新着レビュー

(1)カスの嘘ってなんやねん。
変な名称で呼ばずとも「口から出まかせ」「出鱈目」「陰謀論」「虚言癖」等いくらでも既存の語彙があります。
しかし、それらを用いず新鮮な単語を想像し、なおかつ奇抜すぎず日本語として馴染む範疇が「カスの嘘」なのかもしれません。
固有の名称を与えることで彼女は虚言癖お姉さんと言う心療内科を受診すべき厄介さんではなく、【カスの嘘お姉さん】と言う唯一無二の特別な存在へと進化しているのです。

(2)ツッコミの重要性。
これ一人で平然と語っているから別種の生き物に聞こえますが、ツッコミが居たら普通に漫才のボケ側なんじゃないですか。
試しにお好みのギャグマンガのツッコミ役や実在の漫才コンビの片方を脳内であてがってみればしっくり来るはずです。
個人的には「関西の河童は頭の皿が角皿」の小気味良さに笑いを堪え切れなくなりました。

(3)一体どこまでが嘘なんだ?
全部が真っ赤な嘘だとは思うのですが、途中で「これは本当に嘘なのか?」と疑心暗鬼になる瞬間がありました。
いえ、常識的な知識や自身の専門分野なら自信を持って違うと断言できるし脳内でツッコミを入れます。
でも、縁遠い分野のトリビアめいた虚言を自信満々に披露されると、もしかして本当かもしれないと信じそうになる自分が居ました。
って言うか、木を隠すなら森の中と言うようにこれだけの嘘を連発されると、1,2個の真実が混ざっていても気づけませんよ。

(4)総合的には元気になれます。
荒唐無稽な発言に笑わされて、落ち着いた語り口に癒される効果が観測できました。
案外と寝る前に聞く音声に適しているかもしれません。
もっとも、個人的には偶然にも作中に出てくる夕方を告げる防災無線のメロディーが住んでる地域のと同じで、ハッとして時計を確認してしまいましたが。

聞き終わった後の感想がこれでした。
「や。」という気さくな挨拶の次には、謎の嘘を吐きまくるお姉さん。
確実に嘘だろとわかる嘘から、あれ?真実かも?と思ってしまうような嘘を淡々と、息をするように言ってきます。
特に、自身の経験(本当に経験したかは知りませが)を用いた嘘は、何とも信じたくなるような嘘でした。
よくもまあ、こんなにも嘘がぽんぽん思いつくものだなと関心してしまいました。

だけど、こんなお姉さんが側にいれば、毎日楽しそうだなと思える作品でした。
このサークルの次回作が楽しみです。

個人的にタッピングが好きなのですが、本作ではだいぶしっかり目にタッピングしてくれるので、この声優陣で音も良しとあれば最高に決まってる!
声が良い美少女3人にタッピングしてもらえる世界線…ドコ…
まぁそれはさておき、次のトラックのわんに(以下略、がなかなか面白いです。ジャンル的にはオノマトペ…ですかね笑
あとは、女子3人の雑談も面白いですし…結局添い寝が良いよね!なんか修学旅行っぽさを感じます。あとは蔵前が可愛い!いやゆるふわも委員長も可愛いですけどね。特に添い寝の蔵前が(尊)さすがに推す

この度は、ボイス・ASMR化おめでとうございます!!
こちらの作品は、SNSの方で見て、とても惹かれた作品でした。今回は、ボイス作品化という事で、ヒナミさんがどの様に表現されているのかとても気になっておりました。
結果、想像以上に引き込まれる作りになっていて、まるで隣にヒナミさんがいるかの様な体験をする事ができました!
本当に良い作品だと思います!
次回作が有れば、是非同僚ちゃんの登場も検討して欲しいです!
これからも、この作品を応援していきます!!

この作品以外で聞いていたら騙されてしまいそうな嘘から、途中までは本当なのだろうがそれがどこまでなのかわからない嘘、あまりにも荒唐無稽な明らかな嘘まで、様々な嘘が聞けて非常に楽しかったです。

声優さんの演技も素晴らしく、とても魅力的です。
ダウナーな声のお姉さんに、うっすらと頬にかかる息を錯覚してしまうような絶妙な距離で話しかけられるシチュエーションに、思わずドキドキしてしまいました。
喋っている内容が内容なのに、ドキドキしてしまいました。悔しいです。

表情の変化に乏しい大学生カップルの日常。この巻では彼氏の早秋の一面が分かる。
年頃の男性なので性欲はあるのだが、彼女に「今は生理中」と告げられると大人しく引っ込む。初体験は彼にとってあまり良いものではなかったが彼女に楽しんでもらえたらしいのでまあそれでもいいかと笑ったり。意外といい彼氏なのだな・・・
あと一応料理も作れる(普段は由紀が作っているようだ)。もっとも、突拍子もない料理は作らないみたいだが・・・