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まず、特筆すべき点は、キャラクターたちの表情。
その自然で豊かでキュートな表情が、
ストーリーにメリハリを利かせ、
読むものをぐいぐいと引き込んでくれる。
可愛いケモノのキャラクターが好きな方であれば、
「ぼく」の表情の豊かさに、きっと大満足するに違いない。
そして、プレビューを見てもらえれば分かるが、
コマ割やキャラクターのカットの仕方、
ストーリーの進むテンポが素晴らしいので、
書き込まれた描写の割りに、非常に読みやすい。
残念な点は、さくさくと展開が進むため、
3話読み切ったあと、「足りない!」と心から感じてしまうこと。
是非、この家族の物語をもっと書いて欲しいものである。
今回は登場キャラも増え、世界に広がりが出た。
今回のストーリーは、誕生日の分からないお母さんを祝ってあげたい僕が、
何とかして、お母さんを喜ばせようと頑張る姿を描いたものと、
前回登場したくまさんと、そのおばさんによる嫁探し騒動の2編。
前回より1編少ない2編の収録だが、やり取りなどに幅が出たためか、
前回と違い、少ないと感じることが無く、
読み終わった後に心地よい読後感を感じた。
妥協の無い丁寧な書き味は、
たとえ1つ1つのコマに切り取ってしまったとしても、
ストーリーが溢れてくるような、生き生きとした表情を持っている。
やわらかい語り加減が特徴の作品だと、どうしても文やコマを削り、
キャラの動きが秩序だってしまい、わざとらしくなりがちだが、この作品は違う。
やわらかいタッチで、とても親しみやすい感じを殺さずに、
どちらの作品も、それぞれのキャラクターが一生懸命考え、行動し、生きている。
2008年10月09日
まず、サンプルでも分かるとおり、丁寧で美麗な背景が、作品の出来栄えに華を添えています。
丁寧な書き込みが、物語の文章で語らず部分についても、
空気感のようなものをかもし出し、すんなりと物語にはいっていくことができます。
ドラゴニュートなメイドの描写はもちろんのこと、
全面に溢れるキャラクタへの可愛さ追求は、サンプルで「おっ」と思われた方ならば、
きっと損はしないはずです。
戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、
何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、
きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。
まさに、ケモノメイド戦闘アクション漫画と、名乗れる所以でしょう。
少々ネタバレ的になりますが、
サンプルにある、えっちなシーンというのは、
少年誌に載せられるようなささやかなものですので、
そういったものが苦手な方にも全く問題ないものです。