π乙侍님의 리뷰 일람

古今東西、あらゆる属性を揃えた卑しの権化として君臨するロイヤルメイド隊。その中でも際立って「うわえっろ……」となるのがこの両名。

片や戦闘専門、護衛としては申し分ない実力を持ちながら普段のメイド業務は壊滅的。
一生懸命さが空回りして夜伽という単語まで飛び出してしまうも、努力を怠らないひたむきな性格は魅力のひとつ。
乳暖簾、意味深に穴の開いた水着と、スケベ衣装の歴史を新たに開拓したのは、シリアス。

片やメイド業務をそつなくこなし、状況判断・配慮ともに優秀。
しかし極度の不安症で、あらゆる行動から「ご主人様に捨てられるかも……」と連想するネガティブガール。
いかがわしい穴の開いたメイド服とその性格から、"お仕事"を与えて愛でる指揮官が絶えないのは、ダイドー。

この難のある2人でASMR、冷静に考えてヤバくないか?
若干の不安を抱えつつ、いざイヤホンを付けると……おーおー好き勝手やりなさる……!!

シリアスは汗に蒸れた身体を全面に押し付け、ゼロ距離密着囁きを敢行。
芳醇な匂いに理性を保てるはずがない、1敗。
ダイドーは膝枕で耳かき、まぁこのくらい想定済みであ^～きもちいい～……見上げると乳しか見えない、1敗。
トドメはWメイドでサンドイッチご奉仕ですか、おっ既存のものとは違うASMR表現があって良き。新しい取り組みはなんぼあってもええですからね。
それにしても途中から記憶が曖昧だな、心音とともに4つの柔らかい丘が包囲してきたような……ぱふぱふ。

聴き終わる頃には非常にスッキリした気分になりました。
今後雌媚上手特盛冥土共就寝。謝謝。

自分が圧倒的上位存在であるがゆえに弱者である指揮官を弄び、愛玩動物として愛でる一方、いつか乗り越えられることを望んでいる……。
まさに「SってことはMってことなんじゃないかな」を体現する倒錯ぶりが激しい魔女、アウグスト・フォン・パーセヴァル。
しかし幾多のASMRで鍛えられた我が両耳を持ってすれば、初見で”癒し”を堪え切り、分からせることは容易い。
さぁ使い魔の身分に甘んじるのも今日までだ覚悟しやが……あ、これちょっとやばい。

いきなり身動きの取れない状態、耳にべっとり張り付く蠱惑的なささやき……催眠音声か!?
繊細な指先が奏でるタッピング音が迫る!
お父さん、お父さん! 魔女の指が頬を撫でまわしてくるよ!!
ぐうぅまだ負けてない、意地があんだよ男の子にはッッぉほぉ……耳の中に指をォ……まだだ、まだ眠るわけにはぁああ^～吐息やば……脳みそ溶かされるぅ^～……
あっあっ、頭ナデナデやさしい……甘やかし言葉の心地よさで、い、意識が……


───これは敗北なのでしょうか、いや違う。
何度屈服しても、また聞き直せばいいだけのこと。
仮初の安寧をはねのけ、トラック5にたどり着く日まで俺はリピートを止めない。
簡単に心を折られてたまるかよぉお゛お゛っ!? 光沢の凄まじいすべすべタイツ……人気投票、踏まれたい部門2位のおみ足だ……。肉の輪ができるほど太ももムッチムチだよぉ……。
ASMRを供給し続けるYostar様の靴共々、丁寧に舐めしゃぶらせて頂きます。

普段ゆーちゃんを抱きかかえて隠ぺいしているロリ巨乳全開パッケージ絵、なんて破壊力なんだ……。
こんな無知ムチ無垢な妹っ子が色々なお仕事を頑張ってくれる健全ASMR音声、素晴らしい「入眠力」と「相互甘やかし」をお持ちでした。

ロイヤルの大浴場を貸し切っての炭酸泡マッサージは、ユニコーンの舌足らずな甘い声音と泡パチパチの親和性が高く、聞いてるだけで全身ふにゃふにゃになってしまいます。なお20:36からとんでもないお誘いが飛んでくるので心して聞いてください。「嬉しいほうの恥ずかしい」、あまりにも強力な無垢ムク言葉……。

耳かきを頑張ってお兄ちゃんを甘やかそうとするユニコーンをお返しでナデナデする無限甘やかしループでニヤニヤが止まりません。
これまでの着せ替え衣装エピソードを活かした会話もあり、5年の歳月で築き上げた兄妹の絆をひしひしと感じました。
イラストリアス級姉妹との交流が節々の会話から伺えるのもナイスです。

ユニコーン、ひざ枕のままじっと見つめてるからな……うおでっか……お日様の匂いがするお布団で添い寝もしようね……スウゥゥ～～～……お兄ちゃんの腕を抱き枕にしていいからな……おっおっ柔らか

「しょうがないですね」で何だかんだ面倒を見てくれる人の良さと暴力的な肉付きの太もも……ゲームを始めたての先生の心を奪い続けるユウカが遂に登場。
DLsiteのいかがわしい購入履歴がユウカにバレてしまう、とネタで言っていたのが急に現実味を帯びてきました。必要経費なので許してください。

内容ですが、たっぷり28分もある作業通話パートは、気持ちいいぐらい早いタイピング音に挟まる筆記音、ユウカのひとり言がまさに「一緒に作業してるリアリティ」を演出してて非常に良き。
やる気スイッチの入らない先生のためにわざわざシャーレへ出向いて世話を焼く様はまさに「通い妻」ですね……特にコーヒーのくだりはそれが顕著でニヤニヤが止まりませんでした。
健全なマッサージにありがちな、セリフの一部だけ切り取ると何かやらしく聞こえる点も完備。最後はユウカにお疲れ様……と優しく声を掛けたくなる作品でした。

これから作業のやる気が起きない時はユウカを耳から摂取することをルーティンに組み込みます。ありがとうYostar。

なお今回の尖り性癖ポイントは、「美少女の喉を鳴らす音」です。
更にボーナストラックのシチュはまさかの……うお柔らかっ……太っ……感謝……

アフタヌーンシロップ……あぁ、なんて甘味な響きだろう。
最初にタイトルを見たとき、思わず拍手をして唸りました。
ダンケルクが選ばれた時点で甘やかしお姉ちゃんモノを期待していたのですが、これ以上ピッタリなものはないと断言するぐらい凄い。
お菓子作りが得意という要素と掛け合わせた、上品さ、優雅さ、加えてほんのり官能的な雰囲気を醸し出すワードセンスには嫉妬すら覚えます。

この時点で期待値はうなぎ登りだったのですが、上がったハードルを易々と飛び越えてしまうほど内容も素晴らしいものでした。
ダンケルクの甘やかしは、無理をし過ぎてしまう”あなた”を「受容」し、頑張ったことを「肯定」して、「許し」と「癒し」を与えてくれます。
気を張り詰めて、中々素直に甘えられない指揮官の心をほぐして労わってくれる。
それでいてダンケルクの方も、指揮官を甘やかすことで自分も満たされている。
一方的に依存させるのではなく、恋人同士の対等なイチャラブ感を堪能できる甘やかしは芸術の一言。

トラック2を例に挙げれば、仕事に没頭して空腹すら忘れていた指揮官が、さざ波の音に身を委ねながら、ダンケルクの柔らかい膝の上で眠る──「許し」と「癒し」に満ちた情景が頭に思い浮かぶ、素敵なシーンだと思います。

ゲームのセリフだけでは見えてこなかった、お菓子作りの趣味に込められたダンケルクの願いであったり、ふたりきりのデートに心が浮き立って積極的なアプローチをしてしまったりと、「面倒見の良いみんなのお姉ちゃん」として描かれたびそくアニメとは異なる、「ひとりの女性としてのダンケルク」がたくさん見れて、非常に満足できました。
むちむちお姉ちゃんのラブラブ甘やかしという、蕩けるほど甘いシロップを浴びるほど摂取したい諸兄は迷わず購入です。

体験版の先制ジャブ「同じシャンプーの匂い」で悶絶の余り足の小指を打った者です。そんなに匂いへの言及があるか気になるなら教えてあげるね、と言わんばかりの情報開示、助かります。Yostar見てるな?

パケ絵を見て動揺はさらに大きくなりました。柔らかそうなお腹の”ぷにっ”、お風呂上りとお酒で火照った身体からむわっ……とフェロモンを解き放つようなジャケット脱ぎ、うおっ太もも……ノースリーブですべすべの両脇も備えているとは。ほんのり赤くなった頬に泣きほくろ、芸術です。

さて本編はというと、冒頭から「あんたバカァ?」をかましつつ、オイゲンをはじめとした妹たちのサポートもあり、流れるように温泉旅行へ。
今回も密着吐息が多めで、普段くっ付いたりするイメージのないヒッパーがやっているため威力絶大。電車の中ではバカドジアホマヌケと罵倒4連撃を挟みつつ、妹に仕込まれたイチャイチャをキレながら実行する可愛らしさよ……不意のボディタッチはご愛敬。

公式でそこまでやってええんか!? と驚嘆した混浴は、ヒッパーの根っこの優しさと世話焼きっぷりを堪能しつつ、混浴のお約束ともいえる”見、見えッ……”、まで完備。もう彼女じゃん。

多くの指揮官の脳を焼いた酔っ払いイチャイチャは終始フルスロットル～!!酒癖で妹と絡めながらキャラを掘り下げつつ、プチ嫉妬にまでつなげるのは「それそれそれが欲しかったんですよぉ!!」とヘドバンが止まりませんでした。

総じて古き良きツンデレ芸とヒッパーの面倒見の良さ、両方をたらふく味わえる作品でした。こういうキャラ解析度が深まるのをお出しされると一気に好きになっちゃう……。
ついでに指揮官の勤務形態とか、文化への精通具合とか、何気に気になってた部分も描写されてました。あとこやつは絶対「ヒッパーの胸、俺は好きだけどな」って言ってる。俺は聞こえた。

「嗚呼艦船少女耳元囁添寝、寝床染濃蜜良匂嗅嗅嗅嗅希望」

五感を刺激する新規KAN-SENが実装されるたび、あぁASMRが欲しいとお祈り続けた甲斐がありました。
4月2日の告知時点で「えっ、綾波を至近距離で摂取していいのか!?」と”匂い”に思いを馳せていたので、即すぐに購入をポチって脳に栄養を行き届かせました。たまらねぇぜ。

話としては人気投票SPストーリー『綾波、お家デートです』を踏襲しつつ、可愛いオノマトペと熱のこもった吐息を楽しむものとなってます。
パケ絵は普段の格好ですが、開始早々”やや波Tシャツ”スタイルに生着替え(!?)するので、アニメびそく3話をイメージすると没入しやすくなるでしょう。

シチュエーションにもある通り、全編通して密着イチャイチャがこれでもかと詰まってます。Track 03はド直球でヤバイですね……”恋愛ゲームで心情をよく理解できなかったシーンの実演”、という体で綾波がめっちゃ甘えてきます。耳元でスキスキ連呼、ガチです。あまりの火力にベッドから転げ落ちました。

小ネタとパロディも随所に散りばめられていて、ニヤリとする場面が多かったですね。さすが公式シナリオ……きちんとゲームの延長線上にあるイチャラブだったので、今後の作品にも期待が持てます。

今回もあるかな、無いかな……とソワソワした頃に”匂い”に対する言及をきっちり押さえてくるYostarの格式と伝統、無限に信頼できる。
綾波のベッドでスゥ～～～～～～と息を深く吸い込みながら、シリーズが末永く続くよう願っています。

ノノミちゃんを一目見た時から「あっ負けちゃう……」と敗北欲求を掻き立てられていたので、今回のASMRで見事ヘコリワンになりました。

おっとり垂れ目のお嬢様なのに、がっしりストレート骨格で腕力が強い。
これだけでも性癖直撃なのに、くびれた細い腰つきにぱつんぱつんのデカパイ……
クリーム色のカーディガンにも、甘々フェロモンがたっぷり染み付いてることでしょう。
そんな令和のスタンダードともいえる属性を備えた彼女の健全甘やかし音声、勝利確定。即、購入に踏み切れました。

内容としてはメモリアルロビーの続編で、ノノミちゃんの癒しボイスをたっぷりと堪能できます。声質が囁きと非常に相性が良く、聞いてるだけで力が抜けて眠気が誘われるほど心地よかったです。

ブルアカらしく”汗”を意識させるパートがあったり、耳ふぅ～のブレスが鼓膜に優しかったり、随所におおっ!と感心するポイントがありました。
ボーナストラックも良い意味で予想と異なるアプローチだったので大満足。

本編60分、ボーナストラック15分という大ボリュームで、かつ公式がお出ししてる物にも関わらず、相場よりも安い価格なのも驚き。
これほどのクオリティでお出しして頂けるとは夢にも思わなかったです。
この調子で新作が出ることを願ってYostarの靴舐めます。

“あとでちゃんと構ってあげます”

お清楚あふれるタレ目で優しく微笑まれたあの時、私は仰向けのままお腹を見せ、「くぅ～ん」と鳴くことしかできませんでした。
キヴォトス晄輪大祭のPV、ペンをあごに当てながら柔和な笑みを浮かべる彼女を見て、生物としての本能が「あっこの子絶対やばい」と告げた瞬間にはもう負けていたのです。

ご褒美をぶら下げては焦らしていく、ソフトなイジワルはお手の物。
一挙手一投足を細やかに観察して「記録」するだけでなく、セミナー書記に相応しい抜群の記憶力も備えていますから、こちらの弱点はすべて見透かされてるといっていいでしょう。
余裕に満ちた態度を崩すことなくからかい、手のひらの上で転がし、弄んでくる。
これほどまでに敗北欲求を掻き立てる深い沼でありながら、その奥底には更に別の沼ッ。ポエミーな刹那的感傷にひとたびでも触れてしまったら、もう二度と戻ってくることはできないでしょう。
この度の「もう帰ってこなくていいよ」と言わんばかりの公式供給により、生塩ノアの沼に永住することが確定的になりました。ありがとうYostar……

トラック3でいきなりぐっしょり濡れたノアの蒸れタイツという性癖爆弾を落とされ動揺を隠せませんでしたが、ここは一緒に作業パート。過去作にあった雨音や小気味よい作業タイピング音の合わせ技なども披露しています。筆記音やページをめくる音、途中で鼻歌を歌いながらコーヒーを沸かすノアなど、実在性を突き詰めてますね～

お仕事を終えたご褒美を貰えるトラック4、またしても頂きましたノアの”えっち”。代名詞か?
甘々なイタズラ、素晴らしい吐息をありがとうございます達しました。

〆のトラック5ですが、なんと「カウントダウン」があります。
しっかり健康管理されてニッコリ。
ボーナストラックは過労死しがちな先生たち御用達、ノアの看病作業音でじっくりイケます。
うぅ、明日からまた頑張るところ記録して……

アールグレイの作品はほんのり地続きだったり、完全に別世界線のお話だったりと分かれる傾向がありますが、今作は

”これは、美鈴と恋仲になった「あなた」と彼女が、お互いの気持ちを確かめあう物語。"

と作品説明にある通り、がっつり前作告白ディスクの後日談でした。
トラック1の「久しぶりに会えた」というセリフが、門番の仕事のお休みなさそうだもんなぁという作中世界観と、リアルタイムで1年空いたことの両方に重なって聞こえましたね(個人的感想)

お茶目でカラッとした感情豊かな美鈴らしさはそのままに、意識してべったり甘々してくる恋人お姉ちゃん要素も強まってます。
この手のカップルではお馴染み「種族の違いによる寿命の差」についても仄めかす程度に触れていて、今ある時間を全力でイチャイチャする!! という情熱的な一面もたっぷり含まれていて良かったです。

恋人のやることが「キス」と「肉体言語(武術)」のふたつしか発想がない恋愛初心者すき。たまに敬語抜けるときあるのすき。

思い出すのは2013年12月発売、「十六夜咲夜のDOKIDOKIディスク」でのOMAKEパート。
そこで初めて美鈴に声が付き、あーいつか彼女のメイン作品が出るんだろうなぁと期待に胸を膨らませました。
時は流れ、平成から令和へと元号も変わり、もう無理かな……と半ば諦めていた頃だったので、本当に嬉しいです。

作品の雰囲気としては旧作の「告白シリーズ」を踏襲していますね。尺が長い分、関係の進展具合をより楽しむことができます。
トラック4はお約束の流れで懐かしくもあり、そこでのイチャつきぶりはマジでニヤニヤ止まりませんでした、ご馳走様です。
また、ファイルーズあいさんの活発で力強いお声も実にマッチしていて、今だからこそのキャスティングだなぁと満足です。

「明るくてボディタッチの多い、ちょっと抜けたところのあるおねーちゃん」味のある美鈴を堪能できる一作、おすすめです。

元々Youtubeで活動されているVtuberの方が進出してくると、「なんだネームバリューに物を言わせて……」というやっかみが湧いてくるのは避けられません。しかしこの作品は、純粋なクオリティの高さでそれらの不満を殴り返せるほどの出来栄えでした。
一本通ったストーリーだけでなく、シチュエーション別に様々な「音」を聞かせてくれます。Vtuberであるにもかかわらず、本人のキャラクター性ではなくASMRの「音」で勝負をかけてきたのですから、相当な自信でしょう。
加えて収録時間に対する驚きの低価格……この作品を聞き返すだけで何か月も癒されてます。
製作者が本当に好きで作品を作っている熱意が伝わって来て、非常に好感が持てました。もし次回作があれば期待してお待ちしております。

まずキャラクターの読み込み具合が素晴らしいですね。
タシュケントのぶっきらぼうだけど良い子な感じのニュアンスがばっちりなので、声の違いは全く気にならないレベルです。
母港セリフからのネタの切り取り方も上手で、丸っこいポンポン触りながらイチャつくのはまさに「欲しかった!」やつで唸りました。
「あっそ」の言い方ひとつにその時の感情が表れてるのも好きです。

青髪クール風紀委員という属性でありながら、甘やかし大好きなお姉さん属性も兼ねているワガママスペックヒロイン。
当人曰く「アメとムチの上手い風紀委員」とのことですが、励まし方も慈しみに満ちており、さらに聞き手を「少年」呼びする役満っぷり。
青木瑠璃子さんが見事な演技力でこの過剰搭載されたヒロインを表現なさっています。何度もリピートしてしまうぐらい満足度が高いです。

ウリのゼリーマッサージも決して単調ではなく、ナタデココのようなコリコリした質感のゼリー、アメーバのような粘質感をもったゼリーなど、音で楽しんで癒される差分に満ちていました。

コロナウイルスの猛威が止まず、何かと家に引きこもらざるを得ない閉塞感を解いていくような音声作品です。

制作陣が大事にしている「触覚」へのこだわりはトラック1から発揮されており、抹茶を点てる泡立ちの音、煎餅の割れる音、軽やかな下駄の音、などと細かい生活音にもこだわりが感じられ、情景がありありと浮かんできます。

マタタビの湯気が立ち込める露天風呂、聞き手それぞれが幻想的な景観を思い浮かべ、目を閉じて心地よさに酔いしれる……想像を掻き立てる素材が十二分に揃っている作品です。

また、アメリカンショートヘアーといえば活発で物怖じしない元気っ子というイメージが強かったのですが、今作はパケ絵の通り、流麗で引き締まるような和装美人だったのがちょっと面白いなと思いました。
トラック5で聞ける沢城みゆきさんボイスの「猫とねこじゃらしの童歌」は必聴です。
透明で芯のある調べが美しい……

「ふつうのお姉さん」を自称するノースカロライナの耳かき二次創作ですね。
金髪ロングにタイトスカート、マーシャルアーツを得意とする時点で十分個性はあるのですが、なにせアズー〇レーンは「肉盛」という言葉が相応しいほど、恵まれたスタイルにエッチな衣装を複数所持する猛者が多く……

そんな彼女の個性獲得運動として特に強調されてる「バニーガール」を前面に押し出しているのがいいな～と思いました。
この子、軍服の下は常にバニーガール衣装なんですよね。つまり一肌脱ぐだけでフォームチェンジできるわけで。

タイツにおててすりすりはもちろんのこと、オトマトペのパートでウサギの鳴き真似は素晴らしい発想でした。可愛すぎるし癒される……
また、最初のトラックへとループする構成になっているので、ヘビロテに丁度いいのも良きです。作業のお供として重宝してます。

距離感が近いお姉さんにゆる甘で癒してもらえる作品。
紹介文にある通り、鈴虫の鳴き声や畳を擦る音が実に自然体で、田舎暮らしの身としてはすごく身近に感じ取ることができました。
最初のドライヤー音もつむじの辺りをふわりと撫でる風の感触が心地良くて好きです。
こちらの頑張りを全肯定して優しく抱きしめてくれるお姉さんのキャラも最高でした。

耳かきを部活動として行ってる作品ということで、参考資料がてら購入。

有名声優が起用されており、ファンならそれだけでもアドが取れますが、そこを抜きにしても眠気を誘われる癒し効果の高い作品でした。


特に耳かきの仕上げに奥をカリカリと掃除されるのが堪らなく気持ちいいです。時折囁くように声が近づいてくるのもGOOD

強いて言えば吐息の回数がもっと欲しかったですが、クオリティが良かったので続編が出れば引き続き追ってみたいと思います。

なお、2作品はストーリーが地続きになっていますが、片方だけ購入しても問題ありません。
清楚でおっとりした優しいお姉さんボイスが好みの方は立花理香さんを、独特の高音域ロリボイスで溶かされる癒しをお望みの方は長縄まりあさんをチョイスすると幸せになれます。
恐らく聴き終わる頃には両方欲しくなってるでしょうけどね笑