Liste des critiques de メギド

関西弁の彼女とのイチャラブを味わえる音声作品となっています。

作中でも「博多弁等ならともかく、関西弁は怖がられる印象が～」というセリフがありますが、今回出てくる関西弁はコテコテのものではなく、アニメ等で用いられるステレオタイプの関西弁なので、苦手な方も安心して聞けると思います。
また、演じている声優である中村カンナさん自身が大阪出身ということで、ステレオタイプでありながら違和感のあるイントネーションもなく、同じ関西出身の者からしても自然に聞こえました。

内容は家でのイチャイチャがメインで、リラックスしつつ心が満たされる内容でした。
特にトラック4が面倒くさいところもありつつ、甘々でおすすめです。

最近顔を合わせていなかった同じ委員の先輩が、サプライズでリラックスできる時間を提供してもらう作品です。

図書委員なのに他の部活からアウトドアグッズを借りてまで癒やしてくれるという心意気だけでも嬉しいのに、至れり尽せりの対応をしてもらえます。
「睡眠導入代わりのBGMにしてもいい」という軽口を交えるシーンもありますが、実際にトラック1ではBGMとして焚き火の音がすることもあって、聞きながら眠ることもできそうです。

耳掃除に読み聞かせと、退屈させないよう様々なことをしてくれて癒やされました。

いきなり勇者召喚された先で、世界を救ってほしいと女神フィリア様に言われてしまって、という内容です。
最初は女神然とした話し方ですが、了承した途端に普通の女の子のような話し方で、距離感が近くなるのもいいですね。

最初に加護を選ばせてもらえるといった、よくある異世界ものと同じ流れに沿っていくのですが、ガンガン干渉してくる上に口も出してくるしダメ出しもすると、友達感覚なところもあります。音声作品ゆえ、耳元から声が聞こえるのも、肩越しに同じ画面を見ながら話しているようなシチュエーションなのも○

しかし、お膳立てされようとも元々は一般人の聞き手。あっさりと魔王軍に倒されてしまい、女神様のもとに戻ってしまいます。
恐怖心から復活させてもらうことを拒否しますが、そこを癒やされることで立ち直るわけですね。この辺りから、この作品の方向性がしっかり出てきます。
加護のときもそうですが、音叉を上手く取り入れていると思います。

その後も、泊まっている宿屋に遊びに来て添い寝をしたり、一緒にお風呂に入ったり、死にかけたり……と色々なシチュと癒やしを楽しめる本作。
聴き応えもある作品です。

家族からの愛情に飢えており、大人の考えというより斜に構えたような考え方をしている少女と向き合う音声作品です。
最初こそこちらを家庭教師とはいえ先生として認めてくれず、実際にそれだけの学力はあるので授業も拒否するのですが、ちょっとしたカードゲームで運を見せることで、なぜか受け入れられます。

そこから時間が飛びますが、概要にもある通り真剣に教え子と向き合ったのでしょう、すっかり距離も近くなって世間話をするまでに仲が良くなっています。
自分から花火大会を見ようと誘ったり、授業以外の時間を保つべきだ、と言い訳を用意してみたりと、○供らしい好意を向けてくるのが微笑ましいですね。

手を握るくらいは当たり前で物理的にもかなり距離が近く、進学先に聞き手の学校を選ぶ等、愛情に飢えていたことが伝わるほど依存されるのが心地良いです。
かといって家族との仲が悪いままではなく、母との関係も改善されていることが伺えるのも、引っ掛かり無く聞けるように工夫されています。

作中でも時間の流れが反映されており、夏前から始まってクリスマスに告白されるという、ある種王道パターンを踏襲しており、安定感があります。
最終トラックでは受験後に聞き手の部屋に呼んで、告白の結果も暗に語られていて、癒やされる内容でした。

最初からこちらを振り回してくるメスガキっぷりを発揮していますが、言っていることは正論も多く、面倒見が良いママ属性も感じます。
こちら「で」遊ぶ予定を変更してこちらを労ってくれるところも、母性を感じます。

ハンドマッサージから始まり、シャンプーで頭を洗ったり身体も洗ってくれます。
どれも献身的に奉仕してくれて、小馬鹿にされるという言葉に少し警戒していたことが恥ずかしくなるほど、癒やしてくれます。こんなのもう、俺のこと好きでしょ……

トラック5からは添い寝もしてくれて、後半の3トラックのみをリピート再生することで、睡眠導入にも活用できそうです。
終始戸惑ったり好意を隠そうとしないところに、心まで溶かされました。

デートをしながら街案内をしてもらっているような音声作品です。

ドックヤードガーデンや赤レンガ倉庫といった、現地民でなくても知っているようなメジャーな場所を、基礎知識はもちろん豆知識を交えつつ説明をしてもらえるので、タイトルに書きましたように卓上旅行気分で楽しめます。
外部ツールでその場所を調べながらだと、尚良。

友人が神奈川県の大船付近に住んでいて遊びに行ったこともあったのですが、横浜をしっかり知っているわけではない人間でも楽しめる内容でした。

今回で主人公が女子生徒の1人に、自分の周囲の存在がヒロインによって消滅させられてしまったことを打ち明けました。
それと同時に、今の主人公が知らない過去の話を聞かせてもらったり等、お互いの擦り合せがようやく済んだところ。王道のハーレム展開ですね。

ここから恋愛模様が描かれていくと思うのですが、続編はまだ出ていないようです。続きが気になります。

存在が消えてしまう除去因子というものを巡るオリジナル作品ですが、殊の外面白かったです。
片思いの男子生徒の周囲の環境・存在等を除去してしまうことで、自分が男にとっての拠り所になろうとするヤンデレっぷりは、純愛ヤンデレといっても差し支えないでしょう。
最終的にすべてがもとに戻ったようですが、少女の親が戻ってしまうとまたネグレクト生活に逆戻りすると思うのですが、作中で語られていないのが気になりました。

前作の最後の疑問がこちらで解消されました。どうやら存在が戻ったのは一定の範囲内だけで、主人公の男子生徒の家族やヒロインの家族等は消失したままのようです。
そして存在を消したことによる矛盾によって、本来の幼馴染と無理矢理幼馴染になったヒロインとの間で確執があるところが、胃が痛くなりつつも本作の魅力だと思います。
自作ではココから話がどう動くのか楽しみです。

ギターロックアレンジということで、原曲が静かなものであればあるほど、イメージから大分外れたつくりとなっていますね。
ただ、元から激しかったファイ〇〇ファンタジー6のボス戦やヴ○ルキリープロファイルのBGMについては、原曲の良さを損なうことなく盛り上げるアレンジになっていると思います。
目玉としては、あの有名な「ビ○グブリッヂの死闘」もあるので、これだけでも購入する価値はあります。