慰み者の権利

【はじめに】
本作品は、成人女性向けノベル及びシチュエーションボイスです。
一般的に過激と感じられる表現等が多く含まれます。
あらかじめご了承願います。

【ご注意】
本作品は、男性に無碍にされる、人間として軽んじられる表現が含まれます。
また、ミニボイスドラマには女性のCVや、男性CVと女性CVのSEXシーンが含まれます。
苦手な方はご視聴をお控えください。

【あらすじ】

……ご主人様の、靴の音が聞こえる。

ご主人様が私の「ご主人様」になったのは、ちょうど3ヶ月ほど前だ。
初めて彼と出会った時、彼の顔の美しさに、私は言葉を失った。
誰かが意思を持って創り出したかと疑うほど美しい顔かたちなのに、
表情は妙に生々しい人間味を帯びていて、
その不均等さは私の心に歪みを作り、その隙間に、痺れのようなものが染み込んできた。
わたしの本能が、彼を「主人」と定めたのだ。

私の脳は、酷いことをされるほどに麻痺していった。
まるで薬物依存患者がより強いドラッグを求めるかのように。

……やがてご主人様は、私の「欲」がどこで限界を迎えるのか試すようになった。

女を連れ込んで。目の前でセックスを見せつけられる。
女から向けられる冷笑すら、ご主人様の望んだ、私への試練だと自分に言い聞かせて、
今日も、呼吸ができないほどの悲しみに溺れることになる。

【内容】
・「慰み者の権利」本文　pdfファイル　表紙・背表紙あり、全6ページ
・「慰み者の権利」ミニシチュエーションボイス　mp3ファイル　08:22
・表紙・背表紙イラスト

ボイス/
ご主人様:三橋渡
えり(彼女):一之瀬りと

イラスト:星埜いろ
本文・シナリオ:電子レンジOK
制作:トラウマバーゲン