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諸般の事情で幻に終わった、2020年5月のコミックマーケット98。その開場に向けて準備されてきたカタログがDL販売された。
コミケを知らない人にもわかりやすい参加者としてのマナーの他に、携わってきた方々の赤裸々な体験談、更には周辺施設の紹介などの内容も書かれており、今回も1000ページ以上に登るサークルの紹介がずらりと揃っている。
コミケ運営は実質ボランティアで、イベントが行われなかった場合のダメージはかなり深い。だからこそカタログはイベントの歴史的資料としてだけでなく、会場に行けない人にとっての寄付の機会にもなる。いつか来る次のイベントに備え、このカタログとともにエアコミケを存分に楽しみたい。