんがズル剥けなのに対して八一さんが仮性包茎なのもツボでした。