オトナの鬼ごっこ～ワケありエリート黒鉄大我の一途愛～

私立理之学園に通いながら、カフェ&バー『イベリス』でアルバイトをしているアナタ。
常連客の黒鉄組次期若頭　黒鉄大我がアナタの淹れるハーブティーを目当てにやってくる。


ある日、大我のライバルである裏門組次期若頭の裏門虎太郎が店に来て騒ぎを起こし、その場を収めた大我は、そのお礼を理由に週末アナタとデートの約束を取り付ける。

「なにキョトンとしてんだよ。デートなんだから手ぐらい繋ぐだろーが、ほら」

アナタの作ってきたお弁当をおいしそうにたいらげ、のどかな時間が流れていく。
「照れてるとこ、初めて見た。そんな顔もするんだな。……いいじゃん」


数日後、いつも通りバイト先に向かう途中で虎太郎に絡まれるアナタ。
強○的に私立功華学園の伝統行事である鬼ごっこに虎太郎とペアで参加させられることに。

鬼ごっこの舞台は温泉街。
古い宿をみつけた虎太郎はアナタを無理やり襲おうとするが、血相を変えた大我が飛び込んできて———


【鬼ごっこの由来】
私立功華学園ではこの鬼ごっこは50年以上前に開催された最初のパーティーで出会った身分の違う男女が駆け落ちしたことがきっかけで始まり、鬼から逃げ切ることができれば、将来大成功を収める幸運に恵まれる、といわれている。

※全編ダミーヘッドマイク収録
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・名称・事件等とは一切関係ありません。

1　 大我vs虎太郎　<大我と虎太郎の睨み合い>
2　 弁当と膝枕　<大我とランチデート>
3　 頭くしゅくしゅ　<大我の家で甘いひととき>
4　 オトナの鬼ごっこ　<温泉街での鬼ごっこ>
5　 温泉宿で<ディープなラブシーン>

旅館に泊まり、二人で愛し合った翌朝。部屋の露天風呂を楽しむ大我とアナタ。
お湯の中でじゃれあうがいつしか甘い雰囲気になり———

「風呂入るだけのつもりだったけど…お前が悪い……このまま体中キスさせろ……っ」
「湯の中でもこん中…トロトロしてんのがすげえ分かる…」