こちらのサークルの作品の中でもシリアスさが強い作品でした。
しかし、いままでの作品のようなやさしい雰囲気や少女のかわいらしさはありました。
エレナはあまり人との関わりが多くなく「あなた」との会話もたどたどしいのですがやさしく接してくれます。
「あなた」と接しているうちに自分の事を話てくれたりとしていきます。
今作は歌がテーマで作中何度かエレナが歌を歌う描写があり、やさしい歌声が耳に残りました。
個人的には作品全体の雰囲気や少女の設定もありラストのシーンではうるっと来ました。 エレナが最後に歌っていた歌がお気に入りです。