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「仏界のためのピアノミュージック」というタイトルだけ聞くと、ちょっと難解そうに思えますが、全編通して美しくメロディアスな曲が多く、精神が落ち着くヒーリング音楽的なものだと解釈して問題ないかと思います
過去作にあったオリエンタルな雰囲気も、本作ではだいぶ薄まっているので、その点でも人を選びにくい作風になっている気がしますね

1曲1曲は1分強から3分強と短めの曲が多いですが、それが15曲も入っているので、全体のボリュームは結構ありましたね

爽やかな朝日のような、全体的に光を感じるような音使いをされているように思うので、朝、起き抜けなどに聴きながら目覚めたくなるようなミュージックアルバムだったと思います