レビュアーランキング:
6位
(役に立った数:1,074件)
投稿数ランキング:
142位
(総レビュー数:262件)
本作とは微塵も関係ないのですが、同作者様の艦隊系同人でお互いにコンプレックスを抱えながら百合百合していく作風が大好きで、作者名を見た時点で即決即購入してしまいました。
肝心の本作は白と黒の少女が織りなす純真百合物語です。
「前編」との事で、舞台説明が大半を占めると言ってもいい内容です。
主軸となる2人には重ね重ね対比が用いられています。
色白の肌と褐色とか、理系と体育会系とか、他にも髪の色とか制服とか、共通項を探すのが難しいくらい対極の要素を揃えた少女です。
しかし、正反対だからこそお互いの足らない部分を補い合い、無い物ねだりをする心情が短いページ数からも、しっかり伝わってきました。
加えて、この両名は心臓の病の関係で、心拍数をリアルタイムでモニタリングされているため、百合愛の上昇による興奮度が非常に分かり易い数字となって表れていて、今後、波乱を巻き起こすギミックであると確信できます。
2016年08月30日
サンプル1の扉絵の右にも描いてある通り6と7合わせて前後編構成になっています。
前話でベッドの下に挟まっていた2人は何やかやあって脱出に成功するものの、ヒロインは気を失ってしまっています。
焦った主人公は持ち前の楽観主義もとい快楽主義が働いて、本番をし始めます。
なぜそこで本番になるのかはネタバレになるとか以前に文章で説明すると馬鹿馬鹿しすぎて、本当に漫画のテンポ感だからこそできる荒業です。
厳しい物言いの金髪美人が急なことに声を荒げ、強引な快楽に押し流される光景は征服欲を刺激するものがある反面、コメディテイストなので陰惨な陵辱のような暗さはないです。
また、何と言っても同作者様の美麗な絵は非の打ち所がなく、後ろから綺麗に描かれたヒップラインはもちろん、むせび泣くヒロインの顔も実に素晴らしいです。
2016年07月27日
同作者様と言えば代名詞の「ぽっちゃり」を特集した合体短編集です。
同作者の短編集「世界は“ぽっちゃり”に満ちている(BJ047266)」と「ぽっちゃりズム(BJ066698)」に収録されている中から、ぽっちゃり女子に軸足を置いた作品を選りすぐった、というか丸ごと合体させて一部を省いた一冊です。
[作品内容]でも明言はされていませんが、表紙を流用しているところや、[ページ数]欄に明示された丁度2冊分を合わせて2短編分抜いたくらいの数字が物語っています。
ちなみに収録されていないのは両単行本の描き下ろし短編です。
なので、それぞれの単行本を別々で読む意義はありますが、本書も本書でメリットがあります。
ページ数が倍なのに値段は下がっているというお得感です。
ぽっちゃり女子が好きな人のための即戦力とでも言うべき一冊です。
2016年07月26日
前2つの単行本(BJ047266、BJ066698)が「ぽっちゃり」を前面に押し出していたのに比べると、本作はそこに重きを置いていません。
もっとも、短編集だったのと違って本作は一連の長編なので、ストーリー性にこそ重点がある内容となっています。
[作品内容]に書かれたように女が男に逆夜這いする風習の島に、それと知らず訪れた主人公が色とりどりの女性と体を重ねる話です。
こんな行事があるくせに島には若い男が少なく、年齢と島外の両方の意味で新鮮な男として現れた主人公は好青年なのも相まって引っ張りだこになります。
ただ、そこまではハーレム乱交もののようありながら、蓋を開けると大きく違っています。
一人のメインヒロインと結ばれるまでの純愛系なのです。
作中冒頭の失恋がきっかけで、女性不振に陥っていた主人公にはこの島の風習は逆効果で、肉体的に嬉しいとはいえ、初対面の男である自分に抵抗なく股を開く女性達を目の当たりにして余計に思い悩んでしまいます。
そんな中で出会ったメインヒロインは優しく微笑み親切に接してくれて、雌としての面ではなく、女の子としての可愛さに惹かれていくものの、その娘は身持ちが固くて肝心の逆夜這いには参加していないため、じれったいくらいのスローペースで接近していく王道ラブコメを芯にした作品です。
2016年04月28日
スポーツに励む女子をテーマにした短編集です。
テニス=スコート、新体操=ハイレグレオタードてな感じでスポーツとそれにまつわる装束で興奮を誘う内容です。
もっとも、どうしても似たような服になってしまう競技もあるわけで、例えばテニスとチアリーディングはミニスカと言う点では共通しています。
この場合、チアリーディングは衣装と言うよりも趣向にずらして差別化が図られ、女子更衣室を盗撮する男と見られて興奮するヒロインとの接近を描いています。
このようなシステムゆえに本書後半はむしろコスチュームよりも「動けない男を嬲る女子攻め」「風呂場での2人がかりのお色気接待」「勝気な柔道女子のツンデレ」「男の汗の匂いに興奮する眼鏡美人」などシチュエーションに比重が置かれています。
健康的なスポーツ女子を輝かせる衣装と工夫を凝らした場面設定で九人九色の味が楽しめる作品です。
2016年04月28日
冴えない男が一流企業に入社して配属されたのは美女ばかりの秘書課で、さっそく女課長の誘惑に負けたりしながらも奮闘していく話です。
しょっぱなから尻の軽そうな女課長を筆頭に、おっぱいの大きなベリーショート女子、コスプレ趣味の眼鏡っ子など癖のある面々の中で唯一まともに見えるのがメインヒロインの娘です。
生真面目で可愛く主人公にも基本的は優しく接してくれますが、常識的がゆえに上記の同僚女性陣と次々に関係を持ってしまう主人公の無節操さに怒ってきつく当たり、主人公自身も自分の流されやすさに落ち込んだりします。
しかし、それを癒してくれるものまたメインヒロインの優しさだったりします。
美麗で繊細な絵柄で描かれるOLの仕事風景と主人公を誘惑する艶やかな肢体が見所の作品です。
サンプル1~3は極ミニタイトスカートがエロい酔いどれお姉さんを介抱したら気に入られてSっ気たっぷりに搾られる話です。
この他、幼馴染少女が水着で恥じらいながらスキンシップする話、憧れのAV女優が実はお隣さんでやがて相思相愛になる話、カウンターで独り飲みしていたらボディコンお姉さんに声を掛けられて一夜の夢を見る話、胸の大きな彼女とプールでイチャイチャする話、精神的な奇病を患い入院中の女の子と知り合って惹かれ合う話などが収録されています。
特に末尾の奇病の女の子は短編3話に渡る力作です。
この女の子は病院を抜け出すにあたって服を拝借していて、ミニスカナースの格好で現れ、困り顔のその娘と逃避行の末、ビルの屋上で体を重ねます。
その後、女の子の主治医の女医が主人公の男に高圧的に跨ります。女医はサスペンダーストッキングとハイヒールの組み合わせが下半身の魅力を何倍にも高めています。
このように水着やナースなどのフェチ心をくすぐるコスチュームで目を楽しませながら、足が長くてモデル的なお姉さんが好意的に近づいてくる夢のような短編集です。
2016年03月23日
前作(BJ076532)で散々犯されたお姉さんは手ぐすね引いて罠を張り待っていました。
今度は自分が上に乗り、ゴムを使って少年の精機能を支配下におきながら、大きなおっぱいを揺らして、仕返しとばかりに女側から犯していきます。
もっとも、お姉さんからしてみればお仕置きでも、豊満な女体が少年の上に跨って乱れ舞っている事には違いないため、実に嬉しい絵柄が展開していきます。
しかも、前回よりは技術的に上達した少年の反撃もあったりして、やはりHなお姉さんが淫らに蕩ける様子が素晴らしいです。
2016年03月20日
主人公の少年には黒髪ロングの幼馴染少女が居ます。
もう切欠さえあればいつ合体してもいい親密な仲でありながら、乱入者の登場で勘違いされて距離が離れてしまいます。
その乱入者とは某国の姫とかいう金髪美少女で、とか書いては見たものの、これサンプルに出てますね。
要するに金髪姫様、ぱっつんメイド、眼鏡キャリアウーマン、ツインテールアイドルなどが入り乱れて主人公を取り合いつつも彼の本命は黒髪幼馴染で、Hな邪魔を跳ね除けて接近しようとするも一筋縄ではいかない王道ラブコメです。
作者や掲載誌の傾向的にエロ描写はあっさり目ですが、スレンダーな女体に曲線の綺麗なおっぱいが美しく、話のテンポとも相まって軽快に楽しめました。
また、作品詳細欄に出ているページ数を見てください。
値段的には単話やページ数1桁台でもおかしくない金額でありながら、本作は5話分100ページ以上とビックリするほどのボリュームです。
2016年01月19日
「ぱい☆パニック」シリーズの5作目です。
先に注意事項なのですが、[作品内容]に書かれているのは1作目のあらすじであって、主人公は共通であるものの、本作を含む2作目以降では場面が転じています。
4作目から何故スカイダイビングに至ったかはサンプル2の左下の方に書かれた通りです。
今回はまさかの空中で合体します。
ファンタジー作品で自力の飛行能力を有しているならともかく、パラシュートの不具合で生死に関わる落下中でありながら、女を脱がして美味しく頂いちゃう主人公の馬鹿さとラッキースケベ能力にはもう笑うしかありません。
そんな馬鹿馬鹿しい展開を同作者の美麗で頭身の高い絵柄でやると笑いもエロさも倍に膨れ上がります。
そして、本作は状況ゆえに女体を下半身から見上げる構図が多く、下乳の丸みが際立って実に良かったです。