Elenco recensioni di spec

菅沼千紗さんの初バイノーラル・初音声作品でしょうか。
距離感バグってる後輩シリーズは毎回「えっこれそういうやつ……?」ってなるくらい距離感近いんですが、新作が菅沼千紗さんと聞いて狂喜乱舞。

初手ハグで始まる時点でもうバグってるしだいたい常時耳元で囁いてくれます。最高。
コシコシ系のオノマトペもほとんどのトラックで囁いてくれます。最高。
内容はもちろんイラストやキャラデザも可愛いし、ちょっとえっな雰囲気も最高で聴き終わるのがもったいなくなりました。
お風呂で逆に洗う展開やトラック6で煽られるところはもっともっと掘り下げて聴きたかったです。
お風呂シーンについてはこちらのサークルさんの作品に共通した特徴ですが、かなりユニークな反響音が気になりました。

難しいとは思いつつもそれでも続編を切望してしまう、今年一番買ってよかった全年齢音声作品でした。

白石晴香さんの声で耳元で「好き」と連呼してもらえる作品です。
おそらく白石晴香さん出演作の中で最も、感情たっぷりに、ありえんくらい連呼してもらえます。
しかもバイノーラル。唯一にして頂点。

アールグレイさんの東方作品のリリースが途絶えてどうしたんだろう?と思ってましたが、無事続くようでなによりです。
相変わらずキャスティングが理解ってるので、見る人が見ればなるほどねってなると思います。
酒飲んでガハハ!な白石さんの演技が聞けて嬉しかったです。

試聴してたらいつの間にか購入していました。仕方なかったと思います。

希水しおさん演じる菅牧典。アールグレイさんの同シリーズでは、その主人である飯綱丸龍を八巻アンナさんが演じています。なるほど良いキャスティングです。

内容は甘々イチャコラ囁きASMRがひたすら続きます。
若干メスガキみのある管狐に甘くドロドロに溶かされると思っておけば大丈夫です。
構えずにひたすらラブラブちゅっちゅを甘受できます。
東方シリーズに詳しくない方でも安心して楽しめるでしょう。
中でも意味深をとっくに通り越してるセリフやこちらを煽るセリフ、はたまた希水しおさんのそこまで!?みたいな絶妙な演技と吐息が、まぁ、ねぇ?という感じで……。
これ大丈夫なの?と思いましたが、無事収録・発売されているということはセーフだったということで。

希水しおさんのファンの方は必聴モノなのではないでしょうか。
早くも次回作が楽しみです。

前作といいますか、同サークルで安済知佳さんが出演されているメイド兼彼女がめちゃくちゃ良かったのでこちらも購入。
メイド兼彼女とは違った方向性で、安済さんの演技や距離感・息遣い、環境音がとにかく自然に馴染んでいて感心しました。
ASMRとして出色の出来です。

なお、メイド兼彼女のようなエッッな空気にはなりませんでした。

まずねづみどし先生のイラストがめちゃくちゃいいですね。見惚れます。

本編はひたっすらイチャコラしてます。終始トップギアでイチャコラ。
前作がよかったと思える人なら今作はより大満足できるのでは。
もちろん前作を聴いていなくてもスルッと入り込めますが、関係性や段階を楽しむという意味では是非前作から聴くことをお勧めします。

分かる人には分かる、これって"そういう事"だよな……となるセリフもあり、アールグレイさんの安定したクオリティを感じました。
和久井優さんは某財布を忘れるキャラの印象が強いのですが、こういうのもいけるんですね。ファンとしては嬉しい限りです。

音声作品では定番ジャンルと言える添い寝店モノですが、JKかつ全年齢というとかなり珍しいように思います。
指名ナンバーワンの真里亞ちゃんが添い寝をしながら取り留めのない話を(ちょいちょいえっちな雰囲気を出しつつ)してくれる……という内容なんですが、
個人的にこういう作風の音声が聴いていて一番眠りやすいんですよね。
柔らかい声でひそひそ喋ってくれるのがとても心地よかったです。

シチュエーションにキスってあるけど、この手の作品ではどうせ一回チュってして終わりでしょ?という先入観というか諦めはいい意味で裏切られました。
「朝までコース」で何があったか気になりすぎるんですが、真里亞ちゃんにいくら課金したら聴かせてもらえるんですか……!

私は東方シリーズにあまり詳しくなく、豊聡耳神子にいたってはまったく知りません。
ただ河瀬茉希さんの声の良さ、作品の雰囲気に惹かれて購入しました。
結果としては大正解で、知らんキャラだし何言ってるのかわからん……なんてこともなく大満足でした。
元のキャラを知らなくても「そういうものなんだな～」くらいのノリでふわっと入り込めるのがいいですね。

ダブルミーニングというか、解釈次第では「そういう意味」に聞こえるアレも最高でした。
いい機会なので豊聡耳神子について調べてみたいと思います。

CVが結名美月さんということで秒で購入。
キスとか耳はむ的なアレとか、他では聞けないような要素がドキドキですね。
左右に密着した時の近接感が一般的な音声作品よりも際立っているように感じました。
何故かは分からないんですが、"ガッツリ密着"してる感があります。

こちらのサークルさんの特徴のひとつである、ちょっとエッッッな展開もしっかり入っています。
中でも「過去に主人公(聞き手)がみーみちゃんにやらせたこと」がみーみちゃんの口から語られる部分があるんですが、これが非常に想像を膨らませるもので強烈に刺さりました。
ｱｯ!?結構すごいことさせてんねぇ!?その時の話で一本作れませんかね!?となること必至です。

トラック1の時点で想像を遥かに超えてきて声が出ました。
序盤からぶっ飛ばしてるけど耳ハムはこれで終わりかな……
と思ってたらトラック2以降も全然ハムハムしてくれます。まじか。

トラック3・4はASMR的要素は少なめ、音量差が大きめなので注意。
5・6は羊を数えたり好き好き言いながらハムハム、たまにじゅるじゅる。
そらおとさんと木村千咲さんに感謝したい作品でした。

作品上の繋がりはありませんが、木村千咲さんが出演された「ナイショの関係～茜沢倫奈～」も合わせて聴くとより趣深いかと思います。

本作では愛莉は二人称を使いません。
「君」「あなた」「昴さん」といった呼びかけを一切しないんです。
シナリオを書く上では二人称を使ったほうが圧倒的に楽なはずなのに、敢えてそれをしていません。
愛莉が話しかけている相手は「昴さん」かもしれないし、「あなた自身」かもしれない。
どのように受け取るかは視聴者に委ねられています。

これまでロウきゅーぶ!を見てきた人にとって、愛莉とないしょの特訓をするのは昴であって欲しかったり、自分が昴になってみたかったり、自分と特訓して欲しかったり、様々な思い入れがあると思います。
そういったファンの機微をまとめて受け止めながら、音声作品としても不自然にならないよう丁寧に作られた素晴らしいシナリオでした。

電撃G's magazine編集部も蒼山サグ先生も日高里菜さんもてぃんくる先生も、圧倒的に信頼できるんだよなあ!