焼き鮭定食さんのレビュー一覧

心臓きゅっと掴まれたような感覚になるお話でした。

出会いから2人が同じアパートで暮らすようになるまで、千尋くんがヒロインちゃんに心開くようになるまで、結構しっかり描写があります。
ダウナーっぽい抑揚少なめの声が聴いてて落ち着きますし、2人が普通の会話をしているパートは間の使い方などすごく自然な会話感ありました。
その中に独占欲や嫉妬が顔を出すシーンは非常に可愛かったです。

注意書きにある怒鳴りのシーンは千尋くんが男だと知ってしまったとき、ヒロインちゃんが千尋くんを突き飛ばしたときの2回あります。
声を張り上げる言葉は罵倒の台詞なんかでは一切なくヒロインちゃんが離れてしまうかもしれないと思ったが故の激情でしたが、迫力はあるので苦手な人は注意した方がいいかもしれません。
トー横というテーマはありますが、あくまで「家庭環境によって孤独になった者同士が身を寄せ合う」ための要素でした。
アングラな要素は千尋くんがウリをしているという話があるだけでそれについての描写はありませんし、他にトー横と聞いてイメージするような薄暗いものはないです。

えっちシーンは無理矢理ではありますが、ものすごくものすごーく大事に大事にしてくれますので、無理矢理感や怖さはなかったです。
愛してる、離したくない、逃さないというおっきい愛情でぐーっと押し潰されるような感覚を覚えました。
そのおかげか声の位置が顔周り・耳元、囁きがとても多いです。吐息の挟み方や声の掠れ方、ちょっとした声の高低が流石の恋津田さんって感じで聴いててドキドキしました。

Tr.7の紹介に入ってる台詞で察すると思いますがハッピーエンドです。愛情で押し潰されるような行為からお互い包み合うような行為になって、大好きな子に受け入れてもらえて一緒にいてもらえて幸せーって声から溢れてて心が温まりました。

恋津田さん、サークルさん、素敵な作品をありがとうございました。

湿度と粘度の高い男の役やる八神さん、流石すぎました。わるーーーい笑いがいっぱいで聴いてて楽しくなります。かなりの割合で笑ってます。

プロローグの段階、まだ狂ってない頃のレスターは品行方正そのもので断罪のときさえ堂々とした振る舞いで罰を受け入れる姿勢を見せています。
そんなレスターが3年の幽閉と拷問を受けて、声も上手く出せないほど弱々しくぼろぼろになっていた…
と思ったら次目覚めたときには拘束監禁。ねっとねとに恍惚した声で組み敷かれます。目覚めたときの声の変化、かなりびっくりしますwww

そこからはすんごかった^_^ 陵辱陵辱陵辱!王族、お姫様としての尊厳を壊してきます。というかそれにこだわってるとすら感じます。
水音じゅるじゅる、よく嗅ぐ、オカズにしてたこと報告する、容赦なく攻める、失禁、処女で痛がってるのを見て興奮するわ、無理矢理舐めさせるわ、薬(しかも1滴で十分のものを3滴+さらに追加)盛るわ、謝罪強要、玩具やら愛玩動物扱い、淫語もてんこ盛り。

助け出したわりに仇を返すかのように酷い目に遭わされますが、最後まで聴けばレスターからの気持ちは間違いなく純愛だとわかります。

姫様からの告白を素直に受け取らず突き放すのも、生来の身分差や自分が処刑される身であることを理解してるからで、
それでも離れたくない、ずっと一緒にいたい、姫様と生きたいっていうのが本音で、
自分と同じところに堕ちてきてほしいし堕とそうとして、一緒に逃げてとお願いもするし姫様はそれらを受け入れるけど、最後の最後には姫様は自分と一緒にいてはいけないと、幸せな姫様でいられるよう身を引く。

切なすぎません??わたしはこういうお話大好きです。

300DL特典はエピローグの内容と題名からしてハピエンなのかな。2人の幸せな様子を見られるの、楽しみにしてます。

素敵な作品をありがとうございました!

個人的にお声がたまらなく好きな声優さんが、中でも特に好きなふわーっとした甘ったるい声で、ちょっと子どもに向けたような言葉遣いで、えらいねよしよしされながらマゾ大喜びな内容でものすごく攻めてくる。
これだけだと私の癖にぶっ刺さりすぎて命は助からずに終わってたと思いますが…ww
あー!!やばいよー!!!って消えかけてた瞬間におもしろ要素、キモ陰キャ発言、キモ笑い、ウザ発言、クズ発言等々。笑いなりドン引きなり我に返る瞬間があったため、完全消滅は免れました。あぶなかったー!

ドスケベシーンは限りなく最高潮にドスケベに、
それでいてクスッと笑うような要素もあり、
情緒が大暴れしているヤンデレっぽいシーンもあり、
いろんな要素を楽しめる素敵な作品でした。

αとβ、運命にはなれない2人のお話。
運命になれない関係を、無理矢理運命として縛りつけようとする樹くんの執着からくる傲慢っぷり、容赦のなさがたまりませんでした。

作中、話の不整合や会話の通じてなさを感じて「ん?」となる部分があるのですが、それは台本を読むとわかります。
話が通じていないのではなく、樹くんの洗脳支配の手腕のようです。
してもいないことを「した」と決めつけて、自分のαという優位性も利用して脅し追い込む材料にし、
言ったことは正しく受け取ってもらえず、自己都合で解釈された上に一層責め立てられる…

運命になれない切ない恋のお話でありながら、とんでもなくやばい男にとっ捕まったヒロインちゃんカワイソ作品でもあります。
樹くんにももちろんαとしての葛藤や自身の属性だけで好きになった相手に振られるというカワイソ要素はありますが、それが霞むほどの狡猾さと容赦のなさでした。こういうヤバ男、大好物です。

二回戦さんの演技は流石!と言った感じでした。ひたすらヒロインちゃんを追い込むやべー男を演じられると、信頼と実績があります…。
素敵な作品をありがとうございました!

全編通して甘さでほぼ100%占められています。ひたすらの甘々な糖分を浴びることができて頭がハッピーになる作品です。

好き、大好き、可愛い、愛してるといった言葉は致死量浴びせてくれますし、演じていらっしゃる八神さんのお声も終始うっとりとしたもので非常に可愛くて、可愛いと言われるたびに君もね…となるほどでした。

ほんのーり練り込まれた不穏要素(と言ってもネガティブでうじうじした愛情ぶつけられてぐずぐずしてるだけで、がるまににある音声作品や日頃私自身が聴いているもののなかではめちゃくちゃ平和な部類です)でさえも可愛くて、
日頃他作品で出会っている八神さんとはまた違う角度の役を拝聴できて耳が幸せでした。

素敵な作品をありがとうございました!

お話の流れもこれまで築いてきた人間性も異なりますが、2人とも非常にピュアで、聴くだけで聴き手のこちらの透明感が増すようなあたたかくて柔らかい男の子たちです。

case.1 眞音くん
可愛い、これに尽きます。
自分の幼い頃からの癖のせいで愛情をもらうことも与えることも上手くできなかった、そんな自分から離れていってほしくなくていろんな不安押し込めててピアスは自傷の意味合いもあって…眞音くんのこれまでの葛藤を思うと撫で回したくなりました。
嫌わないで、離れていかないで、好きって泣く眞音くん、愛おしすぎてよしよししてあげたいよ。
無垢でどうしたらいいかわからないながらもヒロインちゃんのリードもあって、頑張って愛を伝えようとする眞音くんに心が洗われました。
初心で健気で繊細なおひさまの匂いがするおっきいわんちゃん。保護しなきゃ…

case.2 祢於くん
祢於くんって実在してますよね…??それくらい演技が自然かつリアルですごかったです。普通の会話の抑揚もそうですが、特に煙草の煙吐きながら笑う感じ、リアルすぎます。語末と煙吐くのが混じって音が消える感じ。

俺は優しくない勘違いだって怒ってたけどめちゃくちゃ優しいです。
あまりにも丁寧な接吻レクチャーから始まる気遣いに溢れた優しい優しいセックス、大事にしたいとか好きかもとかそういう柔らかい感情に溢れてました。
祢於くんにつられてこちらの凝り固まった精神まで雪解けを迎えました。

新作のシノくんがとてもぶっ刺さり同じサークル様ということで期待を込めて購入しました。

タメ口混じりの敬語年下男(ヒロインちゃんへの執着あり)に煽られあやされながらがーーーっつり無理矢理攻められるというお話だけでも大好き保証があるのにそれに加えCV三橋さん。あまりの手厚さにマゾは感涙です。

三橋さんは見下しや嘲笑を混ぜ込ませた煽るときの声の出し方があまりにもお上手で、私はこれに非常に弱いです。これがスケベシーンはもちろんたんまり、日常シーンでさえも聴けてしまいます。

先輩なんだからへばるなー、それは無理だよ。

ここまで決定的な敗北を感じると気持ち良いです。

好きな声優さんのオ◯ホ扱い…!?と思いその1点のみを取り立てて購入したはずでしたが、この1作でもちろんお目当てのオ◯ホ扱いがあり、かつ乱暴めなオ◯ホ扱いと甘々らぶらぶなオ◯ホ扱いの2パターンあり最高でした。
それだけでなく可愛いシーンも、思わず笑っちゃうコメディ要素も、誠実でちょっと重い愛情もあり、スケベの時間はがっつりスケベ。あ゛ー…って濁点喘ぎがたくさんあります。
ものすごい特盛童◯くん…!これは負けを認めざるを得ない。ヒロインちゃんだけでなくわたしまでお腹が膨れた気分です。

ダメダメと抗っていた弱くて可愛い童◯くんから、覚醒して乱暴めに扱って舌打ちまでしちゃう屈強な攻め攻め雄豹変のシーンは必見です。

とても切ない気持ちになるメリバでした。受け取り手によってはバッドエンドかもしれません。
ヒロインちゃんだけじゃなく男の子の方も可哀想な終わりを迎えるお話が好きな方にはきっと刺さると思います。わたしは切ないながらもとても好きなお話でした!

幸せな両思いの2人になれるはずだったのに愛情、独占欲、執着、何なら生き方や考え方さえもを拗らせに拗らせた結果、道を間違えるお話です。
お嬢さまとお目付け役という立場以上に莉久くんにとっては根深い身分の違いがあったため、幸せな両思いなんて許されない。
それでもそんな高嶺の花で憧れで、神聖視にすら感じるような存在を自分の手で汚すことに恍惚としていて、ずっと優しい口調、時々タメ口が混ざる敬語で責め立てられているのにふとしたときに深い愛情ゆえの執着を滲ませる莉久くん。素晴らしかったです…!
「やっと俺のものにできる…」という台詞のとき声が低くなるところに彼の素を感じました。この八神さんの声色での演じ分けがすごくて、解像度高く聴くことができました。悪い笑い方もたっぷり聴けて満足です。

行為自体無理矢理ではありますが手を縛られる以外怖いことはないのでそのあたりを心配されてる方も安心して聴けると思います。お話の良さばかり触れてしまいましたがほぼずっと行為シーン、内容もとっっってもえっちでした…!貴女のこと犯してるのは俺ですよと複数回言い聞かせ、羞恥を煽りながらも可愛いと好きもたっぷり。

トラック5の莉久くんの悲痛さはネタバレなしに聴いてほしいので書かずにおきます。
メリバや感情が深く重い男、男も女も可哀想なお話が好きな方にはきっと刺さると思います。

八神さん、サークルさん、他関係者の方々、素敵な作品をありがとうございました。

我こそはマゾだって人ならとりあえず買ってほしいー!って作品です。

とは言え痛いことの描写などはなく徹底的な快楽責めによる雑魚雌堕ちのお話ですので安心して聴けると思います。

致死量の「雑魚」「ざーこ」「ざっこ」がこの1作品に含まれています。
雑魚呼ばわり以外にもマゾ雌やらおち◯ぽケースやら何やら多種多様な淫語での罵り・煽り、
恥ずかしいこと言われるし言わされる、従わなければヒュッ…と下がった声のトーンで命令され罵られ、シノくんを喜ばせるような情けない醜態を晒せばよちよち言葉で褒めてくれる素晴らしいご主人様です。
行為中のシノくんの笑いには全て馬鹿にされてる、見下されて勝てないことを実感できる嘲笑が含まれます。流石三橋さん!って感じます。
これらがまるっとぶっ刺さりました。
個人的に好きな「“ありがとうございます”は?」が含まれていたのも大好きポイント高かったです。
エロくない時間がほとんどなくずっと責め立てられててほんとすごかった…!

愛情があるかと言われればそれは恋愛的な意味ではなく主従の要素が濃いですが、可愛い可愛いと言ってくれますし、特定の子を作る気はなかったシノくんのペットになれるので間違いなく愛はあります。だから心配はいらないね。

サークル様、声優様はじめ制作に携わったすべての方、素敵な作品をありがとうございました!