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02/10/2024
良い意味で日常系4コマのさらにユルい版みたいな感じ
声出して笑うというよりは、聞いているうちに「ん?」となってから時間差で軽く口角があがる感じの内容が多い
「こんな会話がファストフード店や電車内で聞こえてきたら顔あげてちょっとそっちの方見ちゃうかも…」的な
低い声の方のツッコミ役キャラがたまに「わよね」「かしら」みたいな語尾を使うのがかわいい、「わたしはやーよ」もよかった
なにかしら制作者の癖 (ヘキ) を感じる
個人的には律儀に順番で聞くよりシャッフルで流しておくのが楽しいと思う
後半のほうが好みの内容のが多かったかな
Palabras clave que seleccionó el reseñador
01/22/2024
聞き手が子どもの設定の作品は数あれど、心の底からそんな気持ちが味わえたのは初めてです!
ひたすら甘いだけじゃなく、胸を締めるつけるような切なさがあるからいいんですよね
癒しだけでなく、子どもなりに感じていた心細さや歯がゆさみたいな感情がフラッシュバックしてきます
他の方のレビューのとおり確かにドラマ寄りなので、少しでもASMR要素を求める場合は寝息や耳かきが収録された特典がついてるうちに購入するのがおすすめです
Palabras clave que seleccionó el reseñador
11/27/2023
おそろしい。
「これ年齢指定『全年齢』で本当にいいのか」という理性的な疑問も聞いているうちに溶かされていく。
シチュエーションや的確な情景描写もすばらしいけれど、なにより「声の力」が尋常じゃない。
聞いているだけで「敗北」「降参」といったワードが頭をよぎる。
それでいて当たりがキツいわけではなく、むしろ癒しの方へ振れている。
これは心安らかな敗北だ。
声で他人の感情を揺らす声優の真骨頂を、その幸福と幾許かの恐ろしさを、耳元でとくと味わえるまたとない機会だ。
もし買うか悩んでるのなら、さっさと買うのがいいと思う。
自分も「いつか大幅割引があるかも」とか「クーポンが今ないし…」とかの理由で買い控えることはあるけれど、この体験の前では数十円数百円くらい些細な問題だろう。
そう思わせてくれる音声作品が、いったい世にいくつあるというのか?
Palabras clave que seleccionó el reseñador
01/07/2023
レビュー時点で見当たらなかったのでトラック詳細を置いておきます (バグ報告とかじゃないから書いても大丈夫…だよね?)
トラック数は本編4+特典2の計6つ (差分は含めず)。
拡張子はWAVとmp3で、それぞれにSEあり・なしの2バージョンが収録されています。
ただし、特典2「お姉さんの自己紹介」は元からSEがないため、当然SEなしトラックは省略されています。
それぞれのトラックの収録分数は、
tr.1 16:01
tr2 10:41
tr.3 15:42
tr.4 20:23
特典1 (お姉さんとぬいの添い寝) 02:43
特典2 (お姉さんの自己紹介) 02:17
差分を含めない総再生時間は、01:07:47 (1時間7分47秒) です。
誤記・計算ミス等あったらすみません。
作品に関してはすばらしいの一言です。
確かにぬいぐるみは動けませんが、受け身になりがちな音声作品には向いていると思います。
あくまでぬいぐるみのため、当然ながらこもりお姉さんは人目を気にせずふるまうので、こちらがちょっとドキッとするような展開もあります。まあもちろん日常生活の範囲内の些細なものではありますが、それが逆に良いよねという人もいるでしょう。
設定上お姉さんはほとんど独り言を喋っている感じですが、それが妙に癒されるんですよね。
社会人らしい愚痴もありますが、思わず微笑んでしまいたくなるようなことも言っていたりして、ひとり暮らしで寂しい人なんかには特におすすめです。耳元での囁きがけっこうあったのもうれしい。
ぜひぬいぐるみになって存分に抱えられたり添い寝されたり吸われたりしてください。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
12/30/2022
音の歪みやノイズに耐性がある人以外には、もしかしたら聞いていて辛い作品かもしれません。
ただ、まさにそうした耐性がない人のほうがこの作品をより味わえるのではないのでしょうか (無理はしないでほしいですが)。
音の歪みから受け取る恐怖や不安、ノイズの不快さ、その不快さがなぜか甘美さへと転じる瞬間、音の壁が覆い隠すものへのもどかしさ。
そうしたものへの敏感さを極力失わないでいたほうが、この作品の意図にうまーいことハマれるはずです、おそらく。
ようするに、リスナーに幾許かの負担をかけてくる作品ではあります。
が、挑戦的な作品は多かれ少なかれそういうものでしょう。そもそも私たちがふだん無意識にこなしがちな「音を聴く」って、本当は大変な作業なのかもしれない……そんな思考がよぎる作品でもあります。
とはいえ、きっちりエモーショナルな百合音声でもあるので、ただ辛いだけの体験にはならないと思います。
(そのエモーショナルなシナリオが逆にベタに感じられなくもないのですが、攻めたサウンドデザインとのバランスを考えると、これでちょうどなのかもしれません)
またいつかこうした系統の音声作品を作ってくれるのお待ちしております。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
05/10/2018
「落ち込む」と一口にいってもいろいろあって、はっきりとした理由によって気持ちが塞ぎ、卑屈になってしまうときもあります。
そういうときにこの作品を聞くのは、ちょっと間違い。
なぜなら、この作品の肯定や慰めは「根拠も理由もない」から。
「大丈夫って言われても、こっちの事情なんかちっともわからないくせに!」となりかねません。まあ、八つ当たりですが。笑
でも、ぼんやりと喪失感があるような、はっきり原因はわからないけどなんだか妙に寂しくて元気が出ない。
そんな状態のときには、この作品はとても力になってくれると思います。
無条件な肯定が心に効く、適切なタイミングというのが、きっとあると思うので、買って「ちょっと違うな〜」と思っても、しばらくしてまた聞いてみてほしい作品です。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
家にいて音楽も聴きたくない、テレビやラジオをつけているのも嫌、でもなにかしらの音が流れていてほしい…そんなときに聞いています。
(本当はずっと流していたいくらいなのですが、万が一飽きるようなことがあっては悲しいので自制しています(笑))
内容は本当に実のないことばかり。
でもよくよく聴けば、和鳴るせさんの「だれかと日常いっしょに生活してると、こういうことってあるよねー」という部分を的確にすくい出す観察力や、それを演技にフィードバックする力が発揮されているのがわかると思います。
購入してしばらく経つのですが、初めて聞いたときの感動を未だに覚えています。
「(フィクションの中で)他愛のない事柄を自然な感じで話してるだけ(だけってことないんだけど)なのに、こんなに幸せな気持ちになるもんなんだな」と。
たとえ現実でおんなじような会話をしても、いちいち感動したりしないんですけどね。
とにかく、この作品を聞けてよかったなーという気持ちでいっぱいです。おすすめですよ。
Palabras clave que seleccionó el reseñador