プールサイドの誘惑

由香と慎一は結婚1周年記念でリゾートホテルに滞在していた。しかし、慎一は仕事の電話に追われ、部屋に籠りきりだった。「ごめん、由香。仕事が立て込んでて…」と慎一が申し訳なさそうに言うと、由香は微笑んで答えた。「大丈夫よ、気にしないで。私はプールに行ってくるわ。」由香は水着に着替え、パーカーを羽織って部屋を出た。

夏の炎天下、由香はプールサイドで読書をしながら過ごしていた。彼女は心の奥で、夫との関係に満足していない自分に気付いていた。結婚してから一年が経ち、彼女は本当に求めているものを見つけられていないように感じていた。
その日も、由香はプールサイドのチェアに座り、サングラス越しに本を読んでいた。ふとした瞬間、視線の先に引き締まった肉体が目に入った。亮太だった。高校時代の友人であり、現在はプールの監視員として働いている彼は、爽やかな笑顔とともに女性たちの視線を集めていた。由香の胸がときめき、過去の思い出が蘇ってきた。

「由香?」亮太の声が耳に届いた。彼女は驚きと嬉しさが混じった表情で振り向いた。「亮太?久しぶりね!」二人は再会を喜び、プールサイドで昔の思い出話に花を咲かせた。亮太の引き締まった肉体に由香は心を奪われ、亮太もまた由香の魅力的な身体に釘付けになっていた。彼らの間に流れる微妙な緊張感と、再会の喜びが混じり合った時間だった。