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「部屋の真ん中に穴がある」
そういわれたら何を思い浮かべますか?

タイトルからエッチな奴だ!!と思ったあなたは間違っていない!!
けれどもこの作品のエロさは表面的なものではなく自らの潜在的なエロを見つめなおすものです。

目の前の穴になにを感じるか。
中には何があるのか?
入っていってもいいのか?
どんな気分か?

誰かにとっては隠れ家。誰かにとっては罠。誰かにとってはゴミ捨て場。
でも思い出してみてください。
あなたはこの世に産まれるために穴の中を懸命に通ってきたはず。
たとえその記憶がなくとも、懐かしさを感じませんか?

ただ気持ちよくなることだけがエロさじゃなかったはずです。
睾丸からせがまれる様な興奮でなく、もっと素直で暖かく体の芯から湧き出すような高揚感があったはずです。

生きていく中で沢山のエロを積み重ねてきた人にこそ聞いてほしいそんな作品です。