レビュー初投稿です。
でも書かぬ訳にはいかぬ!!!と思う程、狂也さんが魅力的過ぎました。もう、終始ズルい男よ!!!
全身スミの入った極道幹部。
なのに、ヒロインちゃんには常に優しく、服に飛び散った明太子をシミを残さずに落としてくれるジェントルマン。
でも、ラブホに行った時からもう全部狂也さんの手の中で転がされているのよね。いざというところでは全て疑問形でヒロインちゃんに問うて選択をさせて、優しい言葉と時折見せる可愛さでヒロインちゃんをその気にさせる。
もう、完全にその道の人のやり口です。笑
考えてみると…2回目の出会いの時、運命なんて言葉で偶然の出会いを喜んでいたけれど…きっと狂也さんはその場にヒロインちゃんが来ることを分かっていたんだろうね。
後日談となる特典ストーリーでも、そんな事あるかい?!って出会いをしてるから、これは絶対にラブホで眠ってた時間で免許証から保険証から何から何まで確認されてたよなって確信しました。笑
でも、だとしても!
「慣れてないよな?」ってはじめから激しくしないところ、「上手くイケたなぁ」って褒めてくれるところ、その場限りの関係だとしても、甘々に甘やかしてくれる狂也さんに沼りました。ありがとう…
甘やかしに方言ってなんでこんなに効くんでしょうね。標準語の数万倍は心を許してしまう、とろける成分が入っていますね。効きすぎ注意。
もっと考えれば、一番最初のヒロインちゃんを助けるところすら、自分の組の若い子達を使って、ヒロインちゃんとお近づきになるきっかけを作っていたかもしれない。
そういう、狂也さんの甘い優しさの裏に、なんとなく狂気を感じるところが拒めない本当の魅力だったりして。
聞けば聞くほど狂也さんに沈んでいきます。ブクブク…ああここが地獄の入口か…。