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1位
(総レビュー数:1,235件)
自然な日常会話をそのまま聴いているような感じ。
だが、ただ日常会話を録音しただけではこんな音声にはならないと思う。
音声作品は主人公(=聴き手)が何かをされる(例えば耳かきなど)の作品が多いけれども、この作品の肝と言える部分ではヒロイン同士の会話の中に主人公がいるだけで何か主人公のために癒しシチュエーションを提供したりとか特別なことをしてくれるわけでは無い。
だがそういう部分も逆に良かった。
声優さん同士の掛け合いも本当に絶妙なタイミング。自分の考えと違うことを言われるとすぐ突っ込みが入ったり、そういうシーンが多数。
主人公がボク君と呼ばれるのも、強いインパクトは無いが何となく気になるというか聴き流せないというか、うまい表現。
また、ジャケ絵とヒロインの立ち絵はいわゆる萌え絵ではないが、作風にはマッチしていると思った。
再生時間は3時間を軽く超える。
大きく5パートに分かれているけれど、1つのパートでも短めの音声作品よりボリュームがある。
このボリュームで3名の声優さんが常に同時に出演し、その掛け合いが楽しめる。
これで800円は安すぎる。
私がこのレビューを投稿した時点で、DLsiteさんから購入した音声作品は339作品あったけれど、その中で確実にBEST5に入る。というか1位なんじゃないか?と思うくらい。
オススメ!本当にオススメ。
LiLA'c Recordsさんの東方アレンジボーカルアルバム。
全10曲で4再生時間はトータルで44分くらい。
特に6曲目のA.S.Hが実に素晴らしい曲。
この曲が再生される4分弱のためだけに定価でも全然高いと思わないくらいだった。
たぶん買った日のうちに100回以上繰り返して聴いた。
オススメ!
2024年11月16日
重複部分除いた本編だけで1時間くらいの音声作品。
年の離れた従姉(スバル)に耳かきをしてもらうというもの。
声優は浅見ゆいさん。数多くの音声作品に出演し高い評価を得ているだけあって、今回も問題のない出来。
再生時間約1時間のうち、耳かき部分が全体の9割以上の58分くらいを占めていて、耳かき特化。
耳かき音と声のバランスが良く、ヒロインが主人公(=聴き手)のことをぼくくんと呼んでくれるのも聴いていて心地よかった。
また、ジャケ絵のイメージも作風に良くマッチしていたと思った。
全年齢向け音声作品の王道と言えるシチュエーションを、声優さんの演技力を軸に直球勝負で表現した不純物のない作品と形容できると思った。
2024年11月12日
45分くらいの女性向け音声作品。
寂しがり屋で甘えん坊な弟(怜)が、主人公(=聴き手)の元へやってくるというもの。
声優は何と浅見ゆいさん。ほぼ男性向け音声作品にしか出演していない声優さんが女性向け音声作品に出演しているレアな作品。
私自身男性で、女性向けの音声作品はほぼ買わないのだが、声優が浅見ゆいさんで、かつサンプルボイスで違和感なかったため購入。
女性向け音声作品なので、当然聴き手が女性という設定で一人称がお姉ちゃん。
こういう設定の音声作品を聴くことが稀なため、今までの音声作品には無いものを感じた。
いわゆるショタボイスというやつだが、浅見ゆいさんの別作品(ほぼ全て男性向け)を多く聴いている私としても、こういうのもこれはこれでありだと思った。
甘えん坊な弟キャラであっても違和感なく演じられる浅見ゆいさんは、本当にどんな役でも上手くこなすと感じた。
2024年11月11日
2024年11月11日
マンガなどの電子書籍を配信するルートについて書かれた評論本。
具体的な販売ルートについて、代表的なサービスの実名を挙げて書かれていて、DLsiteさんの名前も出てくる。
特定のサイト毎ではなく、販売ルート毎にまとめられているのが特徴。
それぞれの販売ルートについて、どのような特徴があるのか、主に販売する側の視点で、様々な角度から客観的に多くの情報が紹介されているのが良かった。
後半は製作者の実体験で、電子書籍の配信もいろいろ難しい問題を抱えているのがわかった。
DLsiteさんなどで、いわゆる萌え系の作品とは異なる全年齢向け作品中心のここのサークルさんの作品が驚かれていたことなんかにも触れられていた。
こちらも電子書籍を販売しようと思っている人には参考になるかもしれない。
ページ数のわりに良心的な価格なのも良かった。
レビュアーが選んだジャンル
2024年11月10日
2024年11月08日
2時間くらいの音声作品。
1日だけ彼女として過ごすといういえカノシリーズで、今作のヒロインは占い師の愛美。
声優は星谷美緒さん。明るく爽やかな声がイイ感じだった。
トラック5以降は占い師ならではのシチュエーションが満載で、他作品との差別化がなされていたと感じた。
その中でもお気に入りはトラック5と6。
トラック5ではカードのシャッフル音などが、トラック6ではテープボールの音が良かった。
1日だけの彼女と聞いて、良からぬ妄想を掻き立てる部分もあるが、全年齢対象の健全な音声作品。
シリーズものでこの作品以外にも多くの作品があるので、気になった人はそちらもあわせてチェックしてみるといいかもしれない。
2024年11月08日
同人作品電子書籍販売を解説した評論本。
DLsiteさんも含めた多くの販売サイトについて実名を挙げて取り上げていて、配信に使われる書籍データや各サイトでのロイヤリティなど、結構細かい部分にも触れられていたのが良かった。
これから創作同人作品を販売しようと思っている人も、すでに販売している人も、参考になると思った。
それと、この価格で30ページ近くあって、かつフルカラーというはコスパが良いと思った。
ここのサークルさんはいわゆる萌え系とは全く異なる評論本が中心。
特に電子販売では、この作品以外にも良心的な価格で面白かったり参考になったりする作品を多く販売しているので、気になる人はサークルさんの他作品も見てみるといいかも。
レビュアーが選んだジャンル
2024年11月08日
1時間10分くらいの音声作品。
海姉妹シリーズのヒロイン2名作品の一つ。今回は三女(夏帆)と四女(凪沙)。
声優はもちろん、津田美波さん、伊藤彩沙さん。
このシリーズ5作品すべて聴いたけれども、そのすべてにおいて声優さんを2名起用することによる長所が活きていたと感じた。
せっかく声優さんを2名起用していても、トラック毎に声優さんが分かれていて、実質1名しか出演していないのと同じ音声作品も少なくない。
そんな中で、このシリーズの作品は、全てのトラックで声優さん2名による掛け合いが続き、最初から最後までそれがずっと楽しめる。
また、三女と四女という比較的年齢が近いと思われるヒロインの組み合わせは、シリーズ5作品中でもこの作品のみ。
この点で、シリーズ他作品との差別化もできていると感じた。
他のレビューアーさんに指摘していた人もいたけれど、妹のペースで会話が進むというのが面白かった。
シチュエーションは耳かき(トラック3とトラック4)がメインだが、トラック2もなかなか良かった。
前半は、砂浜を歩いている時の音と、2人の会話が聴いていて心地よかった。
後半は、ヒロイン2名の主人公(=聴き手)に対する接し方の違いとかが聴いていてい面白かった。
耳かき部分も、2人の会話に耳かき効果音が入る形になるので、大多数の声優さん1名の耳かき音声作品と違うものを感じた。
2024年11月07日
1時間10分くらいの音声作品。
シリーズもので、今作のヒロインは次女(深波)と五女(真凛)。
声優は過去作同様に藤田茜さん、鈴木絵理さん。
このシリーズ別作品にも当てはまることだけれども、声優さん2名起用している長所をしっかり活かしている。
せっかく声優さんを複数名起用した作品でも、1名の声優さんしか喋らないパートをつないでいるだけのものある。
このシリーズではそういうことが無くて、終始声優さん2名の掛け合いが楽しめるうえに、片方の声優さんのみが長く喋り続ける部分も少ない。
また、クールな次女、深波と、末っ子で無邪気さのある真凛の組み合わせも、これはこれで良かった。
メインのシチュエーションは耳かきだけれども、耳かき部分でも声優さん2名の掛け合いが続く。
良くある声優さん1名の耳かき音声作品と比較して耳かきをしてもらうヒロイン以外の声が入るという点で、こちらのほうが聴き心地が良かった。
2024年11月06日