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前作で圧倒的なASMR適性を証明した彼女が放つ期待の2作目、匂い立たせていたポテンシャルの一つとして今回は演じ分けを魅せてくれた。
三人格それぞれに合わせた声色、言葉遣い。さらにはオノマトペという固定された短い単語の発声までも差別化が図られていてこれには驚かされた。単純な声の違いだけではない、そこには確かに「母性(上位)」「ラブラブ(同位)」「メスガキ(下位)」それぞれのベクトルを感じられる3種の「よちよち」が存在した。
余談だが、私のオススメは母性みりあパートである。
聞き入ること数分、水っぽい異音に気づきエアコンでも故障したのかと目を開けると、何故か拳が視界を覆っていた。戦慄した。そう、無意識親指チュッパチャップスである。
聞いている人間をゲンシカイキさせる程の母性の表現力、正直、末恐ろしさすら感じた。
勿論、声無しverのクオリティも申し分ない。特に私と同じ低速帯～中速帯の堅音耳かきに微かに聞こえる息遣いがスパイスされたパートが大好物な方は、長めに時間を割り当ててくれているので生きる糧となるだろう。
また彼女は上品な色気のコントロールが上手い。
思春期の頃、ふと異性の立ち振る舞いにドキッと心がざわついた…そのような爽やかなエロスを楽しめる機会が散りばめられており、我々の心を掴んで離さないだろう。

ありがとう、最高です。
そしてこれからも楽しみにしています。