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「君は幼馴染の彼女に救われたい。〜それは、純愛か狂気か。〜」 へのレビュー

    • 2024年03月10日
      レビュアーオススメ!
      可愛らしいやり取りで始まる幼馴染な彼女との一幕
      台本が付属している事も手伝ってシーン毎の情景が浮かびやすく事のキッカケがわかった時初めて物語が少しづつ広がっていくボイスドラマ形式となっている本作

      主人公と共依存と言っていいほどの愛を持った彼女との物語。時に笑いそうなくらい甘さを向け、時に母性を感じる包み込むような愛の深さを見せ、時に何かを間違えれば戻れなくなりそうな危うさを感じさせる幼馴染の物語。

      いつでも自分を想ってくれる優しい彼女の秘密に気づいてしまったらこの関係はどう変わってしまうのだろう……彼女はどうなってしまうのだろう……本作を聴いた人には一度この世界に入り込んで思考を巡らせてみてほしい

      本作の要とも言える本編に至るまでの幼馴染の背景は本編内に散りばめられた情報から想像するしかなく、彼女がどれだけの闇を抱えているか、関係を築く為に何をしてきたのか、キッカケとなる出来事の時の彼女はどうなっていたのか……本作を聴くアナタに委ねられているキャラは主人公ではなく幼馴染な彼女の方……彼女にアナタ好みの闇を、背景を注ぎ込んであげて楽しんでほしい
      もしかしたら闇なんてものは無くただただ深い愛に踊らされ続けているだけの子なのかもしれない

      ただ、この要と言える幼馴染の背景をほぼ全てこちらに委ねているという作りが作品の印象に響くなと感じもする
      聴いた人に入り込んでもらえなければ台本を書いて演じた瑚白ユリがただ好きなものを並べただけの書きたいモノはわかるけどふんわりした話、極端に言うと空っぽという印象で終わってしまうし、05に出てくるキャラのノイズっぷりが凄まじく……というか入り込んでみた上でも突然挟まってきたノイズ感は凄い
      それでも瑚白ユリの声と演技から感じられる無垢さや儚さ危うさでシチュボ的なモノとしても楽しめる部分は多いし、入り込めずとも別の観点で楽しんでもらえたらと思う
      今後生まれる作品に期待

      1人が役に立ったと答えています

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