大好きな推しと繋がったら、前世から繋がっていた話し

::あらすじ::

歌手で俳優の葉山瑠威(ルイ)は、毎晩のように夢に現れる女性に心を奪われていました。
しかし、最近は彼女を失って嘆く悲しい夢ばかりです。
夢で構わないから、もう一度彼女に会いたい、そう願うようになりました。

彼は博物館の企画展「砂に埋もれた幻の王国展」のアンバサダーと音声ガイドを務めています。
その仕事で博物館を訪れたときに、彼は不思議な体験をします。

このお話しの主人公、彩花(あやか)は、ルイ推しの初心者です。
初めてルイのファンミーティングに参加したばかりで戸惑うことも多く、まだ推し友もいません。
ルイのクローズドイベントに参加した日、彩花は握手会で……

紀元前三世紀頃の幻の王国、その遺跡から発掘された男女二人が眠る棺、豪華な副葬品や宝飾品が、二千三百年の時を経て二人を結びつけた?
彩花とルイの愛の行方は……

彩花とルイ、二人を取り巻く前世との因縁が時の扉を開く……

目次
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プロローグ　ルイの記憶
彩花の推し活
時の扉が開く
ルイの寝室
ルイと甘い夜
動き出した歯車
開いた扉の先に
強い風が黒い砂嵐を起こす
朝焼けの空に月が浮かぶ
エピローグ
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**登場人物**

*主人公　彩花(あやか)

推し活初心者の大学生。ルイが大好き。


*葉山瑠威(ルイ)(はやまるい)

アジアでも人気の俳優で歌手。女性に人気。
ずっと夢に同じ女性がでてきて、心を囚われている。

総ページ数　170P (表紙と目次を含む)
本編の字数　49,413文字