新着レビュー

サークルさんの累計3万本の記念作品

ストイックなASMR音声を作っていたサークルさんの、大変珍しいシナリオありの作品です

とても癒やされると有名な温泉旅館のリラクゼーションサロンという設定で、いつもの演者さんがASMRやオノマトペで癒やしてくれます

構成としては、シナリオパートとASMRパートが交互に挟まるミルフィーユ方式
ですので、「ASMRパートだけを聴きたい」という方は、そのトラックだけを選んで効くことも可能ですし、その逆にシナリオだけ楽しむことも可能という、たいへん考えられた内容です

ASMRパートは、いつもの「水音」「生活音」「耳かきマッサージ」の3部構成に加え、ヘッドスパのパートまであって至れり尽くせり
いつも通り、大変素晴らしいクオリティのASMR音声で最後まで楽しめました

とくに、水音パートの涼やかさと、ヘッドスパパートがお気に入りです!

女子高生2人が学園のマドンナに起こった謎を調査していくアドベンチャー。
オーソドックスなRPGのようにキャラクターを動かして進んでいき話を聞いていくのが基本。
プレー時間は丁寧に文章を読んでいくと、10時間ほどといったところだろうか。

女子高生が主人公ではある。
けれど、途中からはハードボイルド小説のような気持ちで読み進めていた。

キャラクターそれぞれの心情は繊細な部分まで、破綻なく描かれていてお見事の一言。
それでいて、核心からほど遠いモブキャラの会話は普通の高校生の感じが出ていて、作者さんのセンスが光っていると思う。

途中、ギミックも面白く感じて慣れるとしっくり来た。
ミニゲームのようなパズルも入る。
ゲーム性としても飽きはこなかった。

真実を突き詰めた先に、待っているのは決してハッピーとは限らないかもしれない。
けれど、胸にずしりとくるし、しっかりと余韻も残る作品だと思う。

現実で世界的に有名な魔法学校のような場所で、学生生活を送るRPG。
とはいえ、クローンゲームではなく、しっかりと作者さんによる世界観が構築されているのがいいなと。

難易度は選択できるので、RPGの腕に自信がある人から、そうじゃない人までしっかりクリアできると思う。
プレー時間は1人1人のキャラクターとの会話をじっくり楽しんで7、8時間といったところか。

モブのような学校内にいるキャラクター1人1人に命の息吹を感じて、探して話しかけるのが楽しかった。
ちゃんとした行動原理が会話の端々から感じられて、丁寧に作られている印象。

記憶を失った少年が記憶を取り戻した先に待つ物語が、胸に響いた。

今泉りおなさんが演じる、【ささやき彼女】の『高梨ふわり』とのあまいひとときを過ごしていくという物語となります。

皆様、ご来場、誠にありがとうございます。

《Point! Pick up》

☆Tips☆
ところどころにあるキーワードとして

: 『癒し系カノジョになる(?)』です。
: 『義妹とのナイショな関係』です。

そのほかにもあります。

☆Event☆
◎ 臨場感が出ているところがいいですね、静かに囁いてくれるところや囁きが多めにあるところなどとてもよかったです。
彼女と一緒にいたり、添い寝したりと温もりを感じるような気がいたしました。
2人だけの時間をとことん楽しめて過ごすことができます。

◇ 丁寧にご奉仕をしてくれますので自然と力も抜けてリラックスすることができます。
たくさん甘やかしてもくれますので甘えたいヒト、疲れているヒト、癒しがほしいヒトはおすすめです。
彼女は喜んですべてを受け入れてくれます。

◯ 貴方のことを想うことや心配してくれたりとほんといいですね。
彼女が貴方に対する想い、その応えもしっかりとお耳を傾けて聞いてくださいね。
聴いた後は彼女が可愛すぎてほしいくらいになりますね。

みどころはそのほかにもあります。

ぜひぜひ本編にて!よろしくお願いいたします!

「おやすみ♪」

安価で安定したクオリティのASMRを楽しめる無色音色さんの音声作品。
今回は温泉後にリラクゼーションサロンを受けているという設定でASMRを受けることに。
いつもとは違いシチュエーションが入っています。

夏に嬉しい水音のASMRから始まり、本をめくる音や段ボールを爪で擦るような音など日常的なものなどと併せて、優しいお声によるオノマトペ式ささやを聞いていると眠気がこみ上げてきます。
1時間近く音声があるのですが、正直そこまで起きていられません。
睡眠導入のための音声を探している人に是非お勧めしたい作品。

それと3万本おめでとうございます!
アフタートークは起きてから聞きました。

学生時代の夏祭りの思い出がよみがえりました。学生の時に行く夏祭りって大人になってからの感じ方とまた違うんですよね。
本作も子どもから大人に近づいている過程で男の子、女の子の細かい変化を描いている内容になります。

子どもの頃は仲良く察していたのに、思春期になると中々…というあれですね。
そこを打開する為に女の子が奮闘する姿は応援したくなる気持ちにもなりますし、最初に書いた通り懐かしい気持ちになりました。

噂話が本当に根も葉もない噂っていうのはいつの時代でもあると思います。小学生は勿論、中学生や高校生になったら更に増えていく印象ですね。
今回はそんな噂話を軸に始まる2人の話をラフに描いてくれていました。

坂口と加藤の関係性はこの先どうなるのか、このふたつが実ってこそ恋というのは作品タイトルに書かれている通りだと思うので
この先にしっかりとスッキリする関係を描いてくれたらいいな!と思いました。