Liste der Rezensionen von いぶすき

別作品から購入し、本作もモチロン購入。
かわった形での続編もうれしいですね。むしろ好き。
個人的には添い寝パートはもっと長くてもいいですね。寝つきが悪いものですから。無駄に長くても全然いい。
このシリーズはゆったりとした世界観のほうがむしろ合っているのかもしれません。母性豊かな側面がグイグイ押し出されるようでこの路線はもっとやって欲しい。

何作も重ねてくるからこその味わいというものがあると思う。
一作のなかの完成度とは違う。一作、また一作と積み重ねる時間そのもの。待ち望んだ時間そのものが作品の行間として影響するのではないか。本作で五作目、シリーズとして考えればもっとあるだろう。
こういった音声作品は単発が多いものだ。いい世界観でも続編が出るとは限らない。続くことなく自分の中にずっとあり続ける。これは結構つらい。こういったシリーズとしても、キャラクターとしても発売し続けてくれることに感謝したい。

内容にふれるとやはりキャスト様の声とのシナジーの良さは変わらない安心感がある。耳かきやヘッドマッサージ中、掛け声や語り掛けをするところがすごく良かった。邪魔にならない塩梅が素晴らしい。意味がありすぎると脳が引っ張られるし、ただの単調な語り掛けだと没入感を妨げる。動作の音の後でちゃんと声が入っていたりしたのは好感が持てた。本作も例に漏れず癒し力は疑いようもない。また次回作も期待したい。

何がすごいって全部通しではなかなか聴けないことだ。いつもどこかで寝落ちしてしまう。むずかしい。それぐらい脳に直接響く癒しの声の威力がある。キャラクターの性質もなんだかのんびりな感じでそれも眠気を誘う。収録された音も良い意味で単調さがあり音に集中していると無心になる。横になっていようものならスーーーっと眠りの世界へさようなら。わりと自分は寝つきが悪いのでありがたいです。何作も出してほしい。割と切に。

メタ的に語ると猫キャラってかなりのオーバーアクトが求められるキャラ属性だと思う。語尾やテンションが『猫』を意識できていないと、ファッションや建付けになってしまう。漫画のような視覚的なコンテンツとはちがって演技だけで猫性を表現しなければいけないという実は難しい題材なのかもしれない。
その点でいえばキャスト様の実力がいかんなく発揮されていた。全体的にそこはかとなく猫っぽい。それでいてオーバーな猫っぽさでもない。会話のところどころのテンションのあげ方や興味の移り変わり、そして舌っ足らずの語尾など演技で猫らしさを表現されていたと思う。自然に感じてしまったが流石プロだ…ちがうなあ…と感心することしきりであった。実力によって支えられた癒しの時間だったと感じました。良かったです。

おつりのうた(青)を買ったのならば白を買わねばなるまいということで購入させていただきました。わたしは青のほうが好きですね。しかし、やはりすべてを言語化はできないなと感じました。音楽という形の作者様なりの言葉なのだなと私は解釈しました。絵にしろ、音楽にしろ、物語にしろ…その特有の言葉というものが存在すると思います。記憶や感情を励起するカギとしてあるもの。媒体は違いますがその役割には似たものがあるのかもしれません。作者様の記憶の一端を共有するという形のコンテンツなのかなと勝手に私はそう思いました。

すごい。これはおもしろかった。
サムネイルの時点で勝負ははじまっている、といいますか。
サムネイルの引きがおもしろかったので購入したのですが、中身もずっとおもしろかったです。出オチにはならず作品に集中できます。
キャラ造形も良いですね。属性は多いのですがそれに終始せず起点として機能しています。反応がナチュラルな感じで聴いていておもしろかったです。音声作品ですから外見的ビジュアルに頼りきりにならないでいるあたりが好感をもてました。値段比を考えたらボリュームは相当あります。まさにお値段以上。

従業員とお客さんという距離感がいいです。
ストーリーらしいストーリーがないことが逆に音に集中できると考えるとこのシンプルさは音声作品にとっては王道中の王道なのかなと感じました。
耳をかきながら呼吸音…ぐらいのあっさりした感じは好印象でした。
難を言えば呼吸音に比して耳かきの速度がちょっとはやすぎるかもしれません。もうちょっと速度をおとしてもいいかなと感じました。リアルではあるのですが音としては若干痛そうな速度感があります。呼吸音がせっかくゆったりしているのですからそこにあわせてもいいのかなと。そこらへんは個人差なのでまた難しい塩梅かもしれませんね。いろんな耳かきがきけることを楽しみにしています。

いい作品でした。本当にタイトル通り過ぎて笑ってしまう。
ちゃんと読み手の感情を計算して描いているんだなと感じられます。
表紙の段階からもう伏線になっていてつくりがしっかりしています。
漫画作品としてちゃんとしてると感じました。
最後の展開も、それまでのエピソードや雰囲気から読み手が『幸せになってほしい』という思いを下地につくっているので言ってしまえば蒲田大行進的な展開がゆるされるのも『よかったー』という感情があるからでしょう。
いいバランス感覚を感じました。
読み終わって表紙を見るとまたクスリとする。いいですねー。
面白かったです。

健康的で癒されました。
叡智な展開がないからこそ安心してみれるといえばいいでしょうか。
そういう展開がノイズになってしまうんだなあときづかされました。
いい意味で安心して三人の遊ぶ姿を眺めることができました。
三人の特性を活かしつつ雰囲気よくまとまっています。
最後の川の字でみんなで昼寝もいいですねえ。らしくありつつもほほえましいいいシーンでした。

作業用になにかないかなあとあさっていたところ発見。
どんぐりを拾っているほうも併せて購入。
いい意味でとりとめもなく、物語や深い意味がないからこそ緊張感というものもなくゆるく聴けました。内容も緊張を強いるようなものではないのが要因なのかなと。価格努力のおかげもあるでしょう。ありがたいです。
なんだったらもう少し聞いていたいぐらいですね。
意味があったり、知識になったりそういう会話はこちらの意識を少なからず割いてしまいます。指向性のない会話。隣で聴くような、二人の世界の会話。意味がないということに意味がある。よかったです。